わが家のリビングの片隅に、山ができております。
最初は気がつきませんでしたが、ドンドンその面積を広げ、少しずつ高くなっています。
その山の正体とは??
その山の正体とは??
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子どもの使わなくなったモノがリビングの片隅で山のように高くなっています。
小学校時代に利用したランドセルを始め、絵の具や学習教材。椅子にかけていた座布団も…
コレまでも何度か子どもに打診しました。
私
「使わないなら捨てよう」
子ども
「イヤだ、思い出のモノだから」
私
「思い出なんて言っていたら、どんどん貯まっていく一方でしょうが」
子ども
「だったらお母さんのモノも捨てなよ」
こう言われると私も何も言えません。
私もけっこう思い出のモノはダラダラと持ち続ける方なので。
最近になって、着ていない洋服などから捨てるようにしていますが、まだ捨てられないモノもたくさん所有しており、子どもに対して説得力がまるでありません。
まずは、私のモノをバッサリ捨てない限りは、子どもに思い出の品を捨てさせるのは難しいのですね。
「私から」というところが、リビングの山を崩せない原因になっているのです。
モノの過去と現在と未来
元々モノが捨てられないタイプだった私のマインドまで引き継いでしまった子ども。
まずは、どうしたら思い出のモノを捨てられるようになるのかを教えないといけませんね。
でないと、思い出に執着してモノが捨てられない私のような人になってしまいますから。
最近私の中でようやく納得がいったのが、モノには過去と現在と未来があるということ。
過去のモノは使わないモノ。
現在のモノは現在(1年以内)に使っているモノ。
未来のモノはこれから使う在庫しているモノ。
モノは、使われてこそ価値がありますから、家に置いておくのは、現在のモノだけあるのが理想です。
過去のモノはできるだけ早く処分してしまわないと、家の中に賞味期限切れの腐った食べ物を放置しているようなもので、家が片付かないだけでは無く、気持ちまで腐って行きます。
過去のモノでも何の思い入れもないモノを捨てるのは簡単。
しかし、思い出がくっついているモノを捨てるのは難しい。
例えば、「ランドセル」。
6年間、入学式から卒業式前日まで毎日背負って学校に通っていました。
だから、子どもにとっての「ランドセル」は、小学校時代の自分の分身です。
簡単に捨てられない気持ちもよーく分かります。
ランドセルを子どもにどう手離させるか?
子どもに「ランドセルを捨てる」というのは禁句です。
そこで、子どもにランドセルの処分についてあれこれ提案してみました。
私
「ランドセルを、現在使えるカタチにリメイクして使うというのはどう?」
子ども
「ん…(ちょっと考えて)やっぱりイヤだな」
私
「いつまでも使わないで置いておくと、ぼろぼろになってしまうよ」
子ども
「それもイヤだな」
私
「リメイクがイヤなら、誰か使いたいと言う人にあげるというのも手だよ」
子ども
「ん…欲しい人いるの?」
私
「ランドセルが欲しいけど変えない人もたくさんいるんだよ」
子ども
「そうなんだ…」
私
「メルカリで売ってみるというのはどう?」
子ども
「買う人いないよ」
どれも子どもにとって納得のいく方法はなく、ランドセルとはしばらく同居し続けなければならないようです。
リビングの山を片付けるまでしばらく時間がかかりそう…