「29万8000円(税抜)」
先日、梅田のヨドバシカメラで、MacBookを触ってみたところあまりの快適さに欲しくなってしまいました。
そのMacBookのお値段が、冒頭の価格でございました。
それでも、MacBookのある生活を勝手に妄想し始めていましたから、ローンでも組んで本気で手に入れようと思ったのです。
私がMacBookを手に入れる目的は、、、
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生活を快適に便利にするため。
これだけです。
現在使用しているのはWindows。
これまで長年Windowsの安いパソコンを使用してきたので、MacBookを使うことで生活の質が今よりもバージョンアップするのではないか?と考えていました。
そんな私に、私の理性がブレーキをかけました。
私の理性
「去年、iPadPro買ったよね?確か10万円くらいしたはず・・・」
「また買うの?」
そうなんです、デカいiPadProが欲しくて13インチほどのものを購入しました。ローンで。
ローンの支払いが終わったばかりなのに、今度はMacBookを買おうとしている。
更に、去年買ったiPadProはデカすぎるから持ち運びに便利な小さいサイズのものまで欲しくなっています。
お金がないから自制していますが、お金持っていたら完全にApple信者になっているところでした。
MacBookもiPadも数年経ったら買い換えが必要になるから、結局のところ消耗品に過ぎないのです。
便利さや快適さを追い求めると、バカ高い消耗品にお金を投じる生活が待っています。
これからの時代、テクノロジーはどんどん進化。
IoT、AI、ブロックチェーン、自動運転など新しい技術が生活を便利にしてくれるようになります。
宇宙旅行も気楽にできるようになるかも知れません。
数年先は、今の時代が「大昔」と感じられるほど便利な世の中になっているでしょう。
ただ、こういう便利さを享受するためには莫大なお金がかかります。
お金なんていくらあっても足りません。
便利さを享受するために、生活を犠牲にして働かなくてはいけません。
そして、金持ちと貧乏人の格差は恐ろしいほど開いていくでしょう。
私の理性は更に考えました。
私の理性
「便利さや快適さのために、お金を稼ごうと頑張ったところで、豊かさや幸せは手に入るのか?」
私は、便利さを享受するために生まれてきたわけではないし、莫大なお金を稼ぐために自分の生活を犠牲にして働きたくはありません。
しかも、便利さとか快適さにはゴールはないから、「もっともっと」と際限なく求めてしまうのも悲しいところ。
シンプルに暮らすとは、通り過ぎる流行もの、楽に見える便利さ、快適さ、天国と地獄に見える持っている世界と持たざる世界、そういう錯覚から一線を引くことから始まるのではないか?
という考えに至っていました。
そして思ったのです。
新しいMacBookやiPadが手に入らなくても、生活を豊かにすることはできる。
生活の豊かさを手にいれたかったら、目に見えないものを楽しむ人生のスキルを手に入れることが大事。
人生のスキルアップこそが、シンプルな暮らしに通じる唯一の道ではないでか?
シンプルな生活とは、目に見えない豊かさを自由自在に操るスキルのことなのではないか。
そんな考えを巡らせて、シンプルライフを目指して精進していこう!
と、思った次第。
MacBookと新しいiPadの購入は、諦めました。