シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

親への暴言、暴力は精神的に弱さから。開き直る子ども

「あれ?何でこんなに早いの?」

午後3時過ぎ、子どもが部活から帰ってきました。

朝、「部活が終わったら友達と約束しているから帰りは夕方になる」と言って出ていったのに。

【スポンサードリンク】

 

子どもは「部活が長引いたから、待ち合わせ時間に間に合わないから帰ってきた」と言って、コクリコクリとリビングで寝てしまいました。

それから30分ほどして友達から電話がかかってきて、「ゴメン、これから出る」なんて調子よく答えた後、準備もせずにボーッとしています。

「約束したんでしょう?」
「早く出たら?」

と言っても準備する様子がありません。

「せっかく友達が電話してきてくれたのに」と言ったら、子どもは言いました。

「うちのことなんて、みんなどうでも良いと思っているから」

私は呆れました。
「はぁ? どうでも良いと思っているんだったらわざわざ電話してくる?」

子どもは反論しました。

「どうせうちは嫌われているから」

私は何でそんな風に考えるのか問い詰めました。

すると子どもは、半分泣きそうになって答えました。

「小6の時に、リス子にいじめられたトラウマがあるから」

うちの子は、小学校6年生の時にクラスメートの女の子からいじめを受けて、それ以来、友達に対して屈折した気持ちを抱えています。

しかし、さすがに「トラウマ」とか「リス子のせい」にばかりにして新しい友達との関係から逃げているようでは気の毒です。

「あのさ、いつまでリス子のせいだと言っているの?自分の面倒なことやイヤなことがあると全部、リス子とかお父さん、お母さんに責任をなすりつけて『自分は悪くない』って考えているけど、それを続けても苦しいままだよ」

と言いましたが、子どもは「どうせ」「でも」「だって」と言い訳を山ほど並べていました。

子どもは、全部を他人のせいにすることで、「自分は正しい」と自分の殻に閉じ籠り、自分で自分を苦しめているのです。

それじゃあ、ストレスもたまります。

「その考え方を変えない限り、苦しいだけだよ」

とアドバイスしましたが、「苦しくても別に困らないから」「私は悪くないから」と言って開き直ってしまいました。

小学校の頃の友達が登校拒否

うちの子が小学校の時に仲の良かった子たち、数人ほどいるのですが、その子たち全部が中学に入って登校拒否をしています。

そのため、「何で学校に行かなくちゃいけないの?」

と言うこともあります。

「大人は働く義務があるように、中学生までは学校に行く義務があるから」
「もし、学校に行きたくないなら、将来設計を立てて、『こういう理由で学校に行っている場合じゃないから行きません』と自分の考えを親が納得するように言いなさい」

と、答えています。

イヤなことから逃げ回り、「学校に行く」ことまで逃げて、精神的に成長する大事な時期を過ごすことになってしまったらどうなるのか?と思うのです。

親に対する暴言、暴力、悪態は全部、自分自身の弱さからきています。

自分で責任の取れる精神的な強さを身につけていかないと、これからの長い人生、ムダな苦労ばかりを抱えてしまうのではないか?とおせっかいや心配をしてしまうのです。

 

結局、お友達の家には主人が車て送って行きました。