部屋の片づけができない状態でつい最近まで生きてきました。片づけられないのは、ズボラな性格のせいだと思っていましたし、もしかしたらADHDなどの病気かもしれないと思っていました。
しかし、何のことはない。片づけの理屈が分かったら、どんな状況でも片づけができるようになったのです。
片づけられないのは、片づけのやり方が分からなかっただけだったのです。
簡単な片づけの順番についてご紹介します。
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簡単な片づけの片づけの順番とは?
部屋の片づけは次のようにやると簡単にできます。
- ステップ1.片づけたい場所のモノを4つのカテゴリーの分ける
- ステップ2.壊れているモノの処分を考える
- ステップ3.使っているモノをグループ分けする
- ステップ4.在庫品をすぐに使いやすいように保管する
- ステップ5.1年以上使っていないモノを見直す
それぞれ詳しくご紹介します。
ステップ1.片づけたい場所のモノを4つのカテゴリーの分ける
片づけたい場所にあるモノを、「使っているモノ」「複数あるモノ」「1年以上使っていないモノ」「壊れているモノ」の4つに分けます。
床に、十字架のようにガムテープを貼り、下記のように4つの領域に分けると分かりやすいです。
散らかっているものをそれぞれの場所に、どんどん置いていきます。
ステップ2.壊れているモノの処分を考える
壊れているモノは、修理に出して残すか、捨てるかを決めます。
修理に出すモノは、修理ボックスなどに入れておきます。捨てるモノは処分します。
ステップ3.使っているモノをグループ分けする
使っているモノは、その場所の使用目的に合わせて、グループ分けします。
敢えて言いうなら、片づけの順番の中で、ここが一番、難易度が高いかもしれません。
例えば、リビングならば、「薬」、「文房具」、「書類」、「毎日使うモノ」などとザックリとグループ分けして、それぞれの項目を3~5位でグループ分けしていきます。
例)
「薬」 塗り薬、飲み薬、絆創膏・包帯
「文房具」
「書類」 学校、塾、自治体
「毎日使うモノ」 リモコン、テッシュ
それぞれグルーピングして、収納に適したボックスなどを利用して収納します。
最終的にはラベリングして、使ったらその場所に戻すようにします。
ステップ4.在庫品をすぐに使いやすいように保管する
使用しているモノの中で、複数あるようなものは、在庫品としてストックしておきます。
例えば、ハサミやペンはいくつも出てきたりしますが、何個もあると返ってまたなくしてしまいますから、在庫品としてしまっておきます。
ステップ5.1年以上使っていないモノを見直す
1年以上使っていないモノは、愛着や執着があるかもしれないものです。ここに置いたモノは、心と非常に関係がありますので、「なぜ持っているのか?」「なぜ捨てられないのか?」を見つめて、処分するかしないかの判断をします。
一番時間のかかるステップなので、箱に入れて、少しずつ見直しても良いかもしれません。
片づけて一番難しいのは、定位置を決めること
片づけで大事なのは、片づけた後に、その状態を維持しながら快適な暮らしを送ることです。
そのカギになるのが、モノの定位置決め、指定席を決めること。片づけてもすぐに散らかるようであれば、その定位置、指定席が、暮らしにあっていないせいかもしれません。
出し入れにストレスがかかってしまっているようなら、その定位置、指定席を見直して、より快適な暮らしに近づけていくこと。
一番楽なのは、少ないモノで暮らすことなのですが、いきなりそこを目指すのはよほどの決心と勢いが必要になります。
片づけは、性格や病気のせいではありません。片づけの順番や理屈を知っておけば、誰でも片づけができるようになります。