高校に入学して子どもの反抗が酷くなりました。
その姿を見て夫は、「お前の責任だ」「小さい頃からの育て方が間違っていた」とか「娘は母親の鏡だ」と言い、子育ての失敗を悔やみ、毎日気持ちがどんよりとして、生きた心地がしませんでした。
ブログを更新すれば、子どもと夫への不満と愚痴ばかりになりそうで、実際にここ最近のブログ記事は、文句ばかり言っていたように思います。
実際私の心も壊れかけていました。
しかし、やっと復活できそうなので、立ち直ったきっかけについてご紹介します。
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子育てと夫への不満から復活できた方法とは?
結論から言います。
リンダアダムス著「自分らしく生きるための人間関係講座」を読んだのがきっかけです。
リンダアダムスさんは、親業訓練を提唱したゴードン博士の奥さんで、親業訓練ともつながっています。
親業訓練については、こちらの記事で紹介しました。⇒
ミニマムな努力で、良好な人間関係や子育てをするために学んでいることとは? - シンプルライフ物語
親業訓練が子どもとの関係を築くトレーニングであるとすれば、人間関係講座は、夫やその他の人たちとの関係を築くトレーニングになります。
その方法をものすごく簡単に言ってしまえば、
- 聞き方(相手の言葉への反応)
- 話し方(相手へのメッセージの伝え方)
を研ぎ澄ませば、どんな人間関係もスムーズに行くというものです。
人付き合いと人間関係に長年苦しんできた私からしてみたら、「え?それだけで良いの?」と思うくらいでした。
私は、人間関係が上手くいかないのは、私の心が偏屈だからだとか、自己肯定感が低いからとか自信が無いからとか、思っていました。
もっと言えば、人格ができていないとか、心が貧しいせいだ、過去のトラウマのせいだなどとも思っていました。
母親だったら母性本能とか慈悲深さとか絶対必要だし、もっと寛大にならなければならないとも思っていまし、母親になれば自分もそのような心になると思っていましたが、そうならなかった自分に愕然としておりました。
しかし、私が思っていたことすべて、ほとんど関係ありませんでした。
「聞き方」と「話し方」を公式通りに行い、研ぎ澄ませて行けば良いだけのことでした。
子育ては、家族関係が基本とは言うものの…
子育ては、母親のやり方一つなんですね。
伸び伸びと才能を発揮する子どもに育つか、能力を発揮できずくすぶったまま大人になってしまう子に育つか。
しかし、ほとんどの母親は、具体的なやり方が分からず、自分の経験から「子どもによかれ」と思ってやってしまうことが多く、結果的に、能力を発揮できない子どもに育ててしまっていた、というケースが私を含め、多数あります。
子育ての結果が分かるのが、12~3年くらい。
子どもが12~13歳くらいになって、「育て方失敗してしまった」と気付くのですね。
うちは、12歳になって、子どもが友だち関係が上手くいかず、中学に入っても、周りの友だちから浮きまくり、だからといって部活も勉強も頑張らず、高校もどこにも行けるようなところがなく、昨年の高校受験では見ている私の方が毎日毎日生きた心地がしませんでした。
どうしたらよいのか分からず、夫に相談しても「お前の育て方が間違っていた」「お前の鏡だ」と言われて。
夫からもモラハラっぽことがたくさんあり、もう本当に気が狂いそうでした。
実際、精神科にも通っていました。
こんな状況で子どもが伸び伸び育つわけもなく、高校に入ったら、今度は親に対する暴言と悪態で。
親業訓練も自分一人ではできないから、先生に相談したりしながら、どうにかこうにかやりきってきた感じですね。
しかし、夫との関係があまり良くなく、子育てのことで何か言われると、心がどんよりと重たくなり、せっかく上手く行き始めた子どもとの関係にも飛び火が行き、ガタガタに崩れていってしまったのです。
家族関係が上手くいっていないと、そのひずみは子どもへ行きます。
夫と私の関係が悪くて、子どもの心が荒んでしまったのです。
夫のとの関係を立て直すには、公式が最強だった!
収入で言えば夫がいなければ、わが家は成り立ちませんから、わが家では夫が圧倒的に上の立場になります。
その立場に対して、私は何も言えませんでした。言ったとしても、反論されてモヤモヤした気持ちを抱えていました。
しかし、「自分らしく生きるための人間関係講座」の公式通りにやってみると、夫との関係が変わりました。
私の気持ちが穏やかになりました。その結果、子どもへも優しく接するようになりました。
それで、口を開けば、不満と文句ばっかりでしたが、そうでもなくなりました。
もし、子育てと夫との関係で悩んでいるならば、ゴートン博士の「親業」とリンダアダムスの「自分らしく生きるための人間関係講座」をおすすめします。
実践していくうちにすごく楽になりますよ。