余った豆、持てまあしていませんか?
豆って手軽に調理できるものでもないですから、ついつい余らしてしまいますよね。
わが家でも、昨年、台所の片づけをした時、使いかけの豆がたくさん出てきました。
干からびかけて水分の失っているものから、ぷりぷりしたものまであり、捨てるには忍びなく、こっそり大豆に混ぜて味噌を仕込んでみました。
昨年(2018年)の6月に仕込んで一度もふたを開けていません。
およそ一年ぶりに蓋を開けてみたところ、、、
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あずきが入った味噌は激うまだった!
一年前、小豆の入った味噌を仕込んでいる様子です。
大豆と黒豆の中に、小豆が入っています。(豆を煮ているところ)
煮えて柔らかくなった小豆の入った豆を潰して、麹と塩と混ぜているところ。
豆と麹と味噌を混ぜて味噌球を作ったところ。大豆だけなら白っぽいのですが、小豆が入っているのでほんのり赤みがかっています。
さて、あれからおよそ一年経過。
蓋を開けてみました。
重石代わりに皿を使っていました。
皿をどけると、ガーゼに包まれた味噌。
ガーゼをはぐと、独特の味噌になって姿を現しました。
小豆独特の赤茶色を帯びています。
皿に盛ると、味噌と言うよりも、「あんこ」のようでした。
レシピは、大豆オンリーのものと同じ。
味噌のレシピ
大豆 2キロ
麹 4キロ
自然塩 0.5~1キログラム
このレシピで、小豆を3割、黒豆を2割、その他半分くらいが大豆でしたが、独特の味噌ができておりました。
小豆の入った味噌汁は最高!
この味噌を使った味噌汁を今食べているのですが、小豆の甘みが味噌に溶け出して、何とも言えない柔らかい味。ほんのりと甘みも残り、何倍でも食べたくなってしまいます。
美味しすぎて、写真を撮るのを忘れていました💦
今食べている味噌がなくなれば、あと10ヶ月くらいは食べられませんので、食べ終わるのが惜しいくらい。
小豆オンリーの味噌は早熟だった!
小豆味噌について調べてみたら、大豆よりも熟成が速いようで、暖かい時期なら仕込んで1ヶ月くらいで食べれるらしいです。*実際に作って一カ月して食べてみましたが、微妙でした…やはり半年くらいは熟成させてた方が良いようです。
今年も小豆味噌、作るしかありませんね。
なので、今年は小豆だけで味噌を作ることに挑戦しようと材料を揃えました。
小豆は豆を水に浸す必要もなく、圧力なべて15分、圧が抜けるまで10分くらい。20分くらいで柔らかくなりますからすぐにできます。
【追記】
小豆味噌を実際に作りました。⇒小豆味噌の味噌汁は、飲む美容液。作り方をご紹介します - シンプルライフ物語
味噌つくりの手順
豆を煮る
豆を煮ている間に、麹と塩を混ぜておく→A
豆が煮えたら潰す
潰した豆を、Aに混ぜる
ソフトボールほどの大きさの玉を作り、保存容器で保管。
数ヶ月待つ。
味噌熟成
味噌作り、実はとても簡単なのです。
もし、台所で、使いかけの豆を持てあまし、小豆が残っていたら、ぜひこの時期、味噌を仕込んでみませんか?
お店ではなかなか買えないレアな味噌が食べられますよ。
ちなみに、「おから」からも味噌ができます。10分くらいで仕込みが完了します。
お試しあれ。