年末に断捨離と大掃除を3日で終わらせるプロジェクト、通称「弾丸ツアー」の2日目が過ぎました。⇒年末の大掃除と断捨離を3日で終わらせるプロジェクトをスタート! - シンプルライフ物語
予定では大掃除に取りかかるはずでしたが、紙類の断捨離が終わりません。
やっかいなことに、ファイリングした紙類の中に、読んでいない本が入っていました。
そこで一気に読んでしまおうと読みだしてしまったら、読み終えるまで3時間ほどかかり、その先の作業ができなくなってしまったのです。
もっと効率の良いやり方はないのか?
「日経アソシエ」より、情報と思考の整理のプロのやり方を参考にすることにしました。
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本の断捨離、情報と思考整理のプロのやり方とは?
「日経アソシエ」2017年4月号の、「思考整理術・情報活用法」には、ジャーナリストの池上彰氏と作家の佐藤優氏の情報整理のやり方が紹介されていました。
池上彰氏は毎日新聞11紙を読み、2万冊以上の蔵書を所有。テレビ出演や大学で教鞭を執るなど、情報を分かりやすく伝えることに定評があります。
一方、作家の佐藤優氏は、月平均300冊の本に目を通し、1ヶ月に90本の原稿を執筆。世界情勢を鋭い視点で分析、俯瞰したコラムな、複雑な政治経経済の話しでも、ぐいぐいと読ませてくれます。
そんな彼らの情報と思考の整理とは?
池上彰氏の本の情報整理のやり方
池上彰氏が本の情報をどのように活用しているのか?具体的な方法は下記の通りです。
1.気になった記述をマークする
2.重要箇所とコメントをA4用紙にメモ
3.読んだ本を手帳に記録
4.本の内容を振り返る
参照元:「日経アソシエ」2017年4月号
佐藤優氏の情報・思考整理のやり方
佐藤優氏の読んだ本の情報整理のやり方は、下記の通りです。
1.重要な箇所に印をつける
2.特に重要だと思った箇所を選び出し、ノートに全て手で書き写す(30分から1時間ほどの制限時間を設ける)
3.ノートに転記した内容に対する自分のコメントを書き添える
参照元:「日経アソシエ」2017年4月号
お二人とも、本を読みながら、重要な部分に線を引き、更にその部分を別のノートなどに転記し、コメントを入れているようです。読んだ本から得られた内容を後で使いやすいように整理していました。
情報収集から情報と思考の整理、アウトプットへ
私はこれまで、興味のある本を手当たり次第に買ってしまっては、読まずに放っておき、また新しい本や雑誌を買う。読んでいない本や雑誌は捨てられないから、どんどん溜まっていくというループにはまり込んでいました。
情報の森の中でさまよっては逃げだし、また別の情報に足を踏み入れては途中で逃げ出しというようなことを繰り返していたように思います。
それは、常に何かよく分からないものに追いかけられているような感覚でした。
次々にやってくる情報を、恐ろしく性能の悪い情報処理機(頭)をフル稼働させ、一生かかっても処理しきれないような情報量に埋もれてもがいていた、とうのがこれまでの私だったのかもしれません。
今回の片づけで、もう無制限に情報を収集するのは卒業しようと固く誓いました。
来年の課題は、「情報思考整理と情報活用」です。
私の情報処理機(頭)が処理できるキャパの情報を上手に使いこなすという方向に転換します。
それでも、実はこの情報収集の産物が入っているふたつの棚は、年末の粗大ゴミ収集の予約をしてあります。
予約日は12月26日。
その日までに処分しなければなりません。
残された時間はあと少し。
掃除している時間などあるのか?
怪しくなってきました。
本日処分したもの。
棚の中の変化の様子
紙類(資料や雑誌)の断捨離の記事はこちらです。⇒断捨離できない紙類(雑誌や資料)は、使いやすい形にして処分。その具体的な方法とは? - シンプルライフ物語