こんまりさんの片づけを一通り終えて、次は断捨離しながら大掃除していくと考えています。
⇒こんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」を実践、「トキメキ」が無くてもできた!レポートのまとめ - シンプルライフ物語
やましたひでこさんの断捨離とこんまり流の片づけは、まったく違うのに巷の情報では、このふたつがごちゃごちゃに紹介されていて驚いています。
まずは、断捨離とこんまりさんの片づけの違いを
更に断捨離しながら大掃除するコツについてご紹介します。
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断捨離とこんまり流の片づけ4つの違い
こんまり流の片づけと断捨離は、大きく違う点が4つあります。
1.「片づけ」の定義
2.ものを捨てる基準
3.片づける方法
4.片づいた後
それぞれの詳細は次の通りです。
1.「片づけ」の定義
こんまりさんとやましたさんでは、「片づけ」の定義が違うということを以前にも記事にしました。
よろしければ、こちらもご参照ください。
⇒断捨離とは何か?驚くべき事実が発覚!こんまりさんvsやましたひでこさんの「片づけ」の定義の違いとは? - シンプルライフ物語
「片づけ」について、
こんまりさんは、
ものを捨てて整理収納するまでを「片づけ」
だと言っています。
やましたさんは、
ものを捨てるところまでを「片づけ」だと定義しています。整理収納は、「片づけ」た後に行うもの
だと言っています。
どこからどこまでを「片づけ」と言っているのか、このお二人では、まったく違いますのよね。
2.ものを捨てる基準
「ものを捨てる基準」もこんまりさんとやましたさんでは違っています。
こんまりさんは、
「トキメキ」という感覚的なものを基準
にしてますが、
やましたさんは
「要・適・快」を「自分軸」と「今」に照らし合わせることを基準
にしています。
やましたさんも直感的な面もありますが、慣れないうちは、哲学的な感じで行っていくことになります。
3.片づける方法
「片づける方法」もこのお二人ではまったく違います。
こんまりさんは、ものをベースにしてい片づけていきます。
具体的には、ものをカテゴリーに分けて
洋服→本→書類→小物→思い出の品
の順番通りに片づけます。
やましたさんは、場所をベースにして片づけます。
大まかに、クローゼットや押し入れ、キッチンなどありますが、まずは、
時間制限を設けて、引き出しなどの小さい場所から片づけて行くことを推奨
しています。
こんまりさんは、「もの」の分類で、やましたさんは「場所」別に片づけていきます。
4.片づいた後
「片づけた後」について、
こんまりさんは、
「トキメクもの」に囲まれて「トキメク」ことに情熱を注いで生きていくという個人的な「トキメキ」を尊重
しています。
一方、やましたさんは、
家の新陳代謝や、「与える」ことに焦点を当てていきますので、家が社会的に循環していくことをイメージ
しています。この点については、後ほどもう少し詳しく書きます。
こんまりさんの片づけを曲がりなりにも一通りやって確かに「トキメク」という地点が少し見えてきたのですが、個人的な満足だけでは物足りないというのが本音です。
そこで、今後は、断捨離を大掃除と同時進行させて進めていきたいと考えています。
断捨離のコツとは?
断捨離は、単にものを捨てるものではありません。
具体的には、次の3つのステップで行っていきます。
1.思考を断捨離する
2.ものを断捨離する
3.収納する
それぞれ詳しく見てきましょう。
1.思考を断捨離する
まず、その場所を片づける前に、片づかない現実を招いた思考を断捨離することから始めます。
それが、
1.現状を認識
2.自己否定をやめる
3.住まいの明確なビジョンを描く
ことです。
参照元:「人生を変える 断捨離
まずは、片づいていない家の現状をしっかりと認識して、片づけられない自分に対する罪の意識を捨て、更に明確な理想の住まいのビジョンを描くことから始めます。
2.ものを断捨離する
ものの断捨離は、次のように進めていきます。
1.モノを出して、俯瞰する
2.「どう見てもゴミ・ガラクタ」を捨てる
3.自分軸と時間軸、関係性を意識して手放す
4.「要・適・快」で選び抜く
5.収納はモノの最適化ができてから
参照元:「人生を変える 断捨離
このやり方は、大きく、3段階あると考えています。
1段階めは、あきらかなゴミやガラクタを捨てる段階
2段階めは、「自分」と「今」、「モノ」との関係性を意識して捨てる
3段階めは、「要・適・快」で選び抜く
この3段階、最初はとても面倒ですが、だんだん鍛えられて直感的に判断できるようになるようです。
3.収納する
その場所のものの取捨選別が終わったら、収納します。
その収納にもルールがあります。
収納のガイドライン
1.3分類の法則
2.7・5・1の法則
3.1out1inの法則
4.ワンタッチの法則
5.自立・自由・自在の法則
参照元:「人生を変える 断捨離
これらの収納のコツは、そのものになったつもりで収納することです。
特に、5の「自立・自由・自在の法則」については、自分自身の生き方にも通じます。
大掃除しながら断捨離する3つのゴールとは?
今回の大掃除は、断捨離の目指す次の3つのゴールを目指すつもりです。
それは、
1.家の新陳代謝
2.間をクリエイトする
3.「出す」ことが「与える」ことにつながる
それぞれご説明します。
1.住まいの新陳代謝
やましたさん曰く、「ココロ・カラダ・住まい」は入れ物状態。ココロとカラダは、住まいの中で暮らしているため、住まいの循環を滞りなく行うことで、ココロとカラダの循環にも通じていくようです。
ココロとカラダが発する不要・不適・不快なものを住まいから手放すことで、3つの全ての循環機能が回復していくのです。
健康的な心身は、健全な住まいからですね。
入ってくるものを厳選し、入ってきたものをフルに活用し、不用になったら捨てる。この習慣が快適な住まいを作り出し、更にカラダもココロも快適になっていくという理屈です。
2.「間」をクリエイトする
「間」とは、時間や空間、手間、人間関係などの「間」です。
やましたさんは断捨離を、「間」の創出とも言っています。
断捨離とは、「間」の創出でもあります。
その積み重ねが、時間の「間」となり、言葉の「間」となり、ふれいあの「間」となり、その時、その場で人間関係に最適な「間」を持たせることになるのです。
人生の達人とは「間」の達人です。そんな「間」の術を、日常生活で楽しみながら手に入れよう、というのが断捨離の提案です。参照元:「人生を変える 断捨離
ということで、住まいの空間を創出することが絶妙な人付き合いとつながるとなれば、今年の締めくくりとして頑張ってみようという気持ちになりますね。
3.「出す」ことが「与える」ことにつながる
断捨離は「出す」美学に通じると考えています。
不要なものをただ単に「出す」のではなく、自分自身のもっているものを消化して、相手に「与える」ことが、断捨離の「出す」美学なようです。
まずは、自分が「ご機嫌」になり、そのご機嫌を他者に与えていく。この循環を起こすことで、人生がうまく回りだすのです。
断捨離と大掃除を同時に進めることで得られるとは?
大掃除と断捨離を行うことで、新しい年には、引っ越しせずに新しい住まいを手に入れるつもりです。
新しい住まいは、今の次元よりもワンランクアップした暮らしができる予定。
実現した後の生活が今からとてもワクワクしています。
わが家は、築20年以上経過した賃貸マンションですが、日本の一等地だと言い切れるくらいエネルギーの高い空間にしていきたいなというのが今の野望です。
これも全てこの2ヶ月くらいの私の努力にかかってくるわけですが、断捨離の本を片手に、頑張って進めていこうと意気込んています。(だったら、図書館で本なんて借りてないで、ちゃんと買えよってとこですが…)
わが家は、この2ヶ月、断捨離の実験台として人柱になります。
経過はこのブログで報告いたしますので、お楽しみに!
*片づけがまだの方、手っ取り早くやりたい方は、こんまりさんの片づけからやるのがおススメです。
こんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」を実践、「トキメキ」が無くてもできた!レポートのまとめ - シンプルライフ物語