ひな人形をしまい、桜の便りも聞こえてくる頃。
啓蟄が過ぎていたと気づきました。これから春分にかけては、本格的な春に向かってぐんぐん季節が進んでいきます。
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ちなみに、啓蟄とは、立春から始まる、二十四節季の三つ目。「大地が温まり、冬眠していた虫が穴から出てくる頃」や「柳の若葉が芽吹きふきのとうの花が咲くころ」を言います。
今年は3月7日でした。
ここ最近、冬物のセーターやコートはほとんど出番がありません。それでも今の時期は、三寒四温ですから、また突然冷え込む時もあるはず。
うかつに冬物をしまうわけにもいきませんね。
わが家の場合、4月くらいまでは、クローゼットの中は、冬物と春物が混在し、ゴールデンウィーク辺りに冬物をクリーニングに出すというのが定着しております。
この季節の変わり目に、今年着なかった洋服や、その他の冬物のグッズなど使わないものは処分する、断捨離にはとてもベストなタイミングだと思っています。
学年が変わるタイミングで断捨離!
それと、3月は学校の年度が替わり、学年がひとつ上に上がる時期ですから、教科書や教材の入れ替えもあります。
うちの子の場合、教科書や教材をよく無くします。
先日もこんなことがありました。
卒業式で学校がお休みになった日、珍しく、「数学を勉強する」と言い出しました。
うちの子は、来月から中三、受験生です。気持が切り替わって自覚が出てきたと見直しました。
しかし、肝心の数学の問題集が見当たらず、「ないない」と探し出し、30分くらい、かばんの中をゴソゴソ漁ったり、机の周りをひっくり返しておりましたが見つからず。結局、その頃には勉強をやる気持も失せてしまい、その日はいつものようにダラダラと過ごしていました。
子どもの気持ちも変化し、せっかく勉強もやる気になってきたのに、環境が変わらなければ、元のダメダメな状態に戻ってしまうのだと痛感。
今年は、大事な時期なので、子どもの勉強机周りを片づけて、環境をガラリと変えないといけませんね。
春休みに突入する前の終業式の時点で、子どもと一緒に断捨離をやらねばと思いました。
この時期に断捨離を決めたもの
今年一度も袖を通さなかったセーター1着
●しまうもの
湯たんぽ&ストーブ
*トラコミュ*
断捨離の参考にしています⇒断捨離でゆとり生活
季節と暮らしの変化は連動している、断捨離のタイミングにぴったり
今さらながら思うのは、季節の変化と暮らしの変化は連動しているということです。
外の変化はどんどん移り変わっていて、それとともに使う道具も着る洋服も変わり、家の中も変化していくのが自然の流れなのに、もう使っていないものを置きっ放しにしているのでは、暮らしにくくてしょうがないですね。
扇風機やクーラーがフル稼働している部屋でストーブがホコリ被っているとか(つい、数年前のわが家)
更に言えば、住んでいる人たちも成長・変化しているのに、その変化に対応しきれず、もう使わないものや使っているもの、使わなくてはいけないものが混在している状態。
これは、知らず知らずのうちに、住んでいる人の成長・変化を邪魔しているのかもしれないと思いました。
よくよく考えれば、この世の中で変わらないものなどひとつもなく、全ては変わり続けていくもの。
周りは、どんどん変わっているのに、変わらないのは自分の気持ちの中だけだと言うこともありました。
それが家の中の手放せないものに現れ、過去に執着している自分自身に気づく。
季節が変わったというのは、鈍感な私でも分かることなので、このタイミングを逃さず断捨離していこうと気持ちを新たにしました。