前回に引き続き、「デジタルミニマリスト」のレビューです。
スマホ・ネット依存をやめる具体的な方法と現在の私のスマホ利用について紹介します。
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スマホの奴隷になるのではなく、スマホを奴隷にするために必要なこととは?
元Googleのエンジニアの証言により、スマホの正体はスロットマシーンであることが暴露されました。
IT企業が自社の利益を追求するあまり、スマホは、ユーザーの時間とお金だけでなく、魂を奪うツールに化しています。
無自覚にスマホを使っていると、スマホの奴隷になってしまう恐れがあると言うことを先日の記事で書きました。その詳細についてはこちらです。よろしかったらご覧下さい。⇒「デジタルミニマリスト」レビュー ホントは恐ろしいスマホの正体とは? - シンプルライフ物語
そこで、スマホの奴隷になるのではなく、スマホを奴隷にするために何が必要なのかについてご紹介します。
スマホ利用の哲学を持つ
主体的にスマホを利用するためには、スマホ利用の哲学が必要になります。
「デジタルミニマリスト」では、スマホ利用の哲学について、最小限の利用で最大限の効果を発揮するために、「デジタルミニマリズム」として次のように紹介されています。
デジタルミニマリズムとは?
自分が重きを置いている事柄にプラスになるか田舎を基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して他のものは惜しまず手放すようなテクノロジーの利用哲学。
つまり、自分自身が人生の中で大事にしていることや目標を最優先させ、その大事なことや目標を達成するために厳選した、少しのアプリを使うだけにして、スマホを利用する時間も自分の最優先するためだけに使い、余計なものは手放します。
デジタルミニマリズムを実行するために必要なこと
言うのは簡単ですが行うのは難しいのが、デジタルミニマリズムです。これを実行するためには、次のことが不可欠になります。
- 自分が人生の中で大事にしていること
- 目標
これらが明確でないと、だらだらスマホからは抜け出せませんし、スマホの奴隷のままです。
しかし、私を含め、人生の中で大事にしていることや自分の目標が明確にある人はほとんどいないのでは、ないでしょうか?
スマホをダラダラと使えば使うほど、自分は人生で何が大事なのかを益々見つけにくくなってしまうという悪循環。
そこで、「デジタルミニマリズム」の本で、推奨されているのがデジタル片付けというプロセスです。
デジタル片付けのプロセスとは?
デジタル片づけとは、スマホと距離を置くために、これまでの利用をリセットするためのプロセスです。
具体的には次のように行います。
ステップ1.30日間のリセット期間を定め、必ずしも必要でないテクノロジーの利用を休止する
ステップ2.この30日間に、楽しくてやりがいのある活動や行動を新しく探したり再発見したりする
ステップ3.休止期間が終わったら、真っ新な状態の生活に休止していたテクノロジーを再購入する。その一つ一つについて自分の生活にどのようなメリットがあるのか、そのメリットを最大化するためにはどのように利用すべきかを検討する
引用元:「デジタルミニマリズム」
このデジタル片づけを行うことで、自分の人生で最優先すべきことをや目標を見つけ、見つけたら、それらをバックアップしてくれるようなテクノロジー(アプリなど)を厳選して使います。
「デジタル片付け」を実際にやってみる
さっそく「デジタル片付け」のステップ1を実行してみました。
まず、どのように使っているのかを見てみるために、スマホの利用を管理するアプリを導入してみました。
すると、1週間で35時間ほどスマホを利用していることが判明しました。
1日平均5時間スマホ漬けという恐ろしい結果です。
更に細かく見ると、ソーシャルに1週間で14時間、1日平均2時間を使い、仕事効率化には、1週間で9時間、1日平均1.3時間、読書などには1週間で6時間、1日平均で1時間足らず。
中でも、ソーシャルの利用に時間を取られているのに愕然としました。
導入したアプリは「スクリーンタイム」というものです。
更に、実際に、何にスマホを使っているのかを振り返ってみると、
- スケジュール管理
- 連絡のやり取り
- 検索
- カメラ
- ソーシャル
- 買い物
- 本を読む
- 買い物をする
- 時間管理
- 目覚まし時計
- 情報管理
- ブログ
など、仕事と日常生活両方に欠かせないツールにばかりになっておりました。
私のスマホのスタート画面です。この勢いで5ページくらいあります。
この中から、生活に必要なツールのみを選ぶというのはすごく難しいですね。
全てを休止してしまったら、私の生活が全く機能しなくなってしまうことも分かりました。
スマホを使う時間を最小限に抑えて、アプリも厳選する。
それよりも、ソーシャル利用をできるだけやめるのが先決かもしれません。