それは、なぜか片づけた後に起きます。
「あれ~どこいっちゃたのかな???」
物の呪いか、それとも、たたりか。
片づけてしまったから、物が怒って隠れてしまったのか?
イヤイヤ、単に、私が、どこにしまったのをか忘れてしまっただけなのですが。
私の場合、片づいていない方が、どこに何があるか、だいたい把握できて使いやすいと言い張っていきました。
しかし、それは大きな間違いだったと懺悔しております。
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どこに何をしまったのか忘れてしまう3つの理由とは?
実は、これまでの片づけのやり方に問題がありました。
その問題は、次の3つです。
- 1.見えない場所に押し込んで隠していた
- 2.収納には、ぎっちり入れていた
- 3.そもそも収納が合っていなかった
それぞれ、もう少し詳しく見ていきましょう。
1.見えない場所に押し込んで隠していた
具体的には、見える場所に散乱している物を、押入やクローゼットなどに見えない場所に押し込み、見える場所をすっきりさせることで片づけた気になっていました。
確かに、片づいているように見えるけれども、見えない場所はごちゃごちゃ。どこに何をしまったのかも忘れています。
これでは物を無くしますし、探し物も増えてしまいますよね。
どうやら、このような見える場所だけ片づけて見えない場所がごちゃごちゃの家は、汚部屋予備軍だそうです。
実際、私も「汚部屋なんて、うちには関係ないわ」なんて思っていました(家の中凄く汚いのに。。。)。収納の扉の向こう側は、汚部屋状態なのに見て見ぬふり。わが家は片づいていると思い込んでいたのです。
「ここ開けちゃダメ!」という開かずの間も一部屋ありました。
2.収納には、ぎっちり入れていた
収納に、ぎっしり物を突っ込んでしまうと、出すのもしまうのも動きに負担がかかります。
そろりそろりと出さないと、周りの物が崩れますし、しまうときもギュウギュウ押し込んでしまわないといけないので、ついつい元あった場所にしまわずに、その辺にぽんと置いてそのまま。
だんだんその収納そのものを使わなくなり、物も散乱して益々どこに何をしまったのか忘れてしまう、そして新しい収納を買い足すという、汚部屋スパイラルに突入。
困ったものです。
3.そもそも収納が合っていなかった
私は以前、リビングとキッチンをつなぐキッチンカウンターの周りがごちゃついて、片づず、収納家具があれば解決すると考えて買ったことがありました。
しかし、その収納家具は奥行きが狭く、実際に収納したい物が入らないため、周りに物が散乱。その収納家具があることで、益々片づかない状態になっておりました。
その時の様子はこちらの記事に書いております。⇒ごちゃごちゃして片づかないキッチンカウンターをスッキリ片づけ る方法!ビフォー&アフターを公開! - シンプルライフ物語
結局、どこに何をしまったかを忘れないためには、物の定位置を決める必要があります。
どこに何をしまったのか忘れてしまうことのない、片づけの手順とは?
物の定位置を決めることは、とても面倒なので後回しになってしまいがちです。
しかし、その面倒と引き替えに
- 物の出し入れが楽になる
- 片づけも楽にできて散らかりにくくなる
など、快適な暮らしを手に入れることができるのです。
具体的に物の定位置を決めるのは、次の手順で行います。
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手順0.その場所を使う目的を考える
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手順1.散乱しているものなどを使用頻度によって分ける
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手順2.不用品は処分する
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手順3.使用頻度が1年に数回程度のものは、天袋などの場所に収納する
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手順4.使用頻度が毎日~
-
手順5.同じ目的に使用するものをグループにして収納する
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手順6.ものの定位置を決める
この方法については、ツールを使って行った様子を記事にしております。⇒【断捨離】物を捨てる基準は、ツールで解決!ゴミと宝を簡単に見分ける方法 - シンプルライフ物語
*トラコミュ*
日頃から「やらなきゃ…片づけなきゃ。」って思い続けている事ありませんか?⇒片付けて プチストレスをなくしていく
「片づけ」は、四段活用する!
「片づけ」については、ある人は、物を捨てる意味で使い、ある人は、物を整理して定位置を決める意味で使い、またある人はものを元に戻す意味で使い、またある人は掃除をする意味で使っています。。
どの人も、正しいのですが、その家の段階で片づけの意味は、4段活用しているのです。
それは、次の図の通りです。
- 第一段階は、捨てること
- 第二段階は、定位置を決めること
- 第三段階は、使ったものを元にもどすこと
- 第四段階は、掃除
です。
一段ずつ登っていくものなので、わが家はどの位置に今あるのか?を見定めて片づけることって大事だなと思います。