家の書類の整理に悪戦苦闘し、やっとリバウンドしないホームファイリングの整理方法を見つけました。
実際に私がやった方法とコツについてご紹介します。
まずは、ビフォーアフターからご覧ください。
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家の書類の整理、ビフォーアフター
家のあっちこっちに散乱した書類を一ヶ所にまとめて整理しました。左下の写真がアフター、それ以外がビフォーになります。
書類整理のアフターをズームアップしてみます。
左上から見た状態です。
こんまりさんは、書類を全部捨てることをすすめていますが、子どもの学校関係の書類や自治体のルール、防災マップ、家電の保証書などは捨てられません。
こういった書類を一ヶ所にまとめて、見出しを付けて整理するだけで、家の中もスッキリしました。
ここから先は、具体的にやった方法についてご紹介します。
家の書類整理の方法とコツとは?
家の書類の整理についての手順は、
- 手順1:家中の書類を1ヶ所に集める
- 手順2:残すものと処分する物を分ける
- 手順3:残すものを分類する
- 手順4:一覧の表にする
- 手順5:ボックスに整理する
手順4までは、こちらの記事でご紹介しております。合わせてご覧ください。⇒こんまり流の片づけで書類整理を失敗。原因から分析して辿り着いた、リバウンドしない整理方法とは? - シンプルライフ物語
今回は、最終手順の手順5です。
手順5についての具体的な手順は次の通りです。
ボックスに書類を整理する手順とコツ
手順4の整理する書類の一覧表を完成させ、手元に準備したうえで、具体的に次のステップで進めます。
- ステップ1.個別フォルダーを用意する
- ステップ2.ボックスを用意する
- ステップ3.ガイドを用意する
- ステップ4.ガイドに大見出し(大分類)名を記載する
- ステップ5.個別フォルダに中見出し(中分類)名を記載する
- ステップ6.小見出し(小分類)名を記載する
- ステップ7.ボックスにガイドを立てる
- ステップ8.小分類したモノを個別フォルダ(中分類)に入れてボックスに入れる
- ステップ9.一覧表を再編集する
それぞれ、実践しながらご説明します。
ステップ1.個別フォルダーを用意する
個別フォルダーとは、下の写真のようなものです。形がパソコンのフォルダアイコンに似ていますが、元々はこちらの個別フォルダの方が先にありました。
この個別フォルダーは変哲もない、ただの紙のように見えるのですが、真ん中の辺りに小さな穴が開いています。
この穴には、このような紙を綴じるグッズを使えます。
ご覧の通り。。
ここに2穴ファイルみたいに書類をどんどん綴じておけるのです。
個別フォルダは、中見出し(中分類)になります。
ステップ2.ボックスを用意する
次にボックスを用意します。ボックスを選ぶ基準は、個別フォルダがすっぽり入るものが最低条件になります。
100均やニトリなどのボックスは、個別フォルダが入らないのです…
ステップ3.ガイドを用意する
次に大見出し(大分類)になる「ガイド」と呼ばれるものを用意します。
「ガイド」が、近くの文房具屋さんに置いていませんでしたから、段ボールで作ることにしました。
中見出しになる個別フォルダを区切るので、それよりも高い位置に見出しが来る必要があります。手っ取り早く、個別フォルダーを段ボールの上に置いて、型を取りました。
赤の部分を切ります。
こんな感じになります。左上の出っ張りは、大見出しになります。
今回、3つの大分類になりましたので(手順4で作成した一覧表による)3つのガイドを作りました。
段ボールがむき出しになるのは美しくないので、先日ダイニングテーブルをリメイクした時に残ったリメイクシートを貼りました。
見える部分(上の方)だけ貼りました。
立派なものです。
ステップ4.ガイドに大見出し(大分類)名を記載する
ガイドに大見出し(大分類)名を記載します。
ガイドなどのラベル専用のシールが売られているのですが、近くの文房具屋になかったので、ダイソーのマスキングテープを購入しました。
カラフルなものと白のマスキングテープです。
実は、以前、個別フォルダー用のラベルシールが無かったため、適当に家にあるもので代用しておりましたが、サイズが合わないため、物凄く貧相な感じですよね。
ガイドのタグの部分に、白のマスキングテープを貼りました。
マスキングテープを貼った部分に大見出し(大分類)名を記載しました。今回は、「パソコン」「暮らし」「〇〇(子どもの名前)」です。
それぞれ名前を記載した上に、カラフルなマスキングテープを貼ります。
ステップ5.個別フォルダに中見出し(中分類)名を記載する
大見出し(大分類)の下の中見出し(中分類)になる、個別フォルダーのタブ上部に、大見出しに貼った色のマスキングテープを貼ります。
カラフルなマスキングテープの下に白のマスキングテープを貼ります。
白のマスキングテープを貼った部分に、中見出し(中分類)名を記載します。
再度、以前私が個別フォルダの名前つけにやっていたことを振り返ります。何度見ても、貧相ですよね。
マスキングテープを使ったものと比べてみます。
同じ個別フォルダーを使っているのに、タブの部分の雰囲気が違うだけで、まったく違うものを使っているような感じです。
その他、「暮らし」カテゴリーの個別フォルダーには、ガイドに貼った色と同じマスキングテープを貼ります。
「暮らし」カテゴリーの中見出しの名前を記載します。
ステップ6.小見出し(小分類)名を記載する
中見出しの下の、小見出しには、ルーズリーフのインデックスページを使いました。
小見出しに来る書類はクリアファイルに入れて、ルーズリーフのインデックスページをクリアファイルの一番後ろに入れます。
ルーズリーフのインデックス部分にも白のマスキングテープを貼り、小見出し(小分類)の名前を記載します。
小分類には、カラーのマスキングテープを貼る気力が残っておりませんでした。
高校のパンフレットを入れていたファイルは今回はそのまま使うことにしました。
このファイルにも、背表紙に白のマスキングテープを貼り、名前を記載しました。
ステップ7.ボックスにガイドを立てる
ボックスに左端に最初のガイド(大見出し)を立てます。
ステップ8.小分類したモノを個別フォルダ(中分類)に入れてボックスに入れる
小分類したクリアファイルをそれぞれの個別フォルダに入れ、ガイドを先頭にして左側からどんどん入れていきます。
この時、ボックスからはみ出ても気にしないことが重要です。
ボックスの途中から新しいカテゴリー(大分類)が始まってもOKです。
このやり方は、ボックスでそれぞれのカテゴリーを区切るのではなく、ガイドで区切っていきます。
ボックスで区切るというやり方だと、カテゴリーによって量にばらつきが出てきます。例えば、うちの子の本棚ですが、ボックスで教科ごとにくぎってしまったため、テキストが多いボックスはパンパンになり、そうでないボックスはスカスカという状態になってしまっております。
子どもの本棚も、ガイドで区切るやり方に変えます。
ステップ9.一覧表を再編集する
作業していく中で、小分類や中分類に動きが出てきましたら、一覧表を再編集してプリントアウトします。
処分したもの。
縦に立てておくファイルは、処分することにしました。
書類、本、紙類など整理方法について、参考にしました。⇒[紙,本,書類]整理,収納,お片付け
家の書類整理は、バーチカルファイリングでシステマティックに行う
今回、私が行った方法は、バーチカルファイリングと呼ばれ、会社の書類整理に使われています。バーチカルファイリングは、仕組みさえ作り、ルールに忠実に行えば、書類を紛失させたり、ごちゃごちゃさせたり、訳が分からなくなったりという事態には至りません。
紙の書類だけでなく、データの整理にも役に立ちますので、フルに活用していきたいです。