シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

捨てられない本を収納していた本棚を処分。本は全捨てに至った理由とは?

二つある本棚のうち、一つを空にしました。
捨てられない本収納してきた本棚ですが、ゆくゆくは、もう一つも空にして、二つとも処分する予定です。

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本を捨てられなかった私が、本を全部捨てて良いと断言できるその理由をご紹介します。

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本を処分してきた経緯

今回、空にした本棚は、以前済んでいたマンションに引っ越してきたばかりの時に購入しました。かれこれ13~4年くらい経っています。
増えすぎた本を収納しようとして購入したのですが、本棚を購入してしまったら、本がどんどん増えていってしまい、更にその後いくつも本棚を購入。それでも本が増えてしまったので、床の上にたくさんの本が積み重なってしまいました。

収納を増やすと物が増えるという現象が起きてしまっていたのですね。

あまりにも本が増えすぎたため、およそ3回にわたり、大がかりな処分をしてきました。

最初の処分

最初の処分は、子どもが生まれる前だったと思います。まだ読むつもりだったのか、本を捨てられず、ダンボールに詰めて実家に大量に送りました。

この本については、昨年、実家に帰省したとき、自分で処分しました。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。⇒実家にある大量の古本を処分しようとしたところ、想定外の展開に!何が起きたのか? - シンプルライフ物語

次(2回目)の処分

2回目の処分は、東日本大震災後です。
床の上にまで浸食してしまった本を収納する場所がなくなり、電子書籍にしました。本の背表紙を裁断する道具とスキャナーを2週間ほどレンタルして、自分で電子書籍にしました。

その後(3回目)の処分

3回目の処分は、3年ほど前になります。
6年ほど前に、関東から関西に引っ越してきて、物置部屋になってしまった一室に積まれた本の収納に困っておりました。
不要な本は、資源ゴミの日に捨てましたが、まだ読むつもりの本は、ブックスキャンに送り、電子書籍にしてもらいました。
あまりの本の多さに、もう自分で電子書籍にする体力も気力もありませんでしたから…

本は最終的に全部処分しても良い理由とは?

わざわざ大量の本を電子書籍にした後に分かったのは、本は最終的に全部処分してもかまわないということです。
電子書籍にすらすることもなかったのではないかと思うのです。

その理由は、本を時間の収納に入れてみて気づきました。

本を時間の収納に入れてみる

本を時間の収納に入れてみることは、次の方法で行います。

  • 1.読みたい本をリストアップする
  • 2.それぞれの本を読み終えるのにかかる時間を予測する
  • 3.自分の余っている時間に本を読む時間を当てはめてみる

それぞれ補足します。

1.読みたい本をリストアップする

電子書籍にした、読みたい本をリストアップしてタイトルを書きます。そしてその本を読む目的もメモしておきます。

2.それぞれの本を読み終えるのにかかる時間を予測する

タイトルを書き出した本のページ数などを見て、読み終えるまでにかかる時間を予測します。

3.自分の余っている時間に本を読む時間を当てはめてみる

自分の余っている時間に、リストアップした本を読む時間を当てはめてみます。

ここまでやってしまうと、自分の持ち時間に対して、読みたい本を全部読むとなると、一生かかっても読み終えられませんでした。

そのため私は音声にして、家事をしながらや電車で移動中などに聴くようになりました。

*ブックスキャンでは、本を音声にしてくれるサービスがありますし、Kindle本は、アマゾンfireで読み上げ機能があります。

読んだ本をどうするか?

今、電子書籍にした本を必死に聴いて消化しているのですが、

  • ここまでお金と労力をかけて買い集めて読んだ(聴いた)本を、読みっぱなし、聴きっぱなしではもったいないのではないか?
  • せっかく読んでも忘れてしまったら、この労力はいったい何だったのだろうか?

など、読んだ本をどうするか?を真剣に考えるようになりました。

そして、自分の血肉にならない限りは、読む意味がないのではないか?と今は思っています。

それには、1度読んだだけではなく、何度も読みこなさないといけません。そういう本は、生きている間に10冊くらいあれば良いのではないでしょうか。

本の選び方については、こちらの記事でご紹介しています。⇒本を断捨離する基準、残す本と処分する本を見極める方法とは? - シンプルライフ物語


新しい本は毎日のように出版され、気になる本もたくさんありますが、一生かけて読むに値する本なんてほとんどないと断言できるようになりました。

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本は、不安と劣等感のたまものだった

自分の持っている本を眺めてみて分かったのは、不安と劣等感を埋めようとして必死に知識や情報で穴埋めしようとしていたことでした。

そういう本に囲まれて、どつぼにはまっていたなと思います。

更に怖いのは、今ではネットで検索すれば、無料で、その答えのようなものがたくさん出てきます。出てきた情報で更に不安が増長されることもあります。気づいたらネットで検索して1日が終わっていたということも何度かありました。

何でもかんでも、情報に頼り、振り回されるということからそろそろ卒業したいなと考えています。

時間を有効活用することは、人生を有意義に過ごすことですから。