酸っぱくなってしまった「たくあん」。
いつもなら、菜種油と醤油で炒めるのですが、あまりにもたくさんあるので、このたくあんを「いぶりがっこ」のようにできないものか?調べていました。
ちなみに「いぶりがっこ」とは、大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物です。秋田では、漬物を「がっこ」と呼んでいます。
燻製するには、専用の調理器具が必要なのでは?と思っておりましたが、なんとフライパンやコンロに付いている魚焼きグリルでもできることを知り、試してみることに。
酸っぱくなったたくあんをフライパンでいぶりがっこ風にしたレポートをご紹介します。
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フライパンを使って、「たくあん」を燻製にする方法
たくあんの燻製は20分でできました。とても簡単なので、たくあん以外のものも燻製にしたいなと目論んでいます。
用意するもの
スモークチップ
フライパン
フライパンの蓋
アルミホイル
高さのある丸網
今回、ほとんど家にあるものを使いましたが、「スモークチップ」と「高さのある丸網」は購入しました。
購入してから気づいたのですが、高さのある丸網は、このような蒸し器でも代用できました。
取りあえずせっかく買ったので、今回は、買ったものを使います。
更に、空炊きになると自動的に止まってしまうガスコンロの場合は、卓上コンロがあった方が良いかもしれません。
わが家のコンロは、自動的に止まるタイプのものなので、卓上コンロを使いました。
作り方
下準備として、一晩かけてたくあんの水分を抜いておきます。
まず、たくあんを、縦に半分に切ります。
クッキングペーパーに巻いて、一晩水気を抜きます。
ざるに入れて、外に一晩干しました。
フライパンにアルミホイルを敷いて、
スモークチップをふたつかみほど乗せます。
その上に、高さのある丸網を置き、
網の上に、水気を抜いたたくあんを置きます。
このフライパンに蓋をして、中火より少し強いくらいの火力でフライパンを温めていきます。
モクモクとしてきたら、少し火を弱めた方が良いかもしれません。
20分もすれば、このように、うっすらと茶色になった、いぶりがっこのような、「たくあん」ができあがります。
注意すること
燻製をしている間は、部屋中モクモクしてきます。独特の匂いも漂います。換気扇をフルに回し、窓を開けた方が良いでしょう。
また、洋服などに匂いが付かないように、クローゼットなどに仕舞って扉をしっかり閉めておくのをおすすめします。
フライパンで、簡単に燻製ができる!
今回は、たくあんを燻製にしてみましたが、それ以外にも、チーズや焼き鳥、ベーコン、刺身など簡単に燻製にできるようです。
大量に作って余ってしまったカレーや肉じゃがも燻製にすると、違った味わいになります。
参考にしたのはこの本です。
燻製は、お酒のおつまみにピッタリ。
お試しあれ。
自家製たくあんの作り方はこちらでご紹介しております。⇒簡単で手軽にできる!自家製たくあん漬けの作り方。マンション暮らしでも美味しいのが楽しめるよ - シンプルライフ物語