収納テクニックは、収納スペースを作ったり、収納できる容量を増やすことができます。
収納する前に、ものを捨てて減らせば、収納はずいぶん楽になります。
しかし、それだけだと、片づいた状態は一瞬だけ。時間とともにあっという間にまた散らかってしまいます。
そして、片づけに追い立てられながら暮らす・・・
片づけの問題は永遠に解決しませんね。
しかも、お金の問題にもつながりますから怖い。
その理由とは?
スポンサーリンク
収納術や捨てるだけでは片づかないその理由とは?
ものを捨てたり収納したりするのは、「暮らし」の視点が欠けていると思うのです。「暮らし」の視点とは、生活する中で、ものを管理したり出し入れすることです。
そして、ものを管理したり出し入れする方法は、人によって全く違います。家族構成、職業、収入、価値観など、無数のバリエーションがあります。
ものを管理する
ものを管理するのは、早い話が企業の在庫管理のようなものです。企業の在庫管理は、ものの数や仕入れ値などを把握し、会計と連動しています。その在庫から企業は利益を産みます。
一方、一般の家庭では、持ち物から利益を産むことはほとんど無く、せいぜい中古品で売るくらい。だから、ものの管理も甘くなると思うのですが、一般の家庭でものを持つことは、突き詰めたら、お金を減らすことでしかありません。
ホントは、企業よりも家庭の方が厳格にものを管理しなくちゃならないのに、その辺があいまいになっていると思うのです。
ものを出し入れする
ものを出すことは、ものを手放すこと、ものを入れることはものをもらったり買ったりすることです。
この二つのルールがあいまいだと、せっかく収納術を駆使して片づけても、時間の経過とともにごちゃごちゃになってしまいます。
ものを手放すことは、最近の片づけや断捨離ブームで盛り上がって来ましたが、ものをもらったり、買ったりするのは、私自身、まだ「甘い」と思っています。
特に「買う」に関しては、気分やムードに左右されやすく、「安い」とか「限定品」という理由で、お金を使ってしまう。
先日も、すごく値の下がったスマホが「在庫数1」と表示されていたのを見て、思わず買ってしまいました。
お金をもらうのはすごく大変で、時間と労力を注いだ末にやっと手に入れられるものなのに、お金を使うことに関しては無頓着になってしまう(私の場合)。
ものを買うルールも、お金をもらうルールと同じくらい厳格であった方が良いはずなのに、欲しいのに買わないのは、何だか我慢大会をさせられているような感じになってしまいます(私の場合)
整理整頓してお片づけ♪ 捨てて捨てて目指せシンプルな暮らし♪⇒整理整頓・お片づけ♪
片づけは、ものの管理と出し入れをセットに考える
片づけは、ものを捨てたり、収納したりするだけではありません。
ものの管理と出し入れもセットで考える必要があります。
ものの管理と出し入れは、それぞれの家庭でルールを決めないと、永遠に解決しませんし、下手なやり方をすると家計の問題にもつながります。
私は、近々、家の中にあるものを数えて、一つ一つ管理したいと考えています。できれば今月から始めたいなと思っています。
そのご報告はまたブログにてさせて頂きますね、お楽しみに!