片づけられない主婦歴14年、一人暮らしの時も汚部屋状態。
ものを捨てられないから、長いこと物置のような空間に住んでいました。
ほんの数ヶ月前まで、私は汚部屋の住人だったのです。
しかし、今は片づけと断捨離に励み、快適な空間を手に入れつつあります。
汚部屋を脱出するきっかけと断捨離スイッチを押してくれたものについてご紹介します。
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汚部屋脱出のそもそものきっかけは、子育ての悩みだった!
子どもが中学2年になり、反抗期が酷くなりました。
「クソババア」「クソじじい」などの暴言を始めとして、「死ね」など平気で口にするようになったのです。
更に、生活態度も酷く、自分の身の回りのことを何一つできないばかりか、後片づけが全くできておりませんでした。
洋服を脱いだら、脱皮したようなカタチで部屋に脱ぎ捨てられ、お菓子を食べたら、食べかすを床に落として、空の袋は畳の上に散乱させて、いびきをガーガーかいて寝ていました。
一応、女の子なのですが、後始末ができずにこのまま大人になってしまったら大変なことになると心配になりました。
しかし、気づくのが遅かった。
もう少し小さい頃に気づいていたら、素直に親のいうことを聞いていたかも知れませんが、反抗期まっただ中の子どもにとって私がどんなに「片づけなさい」と言っても、従うことはありません。
「アンタが片づけたら?」
とまで言うのです。
本当に腹立たしいったらありゃしません。
更に旦那は、「うさ子(子どもの名前)は、お前の真似をしているんだ」とか「女の子は、母親の鏡だ」と言うのです。
確かに、私は片づけが苦手です。
ものを捨てられません。
私の欠陥が全て子どもにそっくり受け継がれたと言われて否定はできませんでした。
汚部屋の脱出に影響を与えてくれた何冊かの本との出会い
そんなモヤモヤを抱えた中で、ある日、ふらりと本屋に入ったところ、平積みにされた本に出会いました。
それが、「人生を救う片づけ」という本。
手にとってパラパラと読んでみると、著者も「子育てに悩んだときに、片づけに救われた」というようなことが書かれており、速攻でレジに向かい本を手に入れました。
更に、図書館で「娘に伝えたいこと」という本に出会い、「家事と子育て」の関係について痛いほど私の心に刺さったのでした。
そして、何気なしに手に入れた「座敷童に好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」という本を読んで、まさに私は「貧乏神が取り憑く部屋」の住人のマインドの持ち主だったことにショックを受けました。
そうこうしているタイミングで、大阪でかなり大きな地震がありました。
私は危うく、ものの下敷きになってしまうところでした。
それで、何とか片づけを本格的にやりたいと思っていたところに、たまたま、こんまりさんの片づけ本が、ワーク形式になって販売されていたのを見つけ、買って最初から実践。
まだ、途中ですが、みるみる家が片づきいているという流れです。
断捨離スイッチを押して後押してくれるものとは?
毎日、片づけや断捨離のモチベーションが続いているわけではありません。
時々面倒くさくなります。
そんな私の断捨離スイッチを押して後押ししてくれるものがあります。
それは、「香り」です。
その「香り」は、天然のアロマをお線香にしたもので、このお線香を焚くと、家中が「お寺」のような香りに包まれます。
私は、汚部屋に住んでいた頃から「お寺」のような、何も無いガランとした場所に住みたいという願望がありましたから、この香りを嗅ぐと、断捨離のモチベーションがアップ。
意欲的にどんどんものを捨てられるようになりました。
やましたひでこさんが、断捨離に目覚めたのは、高野山の修行僧たちの持ち物の少なさがきっかけだったということをおっしゃっていました。
断捨離には、お寺や修行僧の身軽さを連想させる何かがあるとよい刺激になるのかも知れませんね。
汚部屋からの脱出は、やるかやらないかだけ
汚部屋を脱出する方法はとても簡単です。
しかし、きっかけが無いとなかなかできません。
だけど、きっかけを待っていては、私のように、本当に窮地に追い込まれた状況で、崖っぷち状態になってしまっては、手遅れの部分も少なからず出てきます。
わが家の場合は、子どもの躾けです。
これから、子どもの躾をどこまで頑張れるかは、分かりませんが、前進あるのみ。
私の身の回りの片づけが一通り終わったら、子どものものの片づけを一緒にやろうと考えています。
夏休み中に間に合うかどうか…