お風呂の換気扇の中を、お掃除したことがありますか?
私はこれまで、換気扇の掃除は、入り口からはみ出してきたホコリを掃除機で吸い取る程度で終わらせていました。
しかし、先日。
カバーを外したところ、換気扇にびっしりと付いた大量のホコリを発見。
その時の様子はこちらの記事でご紹介しております。⇒かびるんるん増殖中!カビだらけのお風呂のカビ取り掃除で大冒険! - シンプルライフ物語
*お風呂の換気扇のホコリのイメージ図
掃除機で吸い取ってみたけれど、細かい羽と奥の方にもあるホコリは取れず一旦断念。
今回、本気でチャレンジすることにしました。
そのレポートをご報告いたします。
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お風呂場の換気扇のホコリはハンパなかった
お風呂場の換気扇のホコリを最初は雑巾で拭き取ろうとしました。
お風呂の換気扇は、シロッコファンと呼ばれ、下図のように、細かい羽が並び、羽と羽のすき間が狭くなっています。
羽と羽の奥まで届き難く、指も入りません。
そこで作戦を変えました。
実際にやったのは次の通りです。
1.道具を使う
2.熱湯をかけて拭く
1.道具を使う
まず、換気扇のカバーを外します。
カバーの外し方はこの動画に詳しくあります。ご興味あればご覧下さい。
⚠閲覧注意⚠
わが家の換気扇の中はこのようになっておりました。
狭くて深いところまで入る串を用意。
この串を使って換気扇の羽の部分に付着したホコリを取ることにしました。
換気扇の羽の部分のホコリは、数ミリのホコリでしっかりとコーディングしているかのようにピッタリとひっついた状態です。
竹串で1枚1枚の羽に付着したホコリと羽と羽のすき間の奥のホコリをこそげ落とすことになりました。
この作業は、とても根気が要ります。私は何度もこの辺で止めておこうかなと気持ちが後ろ向きになりながらも何とか全部をやり終えました。終わった後は、手がどっと疲れました。
ここまで落としました。
2.熱湯をかけて拭く
ホコリを一通りはがしたら、今度はシャワーを使って、熱湯換気扇にかけました。
この作業は、カビの発生の予防と取り残したホコリをお湯で洗い流す目的で行いました。
カビは、高温(50度以上)に弱いらしく、熱湯をかけることで死滅するらしいです。
お湯で一旦流した後、この換気扇に合う道具を使って洗剤で洗うと良いのかも知れません。しかし、今回適当なブラシがなく断念。年内探して再々チャレンジすることにしました。
シャワーの熱湯をかけた後は、乾いた雑巾で拭きます。
カバーを取り付けて一旦終了です。
換気扇ビフォー&アフター
お風呂の換気扇は盲点かも?
これまでお風呂の換気扇の中を掃除するなんてまったく考えたこともありませんでした。
換気扇はカバーに覆われているのでその奥の状況など知るよしもありませんでしたし、風通しが良いので、ホコリは吹き飛んでいるだろうと都合良く解釈していたのです。
お風呂の換気扇の立場とよく似たものに扇風機があります。
扇風機も夏の間、毎日風を送り続けているのにも関わらず、気がつくと羽の部分や後ろの部分はホコリがぎっしり積もっています。扇風機のホコリは、風で吹き飛ぶなんてことはありませんね。実際放っておくと、べったりとくっついてビクともしなくなりますよね。
今回、お風呂の換気扇の羽に付いたホコリも、羽の周りに数ミリほど積もり、コーディングしているかのよう。一つ一つの羽に付いたホコリを串差しで取り去る作業はもの凄く大変でした。机や椅子に子どもがぺたぺたシールを貼ったのを取る作業に近いかも知れません。
このホコリが更に溜まってくると、換気扇の故障の原因にもなるようです。
また、これらのホコリはカビ胞子の温床にもなっているそうです。
どんなに見える部分だけをキレイにしても、カビ胞子まで落とさないと、カビとのイタチごっこになる可能性も。
今は、カビ予防ができるグッズがあるとは言え、気持ちよく湯船に浸かっている天井でカビ胞子がホコリと共にモクモクと発生しているというのは頂けませんね。
今年の大掃除は、お風呂場の換気扇もお忘れなく。