片づけても、片づけても終わらないように思えた、汚部屋の片づけも佳境に入って参りました。
1年以上かかりましたが、こんまりさんの片づけノートとやましたひでこさんの断捨離本を参考に、整理収納アドバイザーの資格を取り、何とか一人でお金をかけないで片づけて来ました。
プロに任せることなく、私がやった具体的な片づけ方法についてご紹介します。
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お金をかけないで片づけるための5つのステップ
家族と住んでいても、一人暮らしでも、一軒家でも、マンション暮らしでもワンルームでも、合理的に片づける方法は共通しています。
その具体的な方法は次の5つのステップです。
ステップ1.自分のものから片づける
ファミリーで住んでいても、真っ先に片づけるのは自分のものからです。
私は、実家の片づけをしたとき、まずは自分が放置していたものを片づけました。それだけでも相当な労力がかかりました。
実家の片づけの様子はこちらの記事でご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒実家の片づけの順番は、まずは、自分のものから。思い出のパンド ラを開けてしまったら? - シンプルライフ物語
ステップ2.場所別ではなくてモノ別に片づける
片づけ本などには、「時間のないときは引き出し1つから片づけましょう」などと書かれています。
私はこの言葉を信じて、引き出し1つを片付けてみました。しかし、その後の片づけには続かず、またしばらくして、片付けた引き出しがごちゃごちゃになり、片付ける。。。という終わりのないサイクルを繰り返すだけでした。
汚部屋になってしまったら、「まずは●●から」という特定の場所だけを片付けるのは、あまりおすすめできません。
私が効果的だと思ったのは、モノ別に片付けるということでした。
この方法は、こんまりさんの片づけノートで紹介されておりました。
モノ別の片づけの順番は、
衣類→本→書類→小物→思い出の品
です。
衣類の片づけは、そのままクローゼットの片づけにも繋がりますし、本や書類の片付けも本棚の片付けに直結します。
小物の片付けは、広範囲ですが、それぞれのモノを使う場所も一緒に片づきます。
具体的にこんまりさんのやり方を実践した様子は、こちらの記事にまとめております。よろしかったらご覧下さい。⇒こんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」を実践、「トキメキ」が無くてもできた!レポートのまとめ - シンプルライフ物語
ステップ3.押入クローゼットを片づける
自分のモノをある程度片づけたら、和室の押入や廊下のクローゼット等を片付けていきます。
押入やクローゼットには、使っていないモノが押し込まれています。
それぞれのモノの所有者に確認を取り、処分するモノと残すモノを決めます。
処分するモノを押入やクローゼットから出すことで、収納スペースが広がります。余裕のできた押入やクローゼットの使いやすい位置を、頻繁に使うモノを収納する場所として確保します。
ステップ4.台所・洗面所・お風呂場、トイレを片づける
台所、洗面所、お風呂場、トイレなどの水回りに着手します。台所は、モノ別である程度片づけが終わっている状態ですが、家族のモノを見直します。
洗面所やお風呂場、トイレにある家族のモノを確認して見直してもらいます。
ステップ5.リビング・玄関を片づける
リビングと玄関は、家族のモノが密集している地帯です。
ここまで来た時点で、家の中がどんどん片づいていくのを見て、家族が協力的になってくれているはず。。。です。
リビングに置くモノは、家族で使うモノを最優先に置きます。
個人所有のモノは、できるだけ置かないのがコツです。個人所有のモノを置きっぱなしにされる場合は、その人専用のボックスを置き、その中を仮置き場として使ってもらうと良いです。
リビングに集まる紙類は、ホームファイリングをすることで、スッキリ片づいて行きます。
ホームファイリングについてはこちらの記事でご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒家の書類整理(ホームファイリング)の方法とコツ。ビフォーアフターを公開します。 - シンプルライフ物語
玄関は、一番他人に見られる場所です。
不要なモノはできるだけ置かないようにします。
履いていない靴は処分、使っていない傘も処分します。
お金をかけずに一人で片付けてみて
この1年、お金をかけずに一人で家の中を片付けてきました。
正確には、1年以上かかっても終わっておりません。モノを捨てられない性分のためです。
片づけしていても、捨てられないのに、新しいモノを欲しがってしまう魔のサイクルにはまり込み、モノを増やしておりました。
今後、この魔のサイクルを断ち切るためのポイントは
わが家のモノの適正量を知ること
だと思っています。
この部分はプロに片付けてもらっても自分で片付けてもクリアしなくてはいけない課題です。
そしてその先には、
モノを選ぶ力
が付いてくるのだと思います。
ある瞬間だけ片づいたように見えても、この2つが欠落してしまうと、またすぐに汚部屋になってしまいます。
片付けの先にあるのは、豊かな暮らし方を追求すること
家を片付けて、モノの適正量を知り、モノを選ぶ力が付いた先は、豊かな暮らし方を追求していくことだと思っています。
新しいモノに安易に飛びつかず、目の前にいる家族や友人・知人との時間を楽しみ、季節の移り変わりを感じ、日々起きる出来事に真正面から向きあう。
心から楽しむ暮らしを作り上げて行くことが、片づけの先にあることなのかなと思います。