本日、10年以上捨てられなかったパンプスを断捨離しました。
15年ほど前に購入し、10年以上履いていません。
本当はもっと前に捨てるべきでした。
なぜ10年以上パンプスを捨てられなかったのか?
そして捨てた理由とは?
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もう何度も旦那に言われていました。
「これ、捨てろよ」
「何でいつまでも持ってんの?」
その度に私は、何でまだ履けるパンプスを捨てろと言えるのか?人の気持ちなど全く分からない人だ。
しかも私が働いてきたときに奮発して購入したパンプス。
小まめに手入れしていればいつまでも履けるのに。
などと思って頑なに捨てるのを拒否。
クローゼットにずっと保管しておりました。
しかし、このパンプス10年以上経っても日の目を見ることはなく、今後もずっと眠ったままだろうと思い、ようやく断捨離する決断をしました。
パンプスを捨てられなかった理由とは?
私にとってパンプスは舞台衣装の1つでした。
舞台衣装って、女優でもないのになぜ???
と思われたかも知れません。
舞台とは、「働く場所」であり「ビジネスシーン」。
オフィス街を颯爽と風を切って歩くには、パンプスは必要不可欠な道具だったのです。
なので、再び舞台に登場する出番をパンプスと一緒に待っていました。
あ、もちろんスーツもこっそり保管しております。
しかし、よくよく考えてみると、もう私の出番はなさそうです。
「働くことをあきらめたのか?」
と言われるとそうでもありません。
自分の素直な気持ちを探ってみると、OLとして働くつもりは今後サラサラないと思っているのです。
私は今、自分の気持ちに正直になりたいと思っており、ホンネで生きることを模索しています。
自分を取り繕って不本意な仕事をすることに全く意味を見いだせなくなっておりました。
だから、パンプスを捨てる決心がようやくつきました。
確かに、パンプスに触れても全くときめきません。
むしろ拒絶している私がおります。
パンプスは、私が一生懸命社会に同化しようと演じていた頃に必要だった道具。
だけど、今後、私が演じることは、冠婚葬祭以外もうないでしょう。
だからパンプスとも心置きなくお別れすることができました。
今後は、自分自身のホンネに正直に生きていこうと決意した瞬間でもありました。
そうそう、このパンプスを捨てると決断すると旦那は一言言いました。
「だから言っただろう、捨てろって」
ここまで来るまでの私の気持ちって、旦那が思っているほど単純な話ではないのですが…