シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

収納と家計簿の費用項目を同じ名前で統一する理由とは?

結婚して家計簿すら付けずに何年も過ごしてきました。
その結果、お金が全く貯まらないどころか、毎月赤字状態。
そこで渋々家計簿を始めたのですが、それでも続かず……

アプリを使ってみたり、エクセルで管理してみたり、市販のツールで手書きしてみたり、オリジナルの家計簿を作ってみたり。

なんか、ちぐはぐな感じでした。

それもそのはずです。

そのことに気づいたのは、町田貞子さんの「暮らし上手の家事ノート」という本で、次の一文を読んだときです。

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それは、卒倒しそうになるくらい衝撃的でした。

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「家計と住まい方(収納)」は一つとは?

町田貞子さんの「暮らし上手の家事ノート」によると、

ものを管理する上で「家計と住まい方は一つ」という思想が私の中に確立したのもそのおかげです。それは家庭経済と家の中の整理とを関連づけて考え、家計簿の費目と収納場所とを同じ名前で統一する方法です。

「家計と住まい方は一つ」というのは、お金の流れと収納は一緒だと私は解釈。

まさに目から鱗でした。

町田さんがその考えに確信を持ったのは、羽仁もと子さんの著作集と羽仁もとこさんが創設した「友の会」によって培われたと書かれていました。

そして、具体的に町田さんがどのように収納と家計簿の項目を関連づけしているかというのは下記のように紹介していました。

わが家の押入や戸棚は13のグループに分けてあります。「副食コーナー」「主食コーナー」「調味料コーナー」「衣服コーナー」「交際コーナー」「教養コーナー」「娯楽オーナー」「保健コーナー」「衛生コーナー」「住(掃除)コーナー」「手仕事コーナー」「職業(個人)コーナー」「公共コーナー」で、これは家計簿の費目とまったく同じです。この方法は、家事をトータルに運営するのが特徴です。

私、これまで、家計簿の費用項目について、できるだけ簡素にやっておりました。

店ごとに分けてみたり、生活費と固定費とでザックリと分けてみたり。市販の家計簿の費用項目をそのまま使ってみたり、黄金比で、使える費用を割り出してみたり。

それでも、いまいちピンとこなかったのは、わが家の収納と費用項目が関連づけがされていなかったせいだった のです。

ものの流れとお金の流れを結びつける視点が欠けていたのですね。

わが家の家計簿の費用項目と収納を関連づけてみる

わが家の家計簿の費用項目については、毎月変動する流動費を「食費」「雑費」「健康管理費」「レジャー&外食」「衣類」「子ども費」として分けています。

*毎月決まって出て行く固定費は、別枠で取っており、年に1度見直しています。

わが家の問題は、「食費」と「雑費」にあると推測しました。特に「雑費」は、100均で買った金額などをザックリと記載していましたので、いい加減になっていました。そして、ものを増やしてしまう原因も、このザックリとした分類による影響も大きいようです。

下記は、わが家の収納を費用項目に分類してみた図です。(ごちゃごちゃしていて申し訳ございません)

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収納に家計簿の費用項目を当てはめてみて問題だと思ったのは、どの項目に入れたら良いのか分からない収納がある(不明)の部分です。

押入や廊下収納には、使用目的も不明で、家計簿の費用項目も不明なものがまだあることに気づきました。

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家計簿の費用項目を収納に合わせて再検討することに挑戦!

今の課題は、家計簿の費用項目と収納を関連づけて再検討してみることです。

収納と家計を結びつけて考えたことがなかったので、しばらく頭の中が混乱してしまいましたが、一つ一つ見直して一致させていくつもりです。

複雑な家計簿は続きませんが、簡素な家計簿も問題がありますね。家計簿もすごく奥が深いです。

*本文中の引用は、町田貞子著「暮らし上手の家事ノート」より参照いたしました。