最近、暑かったり涼しかったりで、疲れが溜まっているせいか、体調が優れませんでした。
そこで、体調不良・体調が悪いときにいつも食べている食べ物を食べたら、あっという間に元気になりました。
わが家で大活躍する、体調不良・体調が悪いときに食べる食べ物のレシピをご紹介します。
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体調不良・体調が悪いときに効く食べ物のレシピ
わが家で、家族が体調が悪いときに必ず作るのが、「葛湯」です。
「葛湯」を食べると、食べている最中に身体がポカポカしてきて、食べ終わった頃には、体調が悪かったのがウソのように改善しています。
そんな効力を持つ、「葛湯」のレシピをご紹介します。
「葛湯」の作り方
「葛湯」の材料
- 本葛 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 水 200ml
作り方
1.まず、水を鍋に入れます。
水は200mlです。
2.醤油を加えます。
醤油は大さじ1です。
3.本葛を入れてかき混ぜて溶かします。
本葛は、大さじ1です。
溶けたら、火にかけてかき混ぜながら煮詰めます。
液体だったものがだんだん固まってきます。
全部固まったら完成です。
今回は、醤油を使いましたが、醤油の代わりにリンゴジュースも使います。
子どもが小さい頃、体調の悪いときは、リンゴジュースと葛を混ぜて作りました。
リンゴの葛湯の作り方
リンゴの葛湯の作り方は、
材料
- リンゴジュース 200ml
- 葛 大さじ1
- 塩ひとつまみ
作り方
1.リンゴジュースに塩ひとつまみ入れ、葛を溶かして火にかけます。
2.かき混ぜながら、固まるまで煮詰めます。
リンゴジュースで作った葛湯は、冷やしても美味しく食べられますし、デザートとして食べても、もゼリーのような触感でおいしいです。
なぜ、葛湯が体調不良に効くのか?
本葛は、日本全国に自生する蔓性多年草です。特に、吉野川(紀の川)上流に多く生育しています。
吉野本葛は、良質な葛のひとつです。
葛は、夏の終わりに、紫紅色の花を咲かせ、甘い香気を漂わせます。
万葉の頃から、秋の七草の一つとして親しまれてきました。
葛の根から取れるデンプンを使って、葛粉や漢方薬を作ります。
消化が良く、滋養に富み、発汗解熱作用を促して、身体を冷やさずに微熱を取り去ってくれます。
葛に似たものとして、片栗粉があります。
片栗粉の原料のほとんどは、じゃがいもです。じゃがいものデンプンは、陰性で身体を冷やしてしまいます。
そのため、本葛のような薬効は期待できません。
本葛は片栗粉よりも、お値段は張りますが、身体への恩恵は、その価格差をはるかに超えます。
その他の体調が悪いときに効く食べ物
体調不良の時、葛湯以外には、「梅干し」や「漬物」などをとっています。
どれも昔から日本人の生活の中にあった食べ物ですね。
日本に伝わる昔ながらの知恵は、薬に比べて効き目が悪いように思っていましたが、実際に試して比較してみても、その差はほとんど無く、むしろ、昔の日本人の知恵の方が勝っていると感じることも多くあります。
日本の伝統的な食べ物のパワーをもっともっと日常生活に取り入れて行きたいですね。