先日、これまで私の中でずっと謎だった「ときめき」の正体が、何となく分かりました。
それと同時に断捨離との違いも認識できました。
私が最近気づいた、
- ときめきの正体について
- ときめきと断捨離との違い
についてご紹介します。
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ときめきの正体とは?
こんまりさんの「ときめき」の正体について考察してみます。
ときめきと身体感覚の密なる関係
ときめきとは、こんまりさんの片づけで出てくる言葉です。英語で「spark joy」。和訳すると「弾ける喜び」ですね。
ときめく感覚で一番分かりやすいのは、身体に直接関連するものです。
例えば、
洋服やアクセサリーなどの「身につけるもの」にフィットする感覚。身体が身につけて喜ぶ感じ、それがときめきだと推測できます。
また、
食器など、食べ物を入れる器など「身体に入るもの」に対してテンションが上がる感じ。
これらは、どちらも身体感覚が喜ぶものたちです。
つまり、ときめきとは、身体感覚が喜ぶものというように、仮に定義できます。
本の「ときめき」とは?
私がなかなか理解できなかった本のときめきについて、こんまりさんは、次のように言っています。
「1冊ずつ手にとって、ときめくかどうかを判断する」
それでも分からなかったら、
「10秒だけめくる」と言っています。
この判断ですが、表紙だけ見て判断するなら、本を飾り物として扱う感覚になるし、中身を見ての判断ならば、読みたいかどうかの基準になります。
本を飾り物として扱うならば、身につける物に対する感覚に近く、身体感覚での判断になり、読みたいかどうかの基準ならば、身体感覚以外の感覚が求められるように思いました。
そして、身体感覚以外の感覚とは、自分自身の今と少し先の未来への反応だと推測しました。
本は、飾ったり、持っているだけではなく、読むという一手間があります。その本を読むことで、今と少し先の未来が明るくなるかどうか、そこにときめくかどうかだと私は考えました。
つまり、身体に関連するものと本のときめきから、ずっと謎だった「ときめき」という漠然とした言葉に対してこのように定義づけしました。
ときめきとは、「身体と未来が喜ぶもの」
これで、「ときめき」と言う言葉の意味がしっくりくるようになりました。
断捨離とときめきの違い
ときめきの定義が分かり、それにより断捨離との違いが明確になりました。
断捨離を「捨てる」基準で使う場合、やましたひでこさんの「捨てる!ワークブック」によると、「私がコレを今使う?」という問いかけで判断していくと紹介されています。
更に、断捨離は常に「今」という時に焦点を合わせています。「今、これは私にとって必要か?最適か?快適か?」という「今の自分」にを基準にして判断します。
一方、「ときめき」は、少し先の未来も視野に入れます。
そう考えると、「ときめき」と「断捨離」との違いは、「今」という時を基準にするのか?少し先の未来を見据えるのか?になります。
時間軸で言えば、ほんの少しの違いですが、どちらの基準で判断するかで残すものは大きく違ってきます。
時間的な揺らぎがあるのが「ときめき」で、瞬間瞬間を大切にするのが「断捨離」と言っても良いかもしれません。
1年前にはわからなかった謎も、1年経ってようやく解けてくる。「それもまた楽しからずや」ですね。