わが家は大量のタオルを抱えております。
古いタオルはもちろん、新しいタオルも数え切れないほど。
古いタオルは、さっさと捨てるべきなのに、なぜか捨てられません。
大量のタオルを片づけることで見えた、わが家の驚きの問題点とは?
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古いタオルが捨てられない理由
まず、なぜ古いタオルをなかなか捨てようとしないのか?
私の心の中のガラクタに気づくために、問い直してみました。
すると、次の5点が浮かび上がってきました。
1.まだ使えるからもったいない
2.愛着があるから手放せない
3.収納スペースがムダにあるので捨てる必要性を感じない
4.使えるタオルはリメイクしたいがミシンが無い
5.雑巾にしても良いと思っているが、捨てられない雑巾もある
それぞれ見ていきます。
1.まだ使えるからもったいない
わが家では、タオルの収納スペースは、押し入れダンスを利用しています。
常に使っているタオルは、その引き出しの1つに収納。この場所には40枚ほどのタオルが入ります。
そのため、40枚のタオルがスタンバイしているのでなかなかへたりません。
まだまだ使える一軍のものばかりなので、もったいないのです。
2.愛着があるから手放せない
一軍のタオルの中には、私が小学校の頃から使っているものがあります。それこそ40年ほど。
色も変わり、いつ雑巾にしてもおかしくないし、他人から見たら「これ、どう見ても雑巾だよね?」と思われるようなものでも、やっぱり捨てられないのです。
なぜなら、このタオルには、実家で暮らしていた頃の幸せな時の思い出が絡まっているから。
汚いタオルですが、このタオルを見る度に、当時の暮らしがフラッシュバックしてきます。
3.収納スペースがムダにあるので捨てる必要性を感じない
2つ分の押し入れ収納には、12の引き出しがありますが、そのうちの半分がタオルです。
押入れ収納は、奥行きもたっぷりあるため、このまま持ち続けても困らない状態です。
全く捨てる必要性を感じておりません。
4.使えるタオルはリメイクしたいがミシンが無い
これだけあるタオル、使えるものは、リメイクして、タオル以外の用途で使いたいとう野望もあります。
これは、私の実家の近所に住んでいる90歳くらいのおばあさんが作ってくれたハンドタオルです。
このように、タオルを何かにリメイクしたいなと考えて10年以上。
全く前進しておりません。
なぜなら、ミシンを捨ててしまったために、手縫いをしてまでリメイクする気力が湧いてこないからです。
5.雑巾にしても良いと思っているが、捨てられない雑巾もある
「そろそろ雑巾にしても良いかな?」
と、思うようなタオルもあります。
実際に、雑巾にしようと思ったのですが、捨てられない雑巾がたくさん溜まっていたのです。
「雑巾すら捨てられないのはなぜなのか?」
ということを更に考えた末、気づいたのが、
拭き掃除をほとんどしていない
雑巾の用途を分けて使いたいと思いつつ、未着手
雑巾を捨てる基準を考えていない
という点。
そして、タオルと雑巾が捨てられないのは、連動していて、それは、
「タオルを循環させるシステムが無い」
という驚くべき、わが家の問題にぶち当たりました。
古いタオルが捨てられないのは、単なる執着では無く、暮らしそのものの欠陥だった
ここ数ヶ月、散々ものを捨ててきましたから、捨てようと思えばすぐに捨てられます。
愛着のあるタオルでさえ「もう手放しても良いかな」とあっさりと思えるほどの気持ちになっていました。
しかし、ここでタオルを全部捨てたところで、わが家の問題が片づくわけではありません。
暮らしの中に、タオルを循環させるシステムを作り、タオルと雑巾を連動させて新陳代謝をスムーズにしていくことが必要です。
わが家では、タオルだけでは無く、他にも暮らしのシステムが構築されておらず、新陳代謝が上手くいかないものがあります。
例えば、「本」や「紙類」などもその1つ。
出て行く仕組みがないまま、詰まっている状態なのですね。
タオルを循環させる仕組み作りを考えて、構築し、それ以外のものについても「出口を考えた、暮らしのシステム作りを早急にやろう」と思いました。
片づけは、奥が深いですね。
最後に引出のビフォー&アフター
一軍タオルは必要な枚数だけ入れておくことにしました。
その後のタオルの整理の続きはこちらです。
⇒タオルと雑巾を用途別に使い分け。半強制的に掃除に追い立てる必殺のシステムとは? - シンプルライフ物語