「クソババアうるせぇ、黙れ!」
中学に入学してから急に、娘が平気で私たちを罵倒するようになりました。
つい最近まで「ママ、ママ」と甘えて、私の後ろについて回っていたのに。
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気づいたら娘は、
学校の勉強もしなければ、
部活も途中で辞め、
家の手伝いもしない。
夜更かししてLINEをして、
朝寝坊する。
そして授業中も居眠り。
学校では忘れ物も多く、宿題をはじめとする提出物もほとんど出していないと、後で聞きました。
「宿題やったの?」
「忘れ物ないよね?」
と、確認しても、
「宿題やった」
「準備やった」
と答えて嘘をついていたのです。
当然成績はとてつもなく悪く、
高校など行かずに、中学を卒業したら就職した方が良いのではないか?と思うほど。
更に、時間にもルーズ。
例えば、「8時に出るよ」と言うと、8時から動き出して準備を始める。
そんな子どもの行動に何度もぶち切れました。
親が注意したり、怒ったりすると耳をふさいで歌を歌い出し、平気で親を罵倒する子どもになっていました。
子どもを何とかしようとあの手この手で1年ほどやってみましたが、暖簾に腕押し。全く効果ありませんでした。
振り返れば、
子どもが後片付けもせず、
自分のことを自分でできないようにしたのは私の責任でもあります。
家事が得意ではない私の後ろ姿を見て、私と同じように育ってしまったのです。
もう、力尽くで子どもを動かすことはできません。
全て私が悪かったと認め、自分自身の心と向き合い、改めて家事を頑張ってみることにしました。
なぜ家事と子育てが結びついたのかというと、たまたま2冊の本に巡り会ったからです。
1冊目は本屋さんで。
何気に入った駅ナカの本屋さんに積んであった黄色い本。
手に取ってパラパラとめくってみたところ、子育てでつまづいたことから片付けを始めた、整理収納アドバイザーの井出典子さんが書いたもの。タイトルは「人生を救う片付け」。
2冊目は、Amazonで。
片付け本を探していたときにふと目にとまった本。
町田貞子さんの「家事こそ最高の子育て 躾け以前ではございますが」
タイトルが図星でした。
躾と家事はつながっていたと言う衝撃の事実を、子育て歴13年でようやく分かったのです。
私が今後家事を頑張れば、あわよくば、子どもも私の後ろ姿を見て、生活態度を改めるかも?と思うのは下心ありすぎか。
子どもにイライラする前に、家の仕事を真剣に向きあってまずは自分を育て治すというところから始めてみようと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。