コロナ対策制度による特別定額給付金の申請が始まりました。
イザ、ふたを開けてびっくり。
申請は世帯主単位だと言います。
わが家の世帯主である主人に申し出たところ、
「おまえ、そんなものアテにしてるの?」
「そんな金もらったら、ひどいことになる」
「うちは申請しない」
と言うのです。
これって、どうなのでしょうか?
主人が、特別支援手当を申請しない理由と今回の件で思ったことについてご紹介します。
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主人が特別支援金を申請しない理由とは?
主人は、特別支援金が入ると収入が多くなるため、比例して税金が増えてしまうのが嫌らしいのです。
(ホントか?)
実は私、主人がどれだけ収入があるか分かりません。
毎月の生活費として、定額を振り込んでもらい、その中で色々とやりくりしています。
だから、特別、今、困っているわけでもありません。
ただ、今回、10万円が入ったら、何かビジネスにつながることをやろうと考えていました。
ずっと前から片づけか料理関係のビジネスをやりたいと考えていました。最初の初期投資として広告費と会場費が必要で、それには安く見積もっても数万円の経費がかかります。この数万円を生活費の中から捻出することをためらっていたのです。
なので、10万円はビジネスのための広告費に投資しようともくろんでいたのでした。
元々なかったお金ですから、はずれたらはずれたで、あきらめが付くと思う存分投資ができると喜んでいたのですが。。。
その願いも叶わず、今回は、諦めるしかありません。ヘソクリをコツコツ貯めていきます。
特別給付金は、生きるか死ぬかで苦しんでいる人たちに有効に回してもらいたい
実は、その後こっそり、世帯主以外が申請してもらえるかどうかを調べてみたのです。
そうしたら更にびっくり。
家庭内別居や別居、DVなどにより、受け取れない女性たちの悲鳴が沢山あがっていました。
私が受け取れないって、ブーブー言っているのとは次元が違う。
深刻な問題です。
もしかしたら、親に虐待されている子どもの分(10万円)も、その世帯主やらが受け取る、という可能性もあるでしょう。
そう言うのって、どうなんですかね。
世帯主と納税
今回の件で、世帯主かそうでないかが重要な分岐点になりました。
政府からしたら、家族は国民の最小単位で、世帯主は家族の代表です。
「特別支援金を申請して」と申し出た私に対する主人の反応は、とても冷たく感じましたが、私は世帯主の陰に隠れて、納税を最小限しか払っていない存在ですから、何も反論できません。
税金を沢山払う人と払わない人、この間に見えない格差があるように感じました。
弱者に優しくない政府と言うのが明確に分かりました。
特別定額給付金を理由に増税にしないで
気になるのが、今回の特別支援手当が、増税アップにつながる可能性があることです。
東日本大震災の時の復興支援は、復興税としてしっかり徴収されています。
どさくさに紛れて、これ以上の増税は、本当に勘弁してもらいたい。
政府は「財政赤字」を何かと強調しますが、そのもっともらしい言い分ですら最近怪しいと感じています。
何を信じて良いのか分からない中でも、普通の暮らしができることを幸せだと思う気持ちは忘れないようにしたいです。