洋服クローゼットの見直しを、定期的に行っておりますが、なかなか手放せない洋服がありました。
15年以上前に購入して、既に何年も前からヨレヨレ状態。
もし、洋服に年齢があるとしたら、その洋服は、おばあさんになってしまったという感じです。
そんな老化した洋服を着ると私も15歳くらい老けて見えます。
手で触れても、ときめきもありません。
それなのに、なぜ捨てられなかったのか?
について検証してみます。
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15年以上前に購入した、おばあさんになった洋服とは?
洋服も、15年も経つと、ヨボヨボでヨレヨレになってしまいますね。
ペットの年齢のように洋服にも年齢があるのかもしれません。
自分でも呆れるのですが、私はこのような洋服でも、なかなか捨てられません。
若い頃は、多少ヨレヨレになった洋服でも、若さでカバーできました。
しかし、若さを失うと、洋服がヨレヨレだと、年齢よりも老けて見えてしまうことに、最近ようやく気づきました。
40歳以上になったら、真新しい洋服をパリッと着こなさないと、明らかに、かっこ悪いです。
なのに、なぜ私はこれらの洋服を手放せなかったのか?
「ためこみ症」のプログラムで発見した私の本音
最近、自分が「ためこみ症」ではないのか?という疑いを持ち始め、自分でできる改善プログラムを進めています。
「ためこみ症」については、こちらでご紹介しております。⇒「ときめき」や「断捨離」だけでは解決しない、モノを捨てられない「ためこみ症」の特徴とは? - シンプルライフ物語
改善プログラムをする中で気づいたのは、私は「お金を失う恐怖」が強いと言うことでした。
「なぜいつまでもこの洋服を持っているのか?」
という問いを立てたときに出た答えが、
- まだ着れる
- この洋服を手放したら新しい洋服を探す手間が面倒くさい
- 新しい洋服を買うために出て行くお金がもったいない
できるだけ、持っているモノを活用して、お金を失いたくないという本音がありました。
更に突っ込んで次の質問をしてみました。
「お金を失う恐怖と、老けてみられる恐怖、どちらが怖い?」
お金を失う恐怖と老けてみられる恐怖を天秤にかけてみると、お金については、失う金額によって痛みが違うと思いました。
新しい洋服を買うことで、数万円、数十万円も失うならば、多少老けてみられても、致し方ないかもしれません。
しかし、新しい洋服が数千円くらいで、それによって若く見られるならば、全く痛みは感じないことが分かりました。
数千円の痛みで済むならば、着古した洋服を手放しても痛みはほとんどありません。
ここまで検討して、ようやく手放す決断ができました。
よそのお宅のクローゼットをのぞき見できます。⇒web内覧会*収納・クローゼット♪
何となく持っている洋服を手放したくないなら、「問い」を立ててみよう
今回の洋服以外にも、手放せない洋服がいくつかあります。
これらの洋服についても、一つ一つ問いを立てて検証してみたいと思います。
「ときめき」よりも「問い」を立てていく方が私には、合っていると思いました。
あと、洋服の老化現象にもっと敏感にならなければなりませんね。
クローゼットを開けるのが楽しくなるクローゼット作りです。⇒ときめくクローゼット
もし、何となく捨てられずに持っている洋服があったら、次の問いを立てることをおすすめします。
「なぜ、手放せないのか?」
その出た答えを何度か「なぜ」で深掘りしていくと、その洋服を失う恐怖の正体を突き止められます。
恐怖の正体が分かったら、長年執着していた洋服でも、あっさりと手放すことができるかもしれません。