シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

無印良品の白の布製のリュックを染める手順とポイント

無印良品製のリュックを染めました。
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先日、カラーを間違えてしまったために、リベンジです。
今回は2回目となりますので、少し慣れましたので、布を染める手順とポイントをお伝えします。

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無印良品の白の布製のリュックを染める手順とポイント

先日、ホントはオリーブ色に染めるはずのリュックを黒に染めてしまいました。
その経緯についてはこちらの記事でご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒【無印良品】白(生成り)のリュックを染める。染めた具体的な方法と残酷な結末とは? - シンプルライフ物語

無印良品のリュック、その後 - シンプルライフ物語

ネットショップの方の、お気づかいで、再度無印のリュックを手に入れ、再度トライ。具体的な手順については次の通りです。

布製のリュックを染める手順

手順に従って実際にやった様子を写真でレポートします。

0.染める場所を確保する

染める場所の確保が必要になります。
80度くらいの熱湯を6リットルほど使いますので、高温で変形したり小さい容器では足りません。

風呂桶でやってしまうと、染料の色が風呂釜に付いてしまう恐れもありますのでできれば止めた方が良いと思います。

理想は、間口が50センチほどあり、高温でも耐えられる桶または容器をおすすめします。

わが家はそのようなものが無かったので、洗面所に45リットルのゴミ袋をガムテープで貼り付けて染める場所を確保しました。


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1.準備するものを用意する

染めるために必要な物は次のものです。


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  • 染料
  • カラーストップ
  • 染料を溶かすボール
  • 染料をかき混ぜるもの
  • 厚手のゴム手袋2枚以上
  • お湯を図る温度計
  • 熱湯

この他、汚れても良い雑巾も準備して置いて下さい。


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準備の段階で注意したいのは、染料のカラーです。

染めたい色のカラーなのかどうかを再度確認します。


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私は、ネットで注文して届いたカラーを信じて疑わず、使ってしまい失敗しました。色んな人に迷惑をかけることにもなりますのでご注意下さい。

2.お湯を沸かして染料を溶かす

まず、染料をボールに入れます。
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それから、染料を溶かすためにお湯を沸かします。
私が使ったダイソンの染料は、一袋につき500ミリリットルですので、500ミリリットルの水を湧かします。
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ボールに入れた染料を熱湯で溶かす場所は、ボールが熱くなりますので、すぐに染める場所に入れられるように、染める場所の近くでやるようにします。


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溶かすお湯の温度は、70~80度くらい。
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沸騰してから5分ほど放置しておくと、だいたい70~80度くらいに下がっています。
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熱湯で溶かした染料を染める場所に入れます。
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3.お湯を6リットル沸かす

更にお湯を6リットル湧かします。
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4.リュックを洗って絞る

お湯を沸かしている間に、リュックを水洗いします。


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今回は、リュックを白い状態で2回ほど使い、汚れが少し付いてしまったので洗剤を入れたお湯で洗いました。

リュックは洗ってから絞っておきます。

5.湧いたお湯を染める場所に注ぐ

沸騰して5分くらい放置して温度を下げてから、先に500ミリリットルの熱湯で溶かした染料の入っている場所に追加します。


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熱湯は熱いので注意して下さい。

6.塩を投入する

熱湯を入れたら、染料に塩30グラムを投入します。
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塩を投入しているところ。
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7.リュックを染料の入った熱湯に入れる

リュックを染料の入った熱湯に入れます。
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凄く緊張する一瞬です。

8.リュックを染料の入った熱湯で20分間、もみ洗いする

もみ洗いするために、ゴム手袋をはめます。
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熱湯を入れたばかりの時は、湯の温度が高温なので熱くてもみ洗いできません。最初は、箸で5分ほど押し洗い。そのうちに温度が少し下がります。


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ゴム手袋は、1枚だけだと熱くて手を入れていられません。

厚手のゴム手袋を2~3枚ほど重ねてはめるのをおすすめします。

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20分間もみ洗いするこの作業が、染める作業の中で1番のクライマックスというか手間です。

9.20分間放置する

20分間のもみ洗いが終わったら、20分間、染料の中に放置します。


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お湯が冷めないようにビニールシートをかぶせました。

10.リュックを色が出なくなるまで水洗いする

20分間、染料の中に放置したら、バケツなどに取り出します。
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そして、染料が出てこなくなるまで水洗いして絞ります。

11.カラーストップで15分間つけ置きする
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置けにカラーストップを入れたところ。
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カラーストップを桶に一袋入れて、リュックがかぶるくらいのお湯(40~60度)を入れます。

その中に15分間、リュックをつけ置きします。


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12.脱水する

カラーストップで15分つけ置きしたら、脱水します。

脱水時間は適当です。私は5分くらい脱水しました。
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13.陰干しする

脱水したら、陰干しして乾かします。


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今回は、ちゃんと理想のオリーブ色に染まりました。

乾いた状態はこのようになりました。
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ここまでで終了です。

準備から陰干しまで、およそ2時間弱かかりました。

ビフォーアフターを比べます。
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同じリュックですが、色が違うと全く別物になりますね。

染め物は可能性を広めてくれる!

今回、リュックを染めましたが、色んな布地を染められるようです。特に染料は、自然の草木や台所にあるものでもできるようです。
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染物は、これまで経験がなく、家でできるようなことではないと思っていましたが、けっこう簡単に染められてびっくりしています。

これからは、気に入った色がない場合、白を購入して、好きな色に染めると言うこともできます。

白は汚れが目立つので、みんな毛嫌いして売れ残っていますから、バーゲンセールでお得な価格になっていることもけっこうな頻度でありますよね。

染め物ができるようになると、好きな色を自由自在に操れて、可能性がぐーんと広まりますね。

トライしてみてはいかがでしょうか?