先日、子どもが勉強を始めようとしたところ、必要なプリントが見つからず、1時間ほど探し、結局見つからず、子どもは疲れて寝てしまいました。
せっかくやる気になったのに、机周りの収納と整理整頓が悪かったせいで、ムダな時間と労力を使い、やる気さえ失ってしまいました。
そこで、私が最近もの凄くはまっている、バーチカルファイリングを使った方法を取り入れて、子どもの机周りを整理整頓。整理には、無印のファイルボックスを使いました。
無印のファイルボックスを使った、机周りの紙類(書類)を散らかさない方法についてご紹介します。
スポンサーリンク
机周りの紙を整理するには、バーチカルファイリングがおすすめ
バーチカルファイリングとは、書類を整理するやり方の一つで、ファイルボックスを使い、分類して書類を立てて収納するやり方です。
紙を立てておくことで、取り出しやすく、見つけやすくなります。
バーチカルファイリングで書類などの紙類を整理すれば、書類などの紙類をなくすという危険は、横置きしたときに比べて何倍も低くなります。
家の中の書類もバーチカルファイリングしました。その時の詳細はこちらの記事でもご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒たまった書類整理、捨てられない私が行った紙の整理術とは? - シンプルライフ物語
なぜ机周りは散らかりやすいのか?
バーチカルファイリングを行うようになって思うのは、机周りの環境が、書類が散らかりやすいようにできているせいかもしれないということです。
なぜなら、一般的には、机はこのような環境になっています。
下手ですが、机です…
整理整頓された状態を見ても、こんな感じです。
これらの何が散らかりやすくなってしまうのかというと、紙を横置きしてしまう環境になっています。
紙類を立てて保管しやすい場所がないので、ついつい、机の上のペロリと紙を横置きしてしまいます。そしてまたペロリ、ペロリ、ペロリと机の上に紙を横置きしていくと、紙がどんどん積もり重なっていきます。
紙をペロリと横置きしてしまうのが、なぜダメかというと、他の紙と重なり、何を置いたのか分からなくなってしまいます。
そうなると、その紙は、なくしやすくなってしまいます。
つまり、これまでの机周りの環境は、紙を横置きするには絶好の環境にあり、それが散らかる原因になってしまっていたのです。
一般的に売られている、机周りのキャスターや棚などの収納を見てみると、紙を縦置きにできる環境を作れるものは、ほとんどありませんでした。
片付けやすくできそうな収納を探して、結局散らかりやすい環境を作ってしまっていたのですね、残念ながら。
今回、子どもの机周りの紙の整理をバーチカルファイリングしましたので、やり方と一緒にご紹介します。
バーチカルファイリングで子どもの机周りを整理する
用意したものは、次の4種類のグッズです。
- クリアファイル
- 個別フォルダー
- ガイド
- 無印のファイルボックス
それぞれ、私が用意した具体的なグッズをご紹介します。
- クリアファイル
クリアファイルは、見出し付きの物を用意しました。
一般的なクリアファイルは見出しがありませんが、こちらは山がついており、この山が見出しになります。
- 個別フォルダー
個別フォルダーは、紙類が安く手に入ります。しかし、今回はプラスチックのものを選びました。子どもが雑に扱う可能性があるからです。紙だとすぐにボロボロになります。
個別フォルダにも山があります。この山が中見出しになります。
- ガイド
ガイドとは、仕切りのことです。大分類、または大見出しを仕切ります。
左上に山があるのが特徴です。
- 無印のファイルボックス
バーチカルファイリングで使うファイルボックスは、紙を使う場合が多いのですが、子どもが雑に使うことを前提にしているので、丈夫な無印のファイルボックスを使いました。
無印のファイルボックスは、キャスターも付けられるのも魅力でした。
バーチカルファイリングの方法
バーチカルファイリングの具体的な方法についてご紹介します。
1.クリアファイルに紙を入れて、その紙の名前を見出しに書く
全部の紙をクリアファイルに入れて、名前を見出しに書きます。
2.クリアファイに入れたら、グループ分けする
クリアファイルの紙をグループ分けします。
3.グループ分けしたら個別フォルダーにグループごとに入れてグループ名を書く
個別フォルダーの見出し部分にグループ分けした名前を書きます。
個別フォルダーに、そのグループの書類をクリアファイルごと入れます。
4.ファイルボックスに個別フォルダー&クリアファイルの書類を、入れる
無印のファイルボックスに、個別フォルダとその中の書類を入れます。
5.ガイドで仕切る
個別フォルダーを更に大きく分けて、ガイドに大分類した名前を書きます。
子どもの紙類は、学校と塾の大分類に分けました。
そして、ファイルボックスの中の個別フォルダーをガイドで仕切ります。
無印のファイルボックスは、2段にして使い、上の段だけを使いました。
2段にして上だけ使った理由は、椅子に座りながら、取り出しやすく仕舞いやすくできるからです。
下の段には、何も入っていませんが、使用頻度の低いものを入れて置こうと思っています。
今後は、プリントなどの紙は、クリアファイルに入れて立てて収納するようにと教えておきました。
またぐちゃぐちゃになるようでしたら、更なる改善を行おうと思います。
子どもが散らかしても、良い実験材料だと思えば、腹も立たなくなるものです。