たまった書類整理を行いました。
バッサリと捨ててしまえばそれで終わりなのですが、捨てられない私は、片付けを終わらせるのに1ヶ月ほどかかってしまいました。
私が行った紙の整理方法と実践した様子についてご紹介します。
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たまった書類を整理した具体的な方法とは?
紙や書類が多く、いつも家中のどこかに散乱しています。そのせいかどんなにモノを捨ててもスッキリした感じがありませんでした。
紙1枚散乱しているだけで、空間が乱れてしまいますよね、恐るべし紙の力。。。
今回、書類を片付けた具体的な方法は、バーチカルファイリングというやり方です。
バーチカルファイリングについては、こちらの記事でご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒家の書類整理(ホームファイリング)の方法とコツ。ビフォーアフターを公開します。 - シンプルライフ物語
書類をバーチカルファイリングで片付けた手順と実践!
実際の手順は次の通りです。
- 1.全部1ヶ所に集める
- 2.一つ一つの書類をチェックする
- 3.一つ一つの書類をグループ分けする
- 4.グループ分けした書類をそれぞれカテゴリー分けする
- 5.整理するための道具を準備する
- 6.ガイドと個別フォルダーに名前を書く
- 7.ファイルを入れていく
- 8.保管した書類を一覧表にする
それぞれ実践した様子と一緒にご紹介します。
1.全部1ヶ所に集める
家の中にあった紙類を1ヶ所に集めたところです。
いったい、この人は何の目的で、こんな書類を取っているのだろう?そして、何をしている人なんだろう?
と、思われるほどの量です。
数えたらファイルボックス30個以上ありました。
2.一つ一つの書類をチェックする
中の書類を全部出して、1枚1枚チェックしました。
チェックして、残す書類と捨てる書類を選別。残す書類については、ファイルケースに入れて、名前を記入しました。
ファイルケースに入れた書類に名前を入れるのに便利だったのが、家にあった書類整理のケースでした。
細かく分類できますので、すごく便利かと思ったのですが、実際に使ってみて不便を感じたため、使うのをやめて放置していました。
この書類ケースの仕切りを一枚一枚剥がしていきました。
書類ケースは、見るも無残ですね。
30枚ほどの仕切りが取れました。
好みだし部分にマスキングテープを貼って、残す書類に名前を入れていきます。
今回捨てると判断した不要な紙は、45リットルのゴミ入れいっぱいになりました。
*写真撮り忘れていました…
3.一つ一つの書類をグループ分けする
名前を付けた一つ一つの書類を、グループ分けします。
このやり方をツミアゲ方式と呼びます。
ツミアゲ方式とは違うやり方が、最初にグループ分けして、一つ一つの書類をそのグループに当てはめて行く方法があります。
たくさん書類があり、分類があいまいな場合は、面倒なようでもツミアゲ方式の方がズレが少ないようです。
4.グループ分けした書類をそれぞれカテゴリー分けする
グループ分けした書類をそれぞれカテゴリー分けします。
例えば、私は次のようにグループ分けしました。
- 健康
- 仕事
- 趣味1(実際は具体的な趣味の名前)
- 趣味2(実際は具体的な趣味の名前)
- 趣味3(実際は具体的な趣味の名前)
- 投資
- 資産管理
などです。
そして、それぞれのグループの書類を、更にカテゴライズしていきます。
例えば、健康のグループを
- レシピ
- 伝統食品
- ショップ
- 健康法
等のようにです。
5.整理するための道具を準備する
分類したグループの数と、グループの中でカテゴライズした数をそれぞれ記録します。
例えば、私の分類したグループは、
- 健康
- 仕事
- 趣味1(実際は具体的な趣味の名前)
- 趣味2(実際は具体的な趣味の名前)
- 趣味3(実際は具体的な趣味の名前)
- 投資
- 資産管理
なので、「7」です。
健康でカテゴライズしたのは「4」
仕事でカテゴライズしたのは「7」
趣味1でカテゴライズしたのは「5」
・・・
というように、カテゴライズした数を足し算した合計を出します。
例えばその合計が「47」だとします。
その数を基準に整理するための道具を用意します。
まず、ガイドと呼ばれる仕切りを、グループ分けした「7」個、
個別フォルダーと呼ばれる仕切りを、「47」個
です。
ガイドです。大きなグループの仕切りになります。
個別フォルダーです。大きなグループでカテゴライズした書類の仕切りになります。
更に、残した資料の量に応じて、収納ボックスを用意します。
Amazonなら、10個で1000円以内で購入できます。
他には、
白のマスキングテープ、
カラーバリエーションの豊富なマスキングテープ
があると便利です。
ダイソーに、手頃なマスキングテープがたくさん売っています。
近所の100均を調べたところ、100円でこれだけ豊富なマスキングテープが売っているのはダイソーだけでした。
6.ガイドと個別フォルダーに名前を書く
ガイドと個別フォルダーにマスキングテープを貼ります。
同じグループは、同じ色で統一します。
個別フォルダーにマスキングテープを貼っているところ。
ガイドには、分類したグループの名前を書きます。
ガイドにも同じ色のマスキングテープを貼ります。
個別フォルダーには、カテゴライズした名前を書きます。
7.ファイルボックスにファイルを入れていく
ファイルボックスにファイルを入れます。
ガイド⇒個別フォルダーと言う順番で入れていきます。
上から見るとこんな感じになります。
8.保管した書類を一覧表にする
保管した書類を一覧表にします。
この他4枚あります。
ここまでやって、ようやく終わりました。
たまった書類の整理をして良かったことと悪かったこと
これだけ溜まっていれば、一気に捨ててしまうのが楽です。
辰巳渚さんの「捨てる!」という本でも、「溜まった書類は目をつぶって捨てる」という記述があったかと記憶しています。
ただ、自称ためこみ症の私がコレをやってしまうと、一時的に捨ててさっぱりしても、また書類を増やしてしまうのですね。
書類を整理して良かったこと
良かったこととしては、
- 自分の頭と興味の整理が付いた
- 興味の傾向が分かった
少し補足します。
自分の頭と興味の整理が付いた
書類を増やしてしまうのは、自分の頭と興味が散乱しているためで、放っておくとどんどん拡散してしまっていました。
今回、書類を見直すことで、自分の頭の中と興味について整理が付きました。
今後、新しく何かを取り入れようとしたときに、
今回分類したカテゴリーのどこに入るのか?
既に持っていないか?
などを、一覧表を見て考えて判断できます。これまでのように安易にムダに紙を集めることは無くなると思います。
興味の傾向が分かった
自分自身の興味の傾向が分かりました。
薄々気づいてはいましたが、これをやったおかげで、興味の深掘りも楽にできるようになりました。
悪かったこと
悪かったことは、面倒だったこと
本当に何度も途中で投げ出してしまいました。1ヶ月という時間がかかってしまったのは、そのせいです。
何年もかけて集めてきたものなので、数日で終わらせるなんて、甘くありませんでした。
本気でやるなら覚悟が必要かもしれません。
たまった書類を整理した今後について
一旦整理したものを、このままの状態でどこかに放り込んでおくことはしません。
それこそ、使わないものをいつまでも取っておくなんて、ゴミをキレイに整理したようなものですから。
今後は、残した書類を捨てていきます。
冷蔵庫の中の食材を使い切るように、書類を消化して、区切りを付けたら見切りを付けて処分します。
ここまでやったので、捨てることに対して未練は無いはずです。たぶん…