日中も気温が下がり、冷たい風が吹くようになりましたね。
この寒さを利用して、大根から、手作りのたくあん漬けを作ってみませんか?
「たくあん漬けは田舎でしかできないもの」
だと思い込んでいたのですが、実は、都会のマンションでも2週間ほどで、簡単にできるのです。
今回は、マンション暮らしでも手軽にできる、自家製たくあん漬けの作り方をご紹介します。
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マンションでも、手軽にできる、自家製たくあん漬けの作り方
たくあん漬けのハードルは、「大根を干すこと」と「干した大根を漬けるために大きな樽が必要」でした。
しかし、大根を干すスペースも干した大根を漬ける大きな樽も不要。
都会のマンション暮らし、ベランダでも、自家製たくあん漬けができます。
材料
新しい米ぬか
塩
水
唐辛子
ウコン(あれば)
果物の皮などを干したもの
大根
です。
それぞれの分量は、干し上った大根の重量から割り出します。
作り方
まず、大根を干します。
田舎で作る大根は、丸ごと干していますが、そうなると、干しあがるまでおよそ2週間ほどかかります。
コレはちょっと気が遠くなりますよね?
そこで、大根を、まず半分に切って、
それからさらに半分にして干します。
2本の大根を切って干したところ。
そうすると、1週間ほどで、たくあん漬けにぴったりな干し大根になります。
*大根はこの間、昼夜外に出したままにします。
雨が降ったら、家の中に入れるかシートをかぶせてて濡れないようにしてください。
たくあん漬け用の樽は、
小さいものでOK。
ジップロックでも作れます。
大根が干し上ったら、重量を計ります。
ぬか床の材料は、干し上った大根に対して、次の割合になります。
米ぬか⇒干し上った大根の重さの60%
塩⇒大根の重量の6%
塩水⇒6%の塩分の塩水を米ぬかの半分くらいの量
赤唐辛子⇒1本
昆布⇒10×10センチくらい
果物の皮(柿やリンゴ)を干したもの適当に加える
その他、一般的には砂糖やザラメを使うのですが
私は砂糖を取らないので、塩水の水にストレートのリンゴジュースに6%の塩を溶かしたものを利用しました。
それからぬか床が足りなくなったら、酒粕を入れることもあります。
重りを置いて、1週間ほど寝かせます。
重りは、ペットボトルに水を入れたものを置いて代用できます。
この間、ぬか漬けのように、毎日かき回す必要はありません。
ほったらかしていて大丈夫です。
1週間後、こんなたくあんが出来上がります。
自家製たくあんは、塩分が少ないので、時間を置くとすっぱくなります。できあがったら冷蔵庫で保存するか寒い場所に置いておくと良いです。
または、みじん切りにして冷凍保存すれば、一年中食べられます。
みじん切りにした、たくあんは、
上質な菜種油やオリーブオイルなどを加えるとドレッシングになります。
海藻を戻して、
たくあんドレッシングをかければ、ちょっとしたごちそうになります。
今年は、自家製のたくあんに挑戦してみませんか?