たくあん漬けは、冬の風物詩。
日中も10度以下に冷え込む時期に、寒風で大根を2週間ほど干し、漬け込みます。
大根を干すのは、地域差はありますが、だいたい11月下旬くらいから。
温度が高い状態(10度以上)だと、美味しいたくあん漬けができないようです(母曰く)
しかし、今回、温度が多少高くてもたくあん漬けを作ることができました。
この方法だと真夏でもたくあん漬けができそうです。
オールシーズン仕込める、簡単なたくあん漬けの作り方をご紹介します。
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一年中作れる!簡単たくあん漬けの作り方とは?
具体的な方法をご紹介します。
準備
まず、漬けこむ大根を準備します。
大根を半分に切り、更に半分にします。
この大根を天気の良い日に干します。
この日は、朝の温度が13度、日中の最高気温が18度でした。
半日くらい干したら、しんなりしていました。
この干した大根をジップロックに入れて冷凍庫で冷凍します。
冷凍庫を使わない簡単なたくあん漬けの作り方はこちらの記事でもご紹介しております。よろしかったらご覧ください。⇒簡単で手軽にできる!自家製たくあん漬けの作り方。マンション暮らしでも美味しいのが楽しめるよ - シンプルライフ物語
材料と作り方
干した大根を一晩凍らせたら、たくあんの仕込みに入ります。
材料
- 米ぬか
- 自然塩
- 塩水
- 昆布
- *果物の皮など
それぞれの材料の料は、凍らせた大根の量で割り出します。
大根:米ぬか:塩:塩水(塩分6%)
=1:60%:6%:50%
作り方
1.冷凍庫から凍らせた大根を取り出して測る
今回は、100グラムでした。
2.測った大根から材料の量を割り出す
大根:米ぬか:塩:塩水(塩分6%)ですから、
100グラム:60グラム:6グラム:50グラム
3.材料を混ぜてぬか床を作る
2で割り出した材料をジップロックに入れて、混ぜてぬか床を漬けます。
今回は、干した柿の皮を入れました。果物の皮を干した物を入れると甘みが出ます。
4.ぬか床に凍らせた大根を入れる
ぬか床に凍らせた大根を入れます。
5.ぬか床に漬け込んだ日にちを入れて、冷蔵庫に入れる
ぬか床に大根を漬け込んだジップロックにその日の日付を記入して冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫に入れるのは、ぬか漬けは寒い時期にじっくり漬け込むことで美味しくなるからです。温度が高い状態で漬け込むと、醗酵しやすくなるためすぐに酸っぱくなります。
6.7日以降に食べられる
漬け込んで7日以上経つと食べられます。
酸っぱくなっていくので、漬け込んでから14日くらいまでに食べ終わるようにします。
本日は、漬けてから7日目でした。
恐る恐る、恐る恐る冷蔵庫のたくあん漬け出して、を試しに端っこだけ食べてみました。
「おいしい!」
しっかりしたたくあん漬けになっていて、熱々ご飯にピッタリでした。
たくあんは、オールシーズン食べられる!
手作りのたくあんは、冬から春先にかけて食べるものですが、冷蔵庫と冷凍庫を利用することで一年中食べれるたくあんができました。
来年は真夏にたくあんを作ってみたいなと思います。
その時はまたご報告いたします。
お楽しみに!