シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

読書感想文を書かせるの巻

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夏休みの宿題で、厄介なものの一つが読書感想文。
この読書感想文には親も泣かされたものですから、子供にも何を書かせたら良いのかさっぱりわかりません。
最初に読書感想文の課題が出たのは小学校2年生の時ですが、その時は何を書かせたか親も覚えていません。
夏休みの最終日に、子供を泣かせながら、文句をブーブー言って、原稿用紙に字を埋めさせていたのかもしれません。

 

それで、3年生の時は、夏休み前に、読書感想文対策をやろうと、色々ネットで調べていたら、どうやら近く(と言っても、車で一時間くらいかかるところ)で読書感想文の指導をやってくれるところがあるというので即効で申し込みました。

 

当日までに課題図書を購入して読ませ準備万端でその日迎えました。

 

そして、当日お弁当を持たせて朝早くその場所に放り込み、夕方連れて帰ったのですが、子供はぐったり、できた読書感想文はひどいもの。。。

 

トホホな感じでしたが、一応書いたのでそのまま提出しました。

 

まる一日かかって書かせた読書感想文でしたが、当然学校での評価も芳しくなく、自力で書いた子がクラス代用に選ばれ、つくづく、うちの子は親が期待するほど出来が良くないことを痛感させられました。

 

丈夫で元気で性格が良ければ良いと常日頃、周りには吹聴しておりますが、心の底では、うちの子は他の子より優秀であって欲しいと望んでいました。

 

望みや期待は早いうちに諦めたほうが、お互いのためなので、このことを機会に子供への期待はやめました。

 

それでも、4年性でも読書感想文ありました。

 

本を読むのも嫌いなので、親としては妥協に妥協して、赤毛のアンのDVDを借りてきて見させ、一応本を読んだことにさせて、読書感想文を書かせました。

 

赤毛のアンは私が感動した本なので、子供も感動してくれるかなと思ったのですが、うちの子はさっぱり感動してくれませんでした。

 

私は、親の愛情に餓えていたので、自分はもらい子だと思っていたから赤毛のアンの気持ちがものすごくよくわかったのです。

 

しかしですね、うちの子は一人っ子なためか、私と旦那が子供一人に2人分の愛情を注ぎ、なおかつ、私の方の両親は孫が結局うちの子だけなので、うちの両親からの愛情ももらっているわけですから、一人で4人分の愛情を独占しているわけです。

 

なので、孤児院で育ったアンの気持ちなどさっぱりわかっていませんでした。

 

これが良いのか悪いのか、これから10年先に判定が下されるわけですが、どっちに転んでも、読書感想文はちゃんと書いてもらいななんて言う親心もあって、今年も読書感想文に挑戦しているわけです。

 

今年は、夏休み8日目にして、本を読み終え、読書感想文に手をつけています。

 

『お母さん教えて』なんて猫なで声で頼るものだから、
私もかっこ悪いこと見せられないし、
一応、小学校4年生の時に、田舎の小さな町の読書感想文コンクールで入選した実績を自慢していましたから、引くに引けず、どうやったらコンクールで入選するような立派な読書感想文が書けるかをコンコンと指導したのです。

 

私が子供にアドバイスしたのは

 
  • どうしてこの本を選んだのか?
  • この本を読んで一番感動したところ
  • 何で感動したのか?
  • 自分がその子だったらどうなのか?
  • そしてこの本を読んだことでこれからどういう風に生きていきたいのか?
 

もちろん、担任の先生や読書感想文コンクールの審査員が喜びそうなことを思いっきり意識しております。

 

子どもはそんな親の野望も知らずに、頑張って書いています。

 
今年こそは読書感想文コンクールに出してもらえるか。。。
 

なんか親だけ盛り上がっています。