先日、今年、初めて粗大ゴミを出しました。
最後に粗大ゴミをお願いしたのが、昨年の12月ですから、その間3ヶ月。この短期間で、1枚300円の粗大ゴミ券を4800円分購入。痛い出費でした。
今回出した粗大ゴミ14点のうち、6点が収納グッズもしくは、それに関わるもの。
わが家の粗大ゴミを改めて振り返り、安易に収納術や収納テクニックで解決しようとしてしまったがゆえに出てしまった粗大ゴミですが、改めてその理由を検証します。
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収納で解決しようとすると粗大ゴミが増える3つの理由
- 1.収納術に頼ると物を貯め込んでしまう
- 2.収納グッズが粗大ゴミそのもの
- 3.収納することで捨てることが後回しになる
それぞれの詳細を追記します。
1.収納術に頼ると物を貯め込んでしまう
世の中には、すっきり片づく「収納術」や「収納テクニック」などが出回り、工夫された収納グッズもたくさんあります。
しかし、使わないものまで押し込んでしまうのが、収納術の怖さです。使うものと使わないものの判断を先送り。結果的にものを貯め込んでしまう体質になってしまいます。
収納術には収納グッズがつきものですから、このようなものに安易に飛びついてしまったことを猛烈に反省しています。
2.収納グッズが粗大ゴミそのもの
「人生がときめく片づけの魔法」でこんまりさんは、「収納という言葉には魔物が潜んでいる」言っています。
片づけの解決策が収納だと考えてしまうと。どんどん収納のどつぼにはまります。
こんまりさんですら、かつては、収納術にはまり込み、便利な収納グッズで部屋がいっぱいになったそうです。これらの収納グッズは、最終的には粗大ゴミになったというのです。
具体的には、突っ張り棒やS字フックが良い例です。これらは、ものを増やす元凶にもなるし、捨てる場合は粗大ゴミ扱いです。
3.収納することで、捨てることが後回しになる
収納術を駆使すると、たくさんのものが詰め込めるので、問題は解決したかのような錯覚を覚えます。
この錯覚により、ものを捨てることが後回しになってしまいます。
使えないものまで収納できてしまう怖さ、それによって、「捨てる」判断が鈍り、貯め込んでしまう家になってしまいます。
貯め込んでしまう家の末路は、粗大ゴミの汚屋敷です。
収納で解決しようとして悪あがきをした末に、貯め込んでいた粗大ゴミ、その4800円分の内訳をご紹介します。
*トラコミュ*
掃除・整理整頓の悩みや苦労や解決方法はこちら⇒掃除・片付けのコツ
粗大ゴミの多くが、収納グッズだった!今回出した粗大ゴミとは?
今回出した粗大ゴミは、
- 押入ダンス4段
- カラーボックス4段
- 傘立てのカゴ×2
- プラスチックのボックス
- 60センチS字フック5本
- ピアノの椅子
- 学習机の本棚と蛍光灯
- 赤ちゃん用の布団ひと組
- 赤ちゃん用の毛布
- 赤ちゃん用のタオルケット
- 食器棚の扉2枚
- ステンレスの棒1本
一番ゴミ処分の料金が高かったのが、押入ダンス4段とカラーボックス4段。
それぞれ600円でした。
その他全て300円。
捨てたもので、一番高かったのが、赤ちゃん用の布団ひと組。生前祖母がひ孫に当たる、うちの子に買ってくれたもの。2万円ほどしていたと思います。
一方、一番安かったのが、65センチのS字フック。1本100円で、5本だと500円です。
一番高かった布団ひと組と、一番安かった65センチのS字フック。ゴミ処理にかかるコストは同じ、というのは、高かった安かったという経済的な判断が最終的には無意味になってしまう表れでしょうか。
更に、押入ダンスやカラーボックスは、4段になると、一般的な収納の倍、処分料かかります。
教訓です。
片づけは、収納術や収納グッズに頼るのはやめましょう。