シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

【実家の片づけ】断捨離が進まない最大の原因とは?

帰省中に、実家の片づけ断捨離を断行しようとしておりますが、上手くいきません。
お正月モードに入ってしまったのもひとつの原因ですが、母親自身が積極的ではなくなっています。元々片づけが好きな人なのに。
そこで、母に質問をしてみました。
「どこか、片づけたいところはある?」
すると、母の答えは、

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「裏の部屋の父のものがある場所を片づけて欲しい」ということでした。
「お父さんと一緒に片づけて」というのです。
その要望に、一気に気持が重くなりました。なぜなら、うちの父は片づけなんてやったこともないような人だから。

実家の断捨離の妨げは、片づけ嫌いの父の存在

父は、自分の使ったものすら戻さずに、その辺に放り投げています。そして、ものをよく失くすので、すぐに新しいものを買ってきます。

不用なものがあっても、捨てることを極端に嫌います。「もったいない」と言いながら、ものを大事に扱いません。

父の回りはいつも、ものが散乱しています。

「ものは使ったら片づけるものだ」と、言っても全く聞き入れません。そんな父が、積極的に自分のものを処分するわけがありません。

母は言います。
「あの部屋にあるのは、退職してから10年以上、使っていないものばかりだ」


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確かに、帰る度に見る光景ですが、本の位置や傾き加減が全く変わっていません。本棚の本の上やすき間には、どんどんものが積み重なってしまっています。

また、使っていないノートパソコンが2台もありました。


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これらを処分するだけでも、ずいぶんスッキリするのに。

父に言いました。

「あそこにあるものを片づけるから、捨てて良いものを教えて」

父は、即答しました。

「捨てるものなんて何もない」

父は、退職してから一日中、テレビを見て過ごしています。

本や書類に一切触れる時間などありません。ここにあるもの全部処分しても何も困らないのに。

元々片づけが嫌いな父は、母の重荷だった

考えてみれば、この家にあるほとんどが父のものです。家そのものが父のものですから。

私は父に訴えました。

「お父さんが死んだら、お父さんのものは全部遺品になって、処分する私たちが大変なんだから、今のうちに片づけて」

父は、答えます。
「そんなことは無い」

私はだんだん腹が立ってきました。

「生前整理と言って、最近では、みんな元気なうちに自分のものを処分しているんだから」

父は、首をかしげて聞く耳を持ちません。

父は昔から、とにかく動くのが嫌、自分の身の回りのことは他人任せ。自分の存在が回りにどれだけ迷惑をかけているのかなんて全く分かっていません。

普通の女性と結婚していたら、とっくに、離婚されてもおかしくない存在です。

母は、体裁を気にする義理堅い人だから離婚もせずに未だに一緒にいられています。

父にとっては、ラッキーですが、母にとっては、一生を台無しにするような、とんだ厄介者を抱え込んでしまったと言う感じです。

母にとっての1番の重荷は、片づけや掃除よりも父の存在だったと気づきました。

やましたひでこさんも失敗している実家の断捨離は、ハードルが高い

断捨離のやましたひでこさんも、実家の片づけや断捨離には2度失敗しているようです。

実家の断捨離 片付けのカギは「親離れ」

実家の断捨離 片付けのカギは「親離れ」

 

 

やましたさんの場合は、お母さんが「捨てられない人」のようで、断捨離をして親子関係もぎくしゃくしてしまったと、著書の中で語っています。

結局、やましたさんは、親に期待する自分の「感情」を断捨離することで、親との距離を取っていったようです。

その過程で、やましたさん自身は、親から受け継いだ価値観を手放し、親からの自立を成功させました。

そのような経験から、やましたさんは実家の片づけについてこのように提言しています。

「実家に溜め込まれたモノの山に手を出さない」という選択肢もある。

一旦、実家の断捨離を諦めて、他の方法を探すという選択肢もあると考えた方が良さそうです。

実家に住みついている小動物の存在はどうするのか?

実家の屋根裏に住みついている小動物の存在も気になります。昨晩も板1枚の上でガサガサと動き回っていました。

小動物の記事はこちらで紹介しております。⇒【実家の片づけ】田舎の家屋、断捨離の難しさと想定外の事態とは? - シンプルライフ物語

aouei.hatenablog.jp

小動物が入り込む床下の穴をふさぐことはムリなようなので(60年くらい放置していた)、もし入らないようにするには、家を建てかえるしか方法はないかもしれません。

こちらはこちらで、考えれば考えるほど頭の痛い問題です。。。