片づけから逃げていたとき、私は人生もあきらめていました。
- 家の中を片付けても、お金を稼げるわけじゃないし。
- 片付けごときで運命まで変わるわけじゃない。
こんな風に考えていたとき、周りへの不満は積もるほどありました。
そして何もできない自分に対して無力感しかありませんでした。
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社会への不満といら立ち。そして無力感
増税、値上がり、理不尽な事件、教育制度、安いパート賃金、女性蔑視社会、強者だけが優遇される政治、環境問題、、、
パッと思いつくだけでも、私はこれだけ社会に対して不満があります。
社会が変わらない限り、私は幸せになれないというくらい、不平不満を抱えていました。そして何もできない自分に無力感しか感じていませんでした。
断捨離のやましたひでこさんは、「断捨離式エンディングノート」の中でこのように言っています。
そんな方々(ものを捨てられない方々)に共通しているなと感じていることは「人生へのあきらめ」。片づけに限らず何をやるにしても疲れるし、この歳だからと言い訳しているのです。
参照元:やましたひでこ著「断捨離式エンディングノート」
ものを捨てられない、片づけができなかった私は、まさしく、片づけだけではなく、人生をあきらめていたのです。
自分でコントロールできないことに、勝手に無力感を感じて、目の前の早急にやらなければならないことから目を背け、更に自己肯定感すらも失っていました。
片づけ・断捨離という行動で、生きる力を回復する
片づけや断捨離は、無力な自分でもコントロールできる行動です。
小さな成功体験を積むことで、達成感や自己肯定感も生まれます。
「なんだ、私、できるじゃない」
こんまりさんのやり方で、最初に洋服を片づけたときに、素直にその達成感を喜びました。それが癖になって、次々に片づけを行い、こんまりさんの片づけノートが終わった頃には、大きな達成感を感じていました。
こんまりさんのやり方で片づけた様子はこちらです。⇒こんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」を実践、「トキメキ」が無くてもできた!レポートのまとめ - シンプルライフ物語
片づけですっかり自信を取り戻してからは、次々にやりたいことが出てきました。
まずは、自分のできるところから片づけてみませんか?こちらに事例がたくさんあります。⇒小さな一歩から始めるお片付け。
やりたいことリストを作って挑戦するメリットとは?
片付けが、ある程度できた今は、やりたいことリストを作成中です。
私のやりたいことリストを、チラ見しますと、、、
- 家事ノートを完成させる
- 10年喜び日記を付ける
- 笑顔をキープ
- 穏やかで優しい心でいる
- 毎日の掃除と家事で家に福を呼び込む
- 自宅または公民館で暮らしのワークショップを開く
など
楽しいことをたくさん考えていると、生きる勇気が湧いてきます。目の前にある、ちょっと頑張ればできそうなことをリストアップしてみると、社会への不満など忘れています。
- 増税は、予定通り実施されるでしょう
- 値上げも免れないでしょう
- 理不尽な事件は、今後も残念だけど絶えることはないでしょう
- 教育制度は、相変わらず旧態依然のまま。秩序と競争で大人しい人間を増産していくでしょう
- 安いパート賃金は、高くなる可能性はほぼ無いでしょう
- 女性蔑視社会は、まだまだ続くでしょう
- 強者だけが優遇される政治も、そのまま
- 環境問題も、進まぬまま
だからといって、私は幸せになれないということはないし、無力感を感じることはありません。
私の目の前にある「片づけ」という問題を、片づけただけで、身の回りの環境がガラリと変わり、気持ちも入れ替わったかのようです。
私ができる、目の前のことを一生懸命取り組む道が、社会を変えるおおきな道に繋がると考えられるようになりました。
あなたも、目の前の片づけをさっさと終わらせて、やりたいことリスト作りに取り組んでみませんか?