最近とても驚いたことに、断捨離のやましたひでこさんはミニマリストではなかったという事実を知ったことです。
やましたさんご自身が、「断捨離はミニマリストではない」と断言されています。
断捨離と言えばものを捨てる、ものを捨てればミニマリストになると勝手に連想していただけに、この事実は衝撃でした。
断捨離の本質をやましたさんはこのように言っています。
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やましたさんの言う、断捨離の本質とは?
最近絶賛実践中の「1日1ヶ所 捨てる!ワークブック」によると、
欲しいものがあれば我慢せずに買います。でも買ったものをなんでもかんでも後生大事にすることはありません。(略)断捨離の基本的な考え方は”新陳代謝”。(略)モノを停滞させず、支配されず、新陳代謝させることが断捨離の本質です。
引用元:「1日1ヶ所 捨てる!ワークブック」
「1日1ヶ所 捨てる!ワークブック」の内容はこちらの記事でご紹介しております。⇒断捨離で2018年ラストスパートを駆け抜ける、「1日1ヶ所捨てる!」を実践する計画とは? - シンプルライフ物語
この本の中に、やましたひでこさんのお宅が紹介されていますが、靴は12足お持ちでした。(1足は近所履き)
靴の例で言えば、私は5足しかありません。やましたさんからみたら私は、ストイックでミニマリストの部類に入るかも知れません。
断捨離は、欲しいものを買い、自分自身に必要がなくなれば、まだ使える状態でも躊躇なく捨てる(手放す)。そしてまた自分自身に必要なモノを買う、というサイクルが本道なのです。
なので、断捨離はストイックというよりは、欲望に忠実であります。本道を歩もうとすれば、ある程度お金に余裕がなければなりませんよね。
断捨離などの片づけの分布図
断捨離、ミニマリスト、片づけなど、これまで色んな片づけ本を読みあさり、大御所たちの考え方に触れてきましたが、ここで彼らの分布図を描いてみることにしました。
*こういう分布図を描いて、俯瞰するの大好きです。。。
ものの量とお金(コスト)を縦軸と横軸にしてみるとこのような図になりました。
*汚いので、後で画像ソフトできれいなものをアップいたします…取り急ぎ申し訳ございません…
整理収納アドバイザーの考え方は、ものの量に対してそれほどストイックではなく、お金もあまりかかりません。
こんまりさんは、辰巳渚さんの影響を受けていますから、お互い似たような位置にいます。
ちなみに、辰巳渚さんは、元祖捨てる達人。
こんまりさんに影響を与えた方です。
辰巳渚さんの記事はこちらで紹介しております。⇒こんまりさんに影響を与えた、「捨てる!技術」の著者、辰巳渚さんの訃報で改めてそのエッセンスを振り返る - シンプルライフ物語
彼女たちの考え方が一番ミニマリストに近いかも知れません。
ものの量を極力減らすミニマリストたちは、できるだけお金をかけないタイプからお金をかけるタイプまで広く分布しています。
私の場合は、辰巳渚さんやこんまりさんの位置でお金のかからない辺りを狙いたいなと思いました。
片づけというより暮らし方
ここ数ヶ月、片づけから家にあるものと向きあい、その道の達人たちのやり方に触れてきたのですが、
まずは、家族がどんな暮らしがしたいか?
というところからスタートしないと、振り回されますね。
そして、そのためにはどれくらいの持ち物が必要で、ストックをどれくらい持つのが最適なのか?ということを家族全員で、あーでもない、こーでもないと言いながら暮らしを組み立てていく。
その結果、それぞれの家族の答えは別々だし、正解はないと改めて思いました。
恐るべし、思い込みの力。