本の片付けと整理に何度も失敗してきました。
その失敗を踏まえて、改善策を取り、今では本の整理も片付けも楽になりました。
リバウンドしない本の整理方法についてご紹介します。
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なぜ、本の整理と片付けに失敗してきたのか?
自分でお金を稼ぐようになって最もお金を使ったのが本代でした。
バイトやお給料の大半を本に費やして来ました。
その結果、部屋中が本で溢れかえり、引越の時も、生活用品よりも本を詰め込んだダンボールの方が多く、その料は引越しをする度に増えていきました。
それで、読まない本を買い取ってもらったり、古紙回収で引き取ってもらったり、それなりに手放して来ましたが、本を手放すペースよりも買うペースの方が早いので、いつまで経っても本が部屋に溢れかえっていました。
本を一気に処分した結果。。。
そんな私が本を一気に処分したきかけが、東日本大震災でした。
東日本大震災の時に、背の高い大きな本棚が倒れて下敷きになるところを、寸でのところで助かりました。
たまたま、本棚のある部屋にいなかったから命拾いしたものを、もし、あの瞬間にあの部屋にいたら、確実に私は本に押しつぶされて息が止まってしまうところでした。
ぞっとしましたね。
それで、大量の本を一気に手放しました。
しかし、その数年後、当時持っていた本の量よりも本が増えてしまったのです。
本の片づけは、形のある物と無いもの両方で考える
本は、「本」という形のある物ですが、ただの物ではありません。「本」の実体は、情報と知識であり、形のない物。
本を片付けるときは、形のある物とない物、両方を片付けていかなくてはなりません。
このことを踏まえて次のような片づけを行ったところ、本を買ってしまう癖も改まり、家中に本が溢れると言う状況は納まりました。
具体的に何をしたかと言いますと。。。
リバウンドしない、本の整理と片づけ方法とは?
本の片づけは、形のある物とない物を両方で考えていくとなると、具体的には次のステップになります。
- ステップ1.持っている本から自分自身の興味関心を知る
- ステップ2.持っている本を一覧表にする
- ステップ3.本を収納する
- ステップ4.本を消化する仕組みを作る
- ステップ5.本を買うルールを決める
ここで一旦、「整理」「収納」「片付け」についてのそれぞれの意味について振り返ります。
「整理」とは、物を必要と不要で分けることです。
「収納」とは、必要な物を出し入れしやすいように収めることです。
「片付け」とは、「収納」してある物を、使ったら元に戻すことです。
これを踏まえて、本の片づけの具体的な方法を補足します。
ステップ1.持っている本から自分自身の興味関心を知る
持っている本をジャンル別などの分けて、自分自身がいったい何に興味関心を持っているのかを客観的に判断します。(形のない物の整理)
1冊1冊、その本のタイトルとなぜその本を購入したのか?持っている目的を紙に書いて行きます。(形のある物とない物の整理)
答えの出ない本、持っても読まない本などは手放します。(形のある物の整理)
ステップ2.持っている本を一覧表にする
持っている本を手書き、またはエクセルなどに書き込み一覧表にします。(形のある物、ない物の整理)
ステップ3.本を収納する
残った本を本棚に収納します。(形のある物の収納)
カラーボックスの本棚に本を収納した方法はこちらでご紹介しております。よろしかったらご覧ください。⇒【無印良品週間】カラーボックスの本棚を無印良品で解決、ビフォーアフターを公開します - シンプルライフ物語
本棚のスペースが狭い場合は、電子書籍などにします。(形おる物の収納)
電子書籍はブックスキャンがおすすめです。ブックスキャンについての記事はこちらでご紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒本を大量処分、本を捨てても、いつでもどこでも読めて、聴ける!とっても便利な方法とは?す - シンプルライフ物語
ステップ4.本を消化する仕組みを作る
ステップ2で一覧表にした本のリストを元に、本を消化する仕組みを作ります。(形のない物の整理)
本を消化するとは、その本を持っている目的を達成していくことです。読書ノートなどに記録を付けておくと忘れないようになります。
ステップ5.本を買うルールを決める
これまで本を手当たり次第に購入しているようならば、買い方を見直し、買うルールを決めます。
例えば、
図書館にある本は買わない
1冊買うなら、持っている本を1冊手放す
1ヶ月●円まで、
1ヶ月●冊まで
というように。
本の片づけは自分の思考と心の片づけ
本の片づけは、形のある物とない物としての両方からのアプローチが必要です。
形のない物(情報や知識)を集めてしまうのは、自分自身の中にあるもの(思考や心)が飢えているからです。この飢えた源泉を堰き止めないと、無制限に買い続けることになります。
その源泉をコントロールできないならば、本を買ったる、手に入れるルールを決めてしまうというのも一つの手です。
飢えた源泉を堰き止めれられれば、思考と心の片付けにもスムーズに行くのだと思います。(私はこれからですが・・・)