玄関開けたら、ものが散乱。
床の上は、足の踏み場もないほどごちゃごちゃ。
生活スペースも、ものだらけ、
1日に何度もやってくる捜し物タイム。
その場にいるだけでイライラ。
気持ちが落ち着かない暮らの中で、
「片づけたいと思っているけれども、どこから片づけたら良いのか分からない」
このフレーズが悶々とする頭の中でエンドレスに流れていました。
当時は、
「何を捨てるべきなのか分からない」
「片づけ方がよく分からない」
「整理収納アレルギー」
など、たくさんの問題を抱えており、精神的にアップアップな状態でした。
それでも片づけられるようになったのは、、、
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片づけられない人にマニュアルは必須
どこから片づけても良いし、片づけに決まりはありません。
ただ、片づけ方が分からない人に、「好きなように片づけたら良いのよ」「片づけにルールなんて無いから」と言うのは、泳げない人に「好きなように泳いだら良いのよ」と言うようなもの。
片づけできないから困っているわけなので、片づけ方を教えてもらわないと、途方に暮れてしまいます。
片づけは躾けられて身につくものだと思うんです。だって、猫や犬、それ以外の動物は片づけなんてできないじゃないですか?
人間も生まれてから成長するまで、片づけの躾を怠れば、片づけができない大人になってしまう存在なんだと思います。
私は成長過程で、「片づけを学んでこなかった」というのがひとつの原因だと思っています。
それに、私の性分である、怠け癖が絡まって、片づけのできな大人にできあがってしまいました。
片づけができなければ、片づけの達人から学ぼう
嬉しいことに、今は、そんな私のように片づけができないまま大人になってしまった人のために、片づけ上手の人たちが書いた本がたくさん出版されています。
特に書き込み式のワークブックの本はかなりおすすめ。
私はこんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」で一気に片づけることができました。⇒こんまりさんの「人生がときめく魔法の片づけノート」を実践、「トキメキ」が無くてもできた!レポートのまとめ - シンプルライフ物語
この本一冊を本気で取り組めば充分片づけられます。
【店内全品5倍】人生がときめく魔法の片づけノート/近藤麻理恵【3000円以上送料無料】
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ライフスタイル > 生き方・リラクゼーション > 生き方
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どこから片づけたら良いのか?
こんまりさんのやり方が全てかというとそうでもありません。
片づけの達人たちによって、やり方が全く違います。
こんまりさんは、もののカテゴリーごとに片づけます。
具体的には
衣類→本→書類→小物→思い出のもの
という順番で片づけていきます。
このやり方で良かったのは、片づけながらものの管理もできる点。
持っているものの役割を確認しながら、行えますし、片づけた後に使いやすく収納するところまでできるのです。
断捨離のやましたひでこさんは、場所別です。
やましたさんは、たくさん本を出版されて、場所別の片づけの指南もされていますが、本によって様々です。
最近読んだ「1日1ヶ所 捨てる!ワークブック」では、
トイレ→浴室→洗面所→寝室→クローゼット→台所→ダイニング→リビング→机周り→収納→本棚→机周り→バルコニー→玄関
と言った感じです。
お二人の片づけのちがいについての詳細はこちらの記事に書いております⇒断捨離と大掃除を同時に進めるコツ。こんまり流の片づけとの違いとは? - シンプルライフ物語
もの別が良いのか、場所別が良いのか、それぞれ善し悪しありますが、共通するのは、まずは1ヶ所、整った空間を作り、自信をつけて、次々片づけていくということ。
「私でもできた」という小さな成功体験が凄く重要だと思いました。
私も、クローゼットを片づけて、突如として出現した神々しい空間に奮起。そこから片づけが加速しました。
その時の様子はこちらの記事にあります⇒片づけ祭り開催。こんまりさんの片づけノートchapter2。「衣類」を実践してわかった衝撃の事実とは? - シンプルライフ物語
どこから片づけるのが効率が良いのか?
一通り片づけが終わってから改めて、
「どこから片づけたら良かったのか?」
を、振り返ってみると、
表に出ているもの(出しっ放しになっているもの)のうち、たくさんあるものの収納場所から片づける
ということです。
出しっ放しになっているものは、収納場所に問題があるはずです。例えば、入りきらないほどのものが収納に詰まっているとか、出し入れしにくいとか、不要なものが詰め込まれているとか。。
そういうところから見直していった方が、リバウンドもなく、きれいな状態がキープできると感じております。
具体的には、洋服がたくさん出しっ放しになっているならば、クローゼットを見直します。
クローゼットの中のものを全部出して、着ていない洋服を処分。6~8割くらいの収納で余裕を持たせ、出し入れしやすいようにします。
また、本が床の上などにも散乱するようならば、本棚に問題があります。
本棚を見直し、読まない本は処分してしまう。と言っても、読んでいない本などがあると、処分しにくいものです。
新しい収納を買ってきてそこに詰め込みたくなりますよね。
それはやっちゃ行けない。御法度です。
その理由はこちらの記事で紹介しています。⇒収納を増やしたい…と思ったら、断捨離のタイミング。その理由とは? - シンプルライフ物語
収納に収まる分だけしか持たないというルールは厳守
「ものが増えたらその分膨張する家だったら良いのに」と思ったことがあります。
今思えば恐ろしい考え方なのですが、本気で思っていました。
ものは持っているだけでは意味が無いと気づいたのはつい最近。食器棚を片づけて思いました。⇒食器棚の片づけ(断捨離)で気づいた、シンプルで豊かな暮らしとは? - シンプルライフ物語
家のキャパシティと使う人のキャパシティを考えて、最低限、収納に収まる分だけしか持ってはいけないというルールは厳守した方が良いと思います。
その方が、ものの管理が行き届き生活しやすいです。そしてよりシンプルで豊かな暮らしができます。
1年以上使っていないものは捨てるなどのいくつかのチェック項目をリスト化した「捨てるチェックリスト」があると便利です。
「捨てるチェックリスト」についての記事はこちらで紹介しています。⇒キッチンの収納に隠れた台所用品の片づけと断捨離、迷うものは、「捨て判断チェックリスト」でふるいにかけるてみよう! - シンプルライフ物語
人は、時間もお金も能力も無限にあるわけではありませんから、一生のうちに使いこなせるものの量なんて、限られてくると思うんですよね。
余計なものを持たなければ余計なお金も必要ないし、余計に働かなくとも良いかも
ものを減らし、自分自身が使いこなせるものの量が分かってくると、ものを買って増やす行動が必然的に少なくなります。
そうなると、余計なものを買わなくて済みますから、家計のサイズが大幅にダウンします。
暮らしに必要なお金の額を算出すると、過剰に働いてお金を集めることに意味を見いだせなくなってきました。
そうして、「はっ」と気づきました。
家がごちゃごちゃと片づかないのは、お金を中心とした世の中の大きな渦が家の中にまで押し寄せていたんではないか。
そして、お金を中心に回る世の中で、その回転に巻き込まれ、エンドレスに歯車を回す子ネズミのように送る人生がどれだけばかげているのか、
なんてね。