昨年の夏、実家の片づけをしたときに、大量の古本が出てきました。
15年ほど前に、読まなくなった本を実家に送り、その処分をずっと保留にしていたのです。
数えてみたところ600冊近く。これらの大量の古本を断捨離することにしました。
最初は廃品回収に出そうと思ったのですが、想像以上に状態が良く、買取業者に買い取ってもらうことに予定を変更。
その作業がまだ終わっていませんでした。
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大量の古本の断捨離。480冊の査定価格は?
昨年の夏、600冊の本のうち、230冊の本を某業者に送り、買い取ってもらいました。
その時の、古本の処分の様子はこちらの記事に詳細があります。⇒実家にある大量の古本を処分しようとしたところ、想定外の展開に!何が起きたのか? - シンプルライフ物語
実家滞在期間が短かったので、3箱、300冊以上残りました。
そのうちの68冊はまだ読みたい本だったので、自宅へ送りました。
自宅へ送った本は、ブックスキャンへ。ブックスキャンとは、本を電子書籍(PDF)にしてくれるサービスです。
ブックスキャンの詳細は、こちらの記事でご紹介しております。⇒本を大量処分、本を捨てても、いつでもどこでも読めて、聴ける!とっても便利な方法とは?す - シンプルライフ物語
今回は、残り2箱分の250冊。
この本を買取業者に買い取ってもらうことにしました。
今回は夏とは別の買取業者にお願いすることにして、事前に調べておきましたので買取作業はスムーズに行きました。
その買取業者は、午後3時までに連絡すれば当日中に引取可能で、しかも12月の28日という年末の忙しい時期でも、宅配業者(クロネコヤマト)の担当者は時間通りにやってきて、重たい本を持って行ってくれました。
250冊の古本の査定価格とは?
年が明けて1月3日。買取業者より査定価格のお知らせがきました。
その驚きの査定価格は、なんと、、、
739円でした。
買取可能だった本は、250冊送ったうちの30冊だけだったようです。
30冊で739円でしたら、一冊25円弱でした。
夏に送った、230冊の買取価格は、査定価格が2割アップするというクーポン券で、708円。
*クーポン、気づいたら有効期限が切れていました。
合計で、1447円です。
まとめますと、
450冊で、1447円。
一旦廃品回収に出そうと思った本とは言え、期待を大きく下回る結果となりました。
期待価格は、5000円くらいを皮算用していました(涙。
古本の引取は買取業者も困っている
ライターの長井さんの記事によると、最近、買取業者は古本の引取に困っているようです。
古本業者が困っている様子は、長井さんのこちらの記事で詳しくご紹介されています。⇒60歳から始める個人事業主~古本業界が不景気なワケ - ライター 長井の気ままな生活
かつては本好きで賑わった神田の古本屋街の古本屋さんも閉店に追い込まれているくらいです。
それでも、漫画などはまだ需要があるかも知れません。シリーズものを一括で出すと高値が付くと言われています。
しかし、骨太の社会科学系の本は、読まれなくなっています。
私の持っていた古本は、文学、哲学、歴史などばかり。
それらのシリーズものが何種類かありましたが、それでもあの価格です。
たとえ世界的に評価の高いものでも古本市場では二束三文にもなりませんでした。
そういう時代なのです。
知識や情報、古本は、価値がなくなっている
今回の査定で分かったのは、知識や情報に価値がなくなっているということです。
検索すれば何でも出てくる時代、わざわざお金を出してまで知識や情報を買う人はどんどん少なくなっているのですね。
今後、本は読み終わったらどこかに売るという考えは捨てて、すぐに処分するという方向で考えていきたいと思います。
知識や情報、本を溜め込んでも、一銭にもならないということ、ようやく分かりました。