ここ2~3年で本を1153冊、処分しました。
内訳は、138冊は、自治体の古紙回収に出し、350冊は、古本の買取業者に買い取ってもらい、666冊は、ブックスキャンで電子書籍にしてもらって処分しました。
ブックスキャンの処分は、本が増えすぎて、本棚に入りきらず、床に直置きしているうちに足も踏み場もなくなってしまったがため、どう断捨離して良いのか分からなくなり利用。取りあえず電子書籍にして残しておいて、後から考えようと安易に問題の先送り。その安易な判断が後々、電子書籍にした本の断捨離に頭を悩ませることになりました。
こんまりさんは、本棚から本を取り出しら、本をトントンと叩いて「本を起こす」をして、1冊1冊をときめくかときめかないかで判断していましたが、電子書籍ともなると、それができません。
しかし、そんな私も、電子書籍にした本の断捨離をサクサク進めています。
ここ最近、どうやって本を断捨離しているのか?
その基準と具体的な方法についてご紹介します。
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本を断捨離する基準とは?
私行っている本の断捨離は、まず「残す本」を決めてから、それ以外は処分するという流れです。
先に断捨離する本を決めるわけではないので、基準はありません。
その作業で難しいのが、「残す本」を決めるということ。
せっかく買ったのだから全部読んでしまって「残す本」を決めようとしていました。
一方で、新しく買う本も増えていきます。本を買うスピードが速すぎて、読まない本がどんどん溜まっていきました。
あっという間に、部屋は本に浸食され、足の踏み場もない状況に。
一生のうちに読む本は限られてきますから、残す本は、少数精鋭で厳選しなくてはなりません。
「残す本」を決める方法
では、どのような本を残せば良いのでしょうか?
私の場合は、手元に置いて何度も見返したり読んだりしてフル活用したいと思えるような本です。時には線を引いたりコメントを入れたりして、自分自身の血肉になるような本が理想です。
このような本を手持ちの本から探すのは、とても大変です。1冊ずつ目を通すとなると、膨大な時間がかかってしまいます。
その時間を、大幅に時間をショートカットする方法はないか?
試行錯誤した結果、「速読」がぴったりでした。
速読とは、本を凄く速いスピードで読む方法です。
私が行っている速読のやり方は下記の通りです。
- 1.目的を明確にする
- 2.目次を観る
- 3.キーワードを拾う
- 4.キーワードの意味を探す
- 5.著者に質問をする
- 6.本から答えを見つける
上記の1~4まで行うと、本の内容の6~8割くらいを理解できます。それぞれ補足すると次のようになります。
1.目的を明確にする
まず、その本を、なぜ読むのか?そもそもなぜ買ったのか?
その本を読む目的を明確にします。
できればノートに本のタイトルと著者名、目的を書いておきます。
2.目次を観る
本のページをめくり、目次を見わたし、本の流れを俯瞰します。
3.キーワードを拾う
パラパラと本をめくり、何度も出てくる言葉や専門用語を拾います。
これらの言葉がその本のキーワードになります。
4.キーワードの意味を探す
その本のキーワードの書かれている部分を読み、意味を見つけます。
5.著者に質問をする
ここからは、時間があったり興味がある場合に行います、その本の著者に聞きたい質問を3~5くらい作ります。
6.本から答えを見つける
作った質問の答えを見つけます。
私が参考にしている速読のは、こちらの本です。
- 作者: ポール R.シーリィ,神田昌典,井上久美
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2009/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1~4までにかける所要時間は30~60分くらいが目安です。この作業で、じっくり読みたい本なのか、これ以上読む必要の無い本なのかを決めます。
読む必要が無い本だと判断したら、断捨離します。
*トラコミュ*
断捨離の参考にしています⇒断捨離でゆとり生活
速読は本の断捨離にぴったりだった!
一般的な1冊の本は、およそ2万字ほど。
全ての文字を読むと言うことにこだわり、1ページ目から最後まで読み込むともの凄く時間がかかります。
速読については、賛否両論ありますが、読まない本を決めると言う意味では、とても役に立つ方法です。
本が増えすぎて、どの本を断捨離したら良いのか困っていたり、本を読むスピードが買うスピードに追いつかないなら、速読を試してみるとずいぶん楽になりますよ。