これまでたくさんの本をあらゆる方法で処分してきました。
最終的に100冊くらいの本が残りました。この100冊はどうしても捨てたくない本です。
しかし、本棚を処分してしまって収納する場所もなくなってしまった今、とうとう手放すことに決めました。
できるだけ痛みのない苦肉の策です。
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捨てたくない本を、痛みを最小限にして手放す方法とは?
これまで本の処分方法は、
- アマゾンのマーケットプレイスで売る
- 古本の買取業者に売る
- ブックスキャンで電子書籍にする
- 自治体の回収日に捨てる
と言ったやり方でした。
しかし現在残った本は、許されるならば一生傍に置いて、添い遂げたいと思うほど思い入れの強い本ばかり。だけど、当分読むあてのない本。片づけのセオリー通りならば、迷うことなく「捨てる」領域に入ります。
預かってもらうサービスをやめた理由
最初は、サマリーポケットのような読まない本を預かってくれるサービスを利用しようと考えており、その準備もしておりました。
しかし、それだと毎月料金が発生します。1年間で5千円くらい。10年間で5万円です。30年間だと15万円。その間値上がりもするだろうから、20万円の投資になる見積もりになりました。
いくら思い入れの強い本でも、今後保管するために、20万円の投資をしても良いか?という問いかけに私は、「ノー」と答えていました。
それなら、散乱している本を、狭い部屋にどうやって収納するのか?新しい本棚を買った方が良いのか?
この問いにもずいぶん悩みました。
収納を買い足すことになれば、これまで処分してきた本棚たちにしめしがつきません。私も本棚もかなり痛い思いをしてきたのです。新しい本棚を買うことになれば、私は、これまでのように本を収集する生活に逆戻りしてしまいます。
だったらどうするか?をずっと考えていましたが、最終的な結論が出ました。
捨てられない本を手放すことに決めた、最終的な結論と3つのメリット
それは、図書館に寄贈すると言う方法です。
この方法も、本当にこれで良いのかどうか悩みましたが、次の3つメリットから腹をくくることにしました。
- 1.読みたい人に読んでもらえる
- 2.読みたいときに読める
- 3.今後もお世話になる図書館に貢献できる
1.読みたい人に読んでもらえる
今、私は読むつもりはなくとも、どなたか読みたい人がいたらぜひ読んでもらいたいと思いました。
添い遂げたいくらいに思い入れの強い本です。私一人で独占したいのは山々ですが、「可愛い子には旅をさせろ」の境地に立って、色んな人の手に渡って読んでもらった方が、本も幸せではないかと思いました。
2.読みたいときに読める
図書館に寄贈するメリットは、図書館を自分の本棚代わりに使えるということです。
自分のものではありませんが、図書館の本棚にあると言うことが分かっているので、読みたいときに借りて読むことができます。もし、他の人が借りていても、しばらく待てば順番が回ってきますから慌てることはありません。
3.今後もお世話になる図書館に貢献できる
近所の図書館にはとてもお世話になっております。何度か図書館にリクエストして本を買ってもらったこともあります。お世話になりっぱなしというのも気が引けますし、今回本を何冊も寄贈することで、また堂々と図書館にリクエストして本を買ってもらおうと思います。
本以外の紙類や書類を片付けるヒントならこちらです。⇒[紙,本,書類]整理,収納,お片付け
捨てられない本でも、どんどん手放していこう
今回、図書館に本を寄贈することで、捨てられなかった本もどんどん手放していけそうです。
本は、形も厚さも違いますので、とても収納がしにくく、これまで片づけするときに、かなり頭を悩ましてきました。そういったストレスからも解放できます。
また、家の中の大きな本棚はとても危険ですし、未読の本が積まれた場所は、「読まなきゃいけない」というプレッシャーがかかってしまい、落ち着くことができませんでした。
本の収集癖はまだあり、一進一退を続けておりますが、また少しミニマリストへ近づいたようです。
その後のいきさつについてはこちらの記事になります。是非お読みください。⇒捨てられない本の断捨離に失敗。「はっ!」としたやましたひでこさんの「執着」の考え方とは? - シンプルライフ物語