毎年この時期になると、こだわりのある手帳がたくさん発売されています。
今年はどんな手帳にしようかとあれこれ探した末にたどり着いた理想の手帳は、時間管理がデザインできるものという答えになりました。
私の理想の手帳の条件は、、、
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時間管理がデザインできる手帳の条件とは?
とにかく1日、1日を大事にしたい。
更には時間も大事にしたい。
シンプルな生活を実現させたい
そのために必要な手帳の条件を書き出してみたところ、下記の7つが最低限あれば良いなと思いました。
1.1日分が見開き2ページであること
2.時間を目盛りで管理するものではなく、箱で管理できるもの
3.24時間ある
4.1日のゴールが設定できる
5.タスク管理もできる
6.メモもある
7.日記も書ける
しかし、この条件を満たしてくれる手帳は見つかりません。
そこで、自分で作ってみるという手段を取ることにしました。
その結果が、この手帳です。
これは、グーグルのスプレッドシートを使って骨組みをづくり、PDFにしてキンコーズで両面印刷。冊子にしてもらいました。
冊子は30枚が限度らしいので、1冊を1ヶ月分として作成。
とりあえず年内10月から12月までの3ヶ月分作って、お値段は1000円くらいでした。
中身をご紹介しますね。
1.1日分が見開き2ページであること
一般的な手帳の多くは、1日1ページです。見開きにすると2日分あります。
これでも十分だと思うのですが、「1日をデザインする」という視点から考えると、物足りません。
手帳を開いたときに、視界に入るページ全部が丸ごと1日である方が、その日の時間を見積もってデザインしやすいと考えました。
2.時間を目盛りで管理するものではなく、箱で管理できるもの
一般的な手帳は、時間を目盛りのようなもので区切っています。
ノートで言えば、罫線のような感じです。
それでは、時間の流れの中に、スケジュールを埋めると言うことしかできません。
1時間が、1センチほどの枠しかなくとも、その時間でできることは10個くらいあるわけです。
これまでは、そんな小さなマス目に書き切れなかったから、色んなことを省略していました。
しかし、時間を「箱」として捉えて見ることで、その「箱」の中でできること、自分がエネルギーを注ぎたいことが明確になります。
例えば、午前7時から8時の「箱」の中では、家族サービスを目一杯やろうとか、午後8時から9時までの「箱」の中では、片づけや掃除にエネルギーを注入しようとか。
自分自身のエネルギーをその時間にどう注げるか?が、明確になるので、時間の使い方が上手になるのでは無いか?と考えました。
3.24時間ある
1日は24時間です。更に、活動時間はそれぞれの立場によって違ってきます。
起床時間や就寝時間がそれぞれ違うように、1日が始まる時間も違います。
一般的な手帳は、午前6時始まりだったりしますが、私はできるだけ早起きして活動したい(現在はまだ夜型・・・)ので、午前5時とか4時に始まり、24時間管理できるようにしました。
4.1日のゴールが設定できる
漫然と1日を過ごすのでは無く、1日のゴールを書く部分も作りました。
ゴールがあることで、その日に張り合いが出ます。
例えば、お風呂場を徹底的にキレイにする日など。
こうしてゴールを設定してクリアすれば、何でも無い毎日でも、達成感が生まれます。
5.タスク管理もできる
その日にやらなければならないことを管理する部分もあります。
このタスク管理があることで、行動のモレを防ぎます。
6.メモもある
その日の気づきや出来事などをメモする部分もあります。
お金をいくら使ったとか、いくら入ったなどもメモできます。
7.日記も書ける
一時、「4行日記」という本が流行ったことがあります。
- 作者: 小林惠智
- 出版社/メーカー: インデックス・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
「4行日記」に書く内容はその日の出来事から、下記の4行を書くだけです。
事実
発見、気づき
教訓
宣言
たった4行でも、とても濃い日記が書けます。
この「4行日記」の未来版というのがあって、「未来日記」という名前がついています。
一日5分奇跡を起こす4行日記―成功者になる!「未来日記」のつくり方
- 作者: 小林惠智
- 出版社/メーカー: オーエス出版
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
この「未来日記」は、明日の自分像を、前日にイメージしておきます。もちろん、4行で、です。
その4行は、
明日の自分像
挑戦する内容
注意する行動
明日の行動予定
です。
この「4行日記」の未来版を続けながら、私の心の成長とシンプルライフを送るための道を歩きたいなと言う目論見です。
手帳は、ライフスタイルを管理し、理想の暮らしを実現するものでありたい
今回、自分で理想の手帳を作りながら思ったのは、手帳はライフスタイルの管理のためにあるのではないか?
と言うことです。
もちろん、スケジュール管理も大事ですが、これ以上に手帳でパーソナルな時間を管理しながらライフスタイルもデザインしていきたいなと思いました。
そういう意味で、「ほぼ日手帳」とか「ジブン手帳」など、個人的な時間を管理できる手帳が愛されているのかなと改めて気づいた次第です。
今回自作した、「1日のムダな時間をできるだけカットして、自分の大切な時間を管理して尚且つデザインできる手帳」を年内使ってみて、改良を加えてまた改訂版を年末に作りたいと思います。
手帳は、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズできるのが一番良いですね。