今年もゴロゴロした栗を田舎から送ってもらいました。
とても嬉しいのですが、気になるのが「栗の皮」をむくこと。
特にやっかいなのが、渋皮です。
栗の皮を簡単にむく方法は、ネットで調べればたくさん出てきますが、実際どの方法が最適なのか、不明。
そこで、今回3種類の方法で栗の皮をむく実験をしてみることにしました。
どのむき方が1番簡単にむけたのか?
実験結果をレポートいたします。
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栗の皮をむく実験レポート
今回実験を行った方法は下記の3種類です。
1.栗を焼いてむく
2.栗を蒸ししてむく
3.圧力鍋で栗に圧をかけてむく
一般的に、「栗の皮を簡単にむける」と言われている、茹でてむく方法は、やったことがありますが、渋皮が残り、包丁を使ってむかなくてはいけないので簡単だとは思えませんでした。
私の理想は、スーパーなどで売られている甘栗のように、手でパカッと簡単にむける状態です。
今回の実験では、そんな理想を叶えてくれる方法が見つかるのか?
<準備>
まずは、栗を一晩水につけました。
その後、それぞれの方法で実験を行いました。
詳細は次のようになりました。
1.栗を焼いてむく
魚グリルを使いました。
栗を入れる前に5分ほど強火で中を高温にしておきます。
その後、栗を入れて5分。
このような状態になりました。
熱いので軍手は必須です。
軍手を使って、むいたところ、鬼皮と渋皮が一緒にぺろりとむけました。
ただ、だんだん冷めてくると、渋皮が取れにくくなってしまいます。
最初の2個くらいは、楽にむけましたが、冷めてくると、だんだんむきにくくなりました。アツアツのうちにむくのがコツです。
2.栗を蒸ししてむく
蒸し器で15分栗を蒸してからむいてみました。
15分蒸した後、水分が少し出ています。
蒸し器でも鬼皮と渋皮が一緒にぺろりと取れました。
しかし、中には渋皮がへばりついているものもありました。
この方法もアツアツでないと、渋皮が取れにくくなってしまいます。
3.圧力鍋で圧をかけてむく
圧力鍋に栗とかぶるくらいの水を入れて火にかけます。圧がかかって5分ほど火にかけて、その後火を止めます。
*圧力鍋、汚くてすみません💦
圧が抜けるまで10分ほど俟ち、その後水で冷まします。
すると、栗は生暖かい状態になり、素手でも鬼皮と渋皮が一緒になってペロペロむけます。
包丁を使うことなく、全部素手でむけまた。
栗の皮を簡単にむけるのはどの方法?
今回の実験の結論は、
圧力鍋を使って圧をかけてからむく方法が一番短時間で安全、尚且つ簡単にむけました。
圧力鍋は、最初の実験では、圧がかかってから「5分」火にかけるとしていましたが、圧がかかってから火にかけるのは、「1分」でも充分でした。
更に、「水に一晩さらす」という工程を省いて試してみましたが、それでも大丈夫でした。
栗を料理に使おうと思い立ったら、圧力鍋に水と栗を一緒に入れて圧をかえけて1分火にかければ、調理できる状態になります。
ただし、1点、注意したいのは、圧にかけた後、水にさらしたままにしておくと、渋皮が取れにくくなることです。
水にさらして、3時間くらい放置しておりましたら、渋皮がくっついておりました。
圧をかけた直後、水で覚ましてすぐ(生ぬるい状態)の方が、皮はむきやすいです。
最も速く簡単に栗の皮をむく方法
栗の皮を簡単にむく、圧力鍋を使った手順をおさらいします。
1.圧力鍋に栗を入れて、栗がかぶるくらいの水を入れる
2.圧力鍋を火にかける
3.圧力鍋の圧がかかったら、1分間、火にかけ、止める。火加減は弱火から中火。
4.圧が抜けるのを俟つ(10分くらい)
5.圧が抜けたら、栗を水にさらす
6.生ぬるい状態で栗の皮をむく⇒包丁不要、素手でむけます。
*注意:圧力鍋で圧をかけた栗は、長時間水にさらすと渋皮が取れにくくなります。水にさらしたら、生ぬるい状態のうちに、すぐに皮をむき終わりましょう。
毎年、この時期になると田舎から栗を大量に送ってもらいます。
しかし、鬼皮付の栗を送られても正直とても困っていました。なぜなら皮をむくのがもの凄く面倒くさいから。
一個をむくのにだいたい3分くらいかかります。20個むいたら1時間もかかってしまうのですね。
まるで、毎年私に課せられたノルマのように感じていました。
実は、昨年、栗の皮をむくのが面倒くさくて、数ヶ月間冷蔵庫に放置してしまったところ、カビが生えて捨ててしました。
ということで、今年はリベンジ。
簡単に栗の皮をむく方法も分かったので、今後は田舎から栗を送ってもらってもムダな労力とストレスが無くなりそうです!