シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

なぜ、キレイな部屋は美人をつくるのか?片づけと掃除が最高のアンチエイジングだった!

掃除が行き届いた部屋美人
いっけん関係なさそうですが、実はとても強いつながりがありました。身のこなしと美貌は、キレイな部屋で作られていたのです。


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その理由は、、、

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2人の女性

先日、見知らぬ女性とすれ違いました。彼女が私の目を引きつけたのは、真新しい赤と白の洋服を着ていたから。

洋服は今年流行ものなのに、しわくちゃな仏頂面はシワがより深く目立ちましたし、ボサボサの髪からは生活環が滲み出ていました。

そのアンバランスが周りに妙な違和感を醸し出していたのです。

どんなに新品の洋服を着ていても、老化には太刀打ちできない現実を、まざまざと見せつけられたよう。

とっさに、「人のふり見てわがふり直せ」ということわざを思い出し、「私もこんな風に、見られているかもしれない、気をつけないと」と気持を引き締めました。


別のある日。

某駅で電車を待っていたとき。

かなりのお年かと思われる女性が、若い子たちばかりの中に混じり、背筋をピンと伸ばして颯爽と近づいてきました。

彼女は、50歳以上は年下かと思われる周りの若い子たちに、まったく引けを取っていません。

その女性が放つ凜とした存在感は、周りの誰よりも美しく輝いていました。

彼女の持つ、年齢と関係ない美しさに心ひかれ、「ああいう年の取り方をしたいな」と思いました。

  • 年齢と共に老け込む女性
  • 年齢とは無関係に凜とした存在感のある女性

この2人の違いは何なのか?

その答えを探そうと、ずっと頭の中でぐるぐると考えを巡らせていました。

その最終的な結論が、やはり「部屋のキレイ」と見た目のキレイは年齢を重ねれば重ねるほど顕著に表れるという言う紛れもない事実だったのです。

キレイな部屋が美人を作る理由

2016年10月に出版された「十和子道」の著者は、元女優の君島十和子さん。


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彼女は、この本を出版したとき、50歳。

「十和子道」の表紙や本の中で紹介されている十和子さんのお姿は、どこからどう見ても50歳には見えません。30歳と言っても納得するほど若くて美しい。

彼女は、この本の中で、キレイな部屋が美人を作る理由を次のように語っています。

部屋と暮らしを美しく保つことで生まれる”自信”は女性を必ずキレイにする。
目に見えなくても自分を取り巻く「清潔」や「清廉」という空気は、確実に美しし豊かにしてくれる。
私たちにとって、1番確実で手応えのあるアンチエイジングは「掃除という自分磨き」かもしれません。

引用元:「十和子道」君島十和子著

 

この理由を「科学的な証明がないから何の根拠もない」と安易に片づけてしまうのは簡単です。

しかし、科学はテスターという計測器で測定された世界。「清潔」や「清廉」などテスターで測定できない現象は、証明など不可能なのです。

その代わり、年齢を重ねても美しい人を1000人集めて、部屋の状態を調べてみると、きっと高い相関関係が出てくるはず。

誰かにやってもらいたい研究テーマですね。

ちなみに、十和子さんは、キレイ好きで日々のお掃除は欠かさないようです。

片づけと掃除好きのご主人と一緒に、家の中を毎日掃除してキレイをキープし続けています。

十和子さんが、洗濯で使っていたウタマロ石けんは、地味ながら空前のヒット商品となり、今は当たり前のようにドラックストアに並び、掃除の意識の高い主婦で、「ウタマロ」を持っていない人は少ないのではないか、というほど皆さん愛用しています。

彼女の掃除に対する語録も紹介しておきます。

生活を楽しんでいるという充実感は幸福なオーラとなって必ず表面に表れます。

美しさとは”特別な人”だけのものではないし、”特別な日”のためだけのものでもない。健やかな日々の積み重ねだけが生むものです。

”清潔感”のたいところには”美”もないのです。

引用元:「十和子道」君島十和子著

この言葉を壁に貼って家訓としておきたいですね。

家はエステサロン

紛れもない事実として、人は家の中の空気(オーラ)を身にまとって外に出ます。
外では、洋服や顔など目に見えるものだけが見られているわけではなく、その上にまとった家の空気もしっかりと見られているのです。

だからどんなにステキな洋服を着ていても、家の中が片づいていなかったり汚れていたりしたら、台無し。

若い頃は、多少乱れた空気を身にまとったとしても、若さでカバーできました。

しかし、年齢が上がるに連れて、自分の身にまとっている空気は、ごまかしが効かなくなってしまうのですね。

目元のしわやほうれい線を気にして、高価なアンチエイジング化粧品を使って頑張ってみたり、エステに通ったり、プチ整形したりして見た目は若く見えたとしても、家のオーラがキレイでなければ、全てが台無しです。

推測ですが、私がたまたますれ違った、真新しい洋服を着ていたけど老け込んだ女性は、乱れた家に住んでいたのかもしれません。
一方の凜とした存在感を出していた女性は、キレイな家に住んでいるのかもしれません。

実際にそれぞれのお宅を拝見したわけではないので断言できませんが、あたらずしも遠からずといったところではないでしょうか。

将来どっちの女性になりたいかと言えば、凜とした存在感のある女性を目指したい。そのためは、はやり家の中をキレイな状態にキープしていくことがカギです。

顔にしわクリームを塗り込んでいる暇があったら、ホコリを拭いたり床を磨いたりして家の中をキレイな状態に保つ方がきき目があります。

片づけと掃除は、最高のアンチエイジングなのですね。

あなたは、どちらの女性を目指しますか?