「なんかさぁ、私のこと忘れいていない?」
「一体いつ私の番が回ってくるのかしら?」
そう叫ぶのは、わが家の玄関。
告白しますと、ここしばらく掃除らしいことはほとんどしていません。
しかし、玄関のキレイさは●●と比例するようです。
それは・・・
玄関のキレイさは、自己管理能力と比例する
空間心理カウンセラーの伊藤勇司氏の著書「実践式片づけノート」によると、玄関の掃除は自己管理能力と結びついているようです。
玄関が常に片付いている人は毎日自分を良い状態でキープすることの大切さを意識できている人
逆に玄関が散らかっている人は自分の体調気分などのコンディションを管理するのが苦手で周りに影響されやすいでしょう。
その理由は、玄関は、内と外の境界線。気持ちのスイッチが切り替わるところなので、玄関がキレイな状態を保てないと、パフォーマンスが落ちてしまうということのようです。
また、整理収納アドバイザーの井田典子さんも「人生を救う片づけ」の著書の中で、
玄関は「公」と「私」の大切な接点
と、おっしゃっており、内と外との繋がる重要な場所だと位置づけています。
そんな大切な玄関のお掃除をこれまでおろそかにしていたため、わが家の玄関は、ネグレクトされた子どものように、悲痛な叫びをあげていたのでした。
玄関の掃除をする
玄関の掃除も本腰を上げて取り組んでいこうと思います。
本日は、下記の順番で掃除を行いました。
1.靴を片づける
2.ドアを拭く
3.たたきを掃く
4.たたきを拭く
それぞれ順番通りにレポートしますね。
1.靴を片づける
家族が出払った後だったので靴はサンダルしか残されていません。
サンダルを片づけて何も無い状態に。
2.ドアを拭く
ドアは、内側と外側の両方を行いました。
内側のドア
ドアにセスキを振りかけます。
ドアノブのあたりは特に手垢がついているので入念に。
雑巾でからぶきしました。
外側のドア
ドアのノブのあたりは外の方が変色が激しいです。
また、蝶番の部分は緑色に変色。
雨風にさらされる分、劣化も激しくなっておりました。
外側のドアも内側のドアと同じようにドアにセスキを振りかけて雑巾でからぶきしました。
3.たたきを掃く
たたきをほうきで掃いて、靴の裏についた土や小石、ほこりなどを出します。
4.たたきを拭く
たたきもセスキをかけて雑巾がけしました。
雑巾は、みごとに真っ黒。
家の邪気まで落とした気分です。
玄関の掃除のビフォー&アフター
●掃除後の変化の著しかったドアノブです。
金色の部分がピカピカになったのはかなり嬉しい。テンションも上がります。
これまで、どれだけくすんでいたのか…
●玄関の入り口部分です。
たたきを拭くことで、もっと輝きが出るかと思ったのですが、長年の汚れは数分の掃除程度では落ちませんでした。
長年の汚れには、日々の掃除の積み重ねが必要ですね。
玄関の掃除を終わって
玄関の掃除もおろそかにしていたため、ほこりだらけの傘立てが壊れていたことに気づきませんでした。
この傘立ては場所も取るので、もっとスリムで邪魔にならない傘立てを購入したいなと思いました。
それと、わが家の傘はほとんどがビニール傘になっておりました。
家族は、携帯用の折りたたみ傘を好んでいるのですが、なぜか持ち合わせが無いときに限って雨が降るようで、近くのコンビニなどでビニール傘を買って家に持ち込んでおります。(私も数回の前科あり)
折りたたみ傘も、数えたら家族3人に対して6本、更に折りたたみ傘のカバーケースが8枚ほどありました。
ものの管理ができないことは、イコール自己管理ができない。それがわが家の玄関にも顕著に表れていたと言うことですね。
玄関掃除も今後の私のタスクに加わりました。
キレイさをキープしつつ自己管理能力も養っていけたら良いなと思っています。
片づけやお掃除は、自己啓発だ!
玄関のお掃除をやって改めて思ったのは、片付けやお掃除は、自分自身の気持ちを鍛えつつ、管理能力も養う、ある意味、「自己啓発」ではないかと。
「自己啓発」などと言うと、怪しげな高額セミナーを連想してしまいがちですが、ああいうセミナーで高額な料金を支払ってありがたいお話を聞いても、実は何も変わらなかったという経験があります。
しかし、こうやって、片づけやお掃除をすることで、家の中はどんどんさっぱりとして生き、くすんで薄汚れたものがピカピカになり、自分自身の気持ちと管理能力が日々上がっていることを実感しています。
「自己啓発」なんてやらなくても、まずは、身の回りの片づけや掃除を行うことで人生も整っていくことを確信してきました。