シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

「奇跡の3日片づけ」のやり方、断捨離とこんまり流との違いとは?

こんまりさんのやり方で片づけをスタートしたのがちょうど1年前。それから汚部屋だったわが家の片づけが加速しました。

しかし、やり方がまずかったのか、途中何度か挫折。1年経っても片づけが終わっておりません。

断捨離の本も読んでおります、整理収納アドバイザーの勉強もしました。手詰まり感がある中、片づけアドバイザーである石阪京子さんの「奇跡の3日片づけ」という本に出会い、これまでのやり方とは違いに、現状打破のカギがあると直観いたしました。


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そのやり方と、こんまり流、断捨離との違いをご紹介致します。

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片づけアドバイザー石阪京子さんの「奇跡の3日片づけ」のやり方とは?

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石阪京子さんは、整理収納アドバイザーでもありますが、宅地建物取引主任者でもあり、建築設計にも携わっていらっしゃいます。

ご主人とともに不動産業を営む中で「新居が片づかないために理想の暮らしをあきらめてしまっているお客さんがいることに気づく(引用元:「奇跡の3日片づけ」より)」ことにより、お客さんや友人の家を片づける「片づけ修行」に取り組むようになり、その中で「どんな家でも片づけきれるメソッド」を完成させたようです。

そのため実践から生まれた極めて実用的な方法になっています。

片づけるための3ステップ

具体的には次の3ステップで行います。

  • 1.「思考改革」で理想の暮らしを思い描く
  • 2.家一軒を「片づけ」切る
  • 3.「リセット」できれいをキープする

準備→実践→キープがあるため、片づけた後の生活もきれいな状態のままでいられます。

更にそれぞれ具体的にご紹介します。

1.「思考改革」で理想の暮らしを思い描く

「片づけたい」という思いがあっても、片づけた後にどんな暮らしをしたいのか?まで考える余裕はなかなか無いと思います。

実際、私も、こんまりさんの片づけノートで「あなたの理想の暮らし」という書き込みがあり、そこで止まってしまいました。

当時、パッと思いついたのが、マンションのモデルルーム。理由は、「お客さんをいつでも呼べる状態にしたい」というものでした。

が、よくよく考えると、家は、お客さんを呼ぶためにあるためのものではなく、家族が暮らすためのものです。わが家にお客さんが来るのは数年に1度くらいしかないのに、数年に1度しか来ない誰かのために家を片づけるというのもおかしな話しですよね?

そこで改めて、家族が暮らしやすい家ということを考えるようになりました。

この理想があったおかげで、どんどん片づけが進んでいったのだと思います。

2.家一軒を「片づけ」切る

「奇跡の3日片づけ」のメソッドでは、3日で、家一軒を「片づけ」切ります。

たった3日ですよ!!

家一軒片づけるなんて、途方もないプロジェクトで、何年もかかるものだと思っておりましたから、最初は「そんなこ絶対にあり得ない」
と思っておりました。

しかし、読み進むうちに、これならできるかもしれないと思ったのはやり方が極めて理に適っていてたためです。読みながら何度も「なるほど」と頷いていました。

片づけを行う3日のスケジュールは次の通りです。

  • 1日目:押入・クローゼット
  • 2日目:キッチン・洗面所
  • 3日目:リビング・玄関

その理由をそれぞれご紹介します。

1日目:押入・クローゼット

押入やクローゼットは、家の中ではバックヤード。普段は隠れているため、使っていないものがたくさん押し込まれてしまう場所でもあります。

この場所のものを見直すことで、片づけのスピードが加速し、不要なものを捨てることで、空いたスペースに、日常使うものを入れることができます。

押入やクローゼットを上手く使えば、不要な収納家具などが出てきますので、床面積も広く使えるようになります。

2日目:キッチン・洗面所

家の中で一番ものが多い割にはスペースが限られているのが、キッチンや洗面所などの水回りです。

1日目で「片づけ」や「捨てる」に慣れたところで、取りかかるので、ハードルが高く感じられても、頑張れるのです。

使用頻度の高い場所から次々に片づけていきますので、迷うことなく片づけが進みます。

3日目:リビング・玄関

最後は、お客さんが来たときに一番目に付くスペースです。なのでこの場所を片づけるポイントは「お客さん目線」です。

1日目、2日目と片づけ力を鍛えた末に、行いますのでその集大成になります。

「お客さん目線」なので、他人が見たらどう思うか?という視点で普段使っている場所を点検します。もし「お客さん目線」になることが難しいようであれば写真で撮影してみると改めてその問題点、おかしな点に気づくことができます。

そしてフィナーレは「書類のファイリング」です。石阪さんがOL時代から最も得意とするやり方なので、もの凄く参考になりました。

***

私は「収納やクローゼットから片づける」というやり方になるほどと思いました。こんまり流では、収納を空にするという視点がなかったので、全て片づけた後に収納の片づけに取りかかり、未だに試行錯誤しております。

今後はどこかの時点で、この3日片づけにトライしてみたいと思いました。

3.「リセット」できれいをキープする

片づけが終わったそれで終わりではありません。片づけた状態をキープするために、毎日15分の「リセット」をします。

たった15分のリセットで、リバウンドしない仕組みになっています。

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「奇跡の3日片づけ」と「こんまり流」、「断捨離」との違い

「奇跡の3日片づけ」を、片づけの大御所である「こんまり流」と「断捨離」と比較してみますと、その違いは「対象者」に当たると思いました。

ザックリ言いますと、

  • 「こんまり流」は、一人暮らし向け
  • 「断捨離」は、仙人またはミニマリストの暮らし向け
  • 「奇跡の3日片づけ」は、ファミリー向け

です。

わが家は、3人家族の極々一般的な家庭です。そこに一人暮らし向けの「こんまり流」と仙人またはミニマリスト向けの「断捨離」のやり方をやっていたため、ムリが出てきたのだと思います。

今後は「奇跡の3日片づけ」で、どこまで片づけられるかを実践してみようと思いました。