シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

いらないお土産・いただき物をもらったらどうしますか?困った地方の特産品・名産品たち

先日、と言っても1ヶ月以上前ですが、主人が東京方面に出張したときにお土産を頂きました。
千葉県の名産品のピーナッツです。

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殻付きの落花生は、けっこうかさばります。狭い台所なので置き場所仁困り、あっちこっちに置いて毎日移動させ、しまいには主人がいつも座っている場所にドンと置きました。

「これ、いつ食べるの?」と聞くと「腹減ったら食べる」と答えました。
それから1ヶ月以上経っても全く食べる気配がありません。

落花生なんて、わが家では、誰も食べません。いらないお土産もらってしまったのですね。

「困ったもんだ」と思っていましたが、他の使い道を見つけました。

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いらないお土産だった落花生をピーナッツバターにする

今回もらったピーナッツは、ピーナッツバターにしました。
殻を割って出す作業に1時間弱。
これだけゴミが出ました。
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殻の中に入っていたピーナッツはこれだけです。

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このピーナッツに自然塩少々入れて、ブレンダーにかけること10~15分後。


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なめらかなピーナッツバターになりました。
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ピーナッツバターならば、使い道はいくらでもあります。甘酒アイスクリームに入れて隠し味にしたり、パンに塗って食べたり、醤油と混ぜておかずにかけたり。
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狭い台所を塞ぎ、居場所が決まらず家の中をさまよっていた落花生の使い道も決まり(冷蔵庫)取りあえずほっとしました。

いらないお土産、残すものと捨てるもの

私は、食べ物をお土産としてもらう場合、残すものと捨てるものを分けています。

残すものは、加工されていないお土産です。特に地方の特産品・名産品と言われる、今回の落花生のようなものは、何としても使い切る努力をします。

その土地の土と気候で育まれ収穫された食材は、その土地の環境をまるごと含んだものです。そこに行かなくともその土地の環境を頂ける、とても有り難いものです。

しかし、加工されたお土産はゴミとして処分します。なぜならば、加工されたお土産に価値はないと考えているからです。

本来の姿を無くした特産品・名産品

その地方の特産品・名産品と呼ばれるものでも、添加物と砂糖漬けになったものは、悲しいかな、本来の姿ではありません。

例えば、仙台の名産品と呼ばれる「ずんだ餅」ですが、本来はあんなに砂糖が入った甘いものではありませんでした。

元々は、枝豆に自然塩を加えて本来の甘さを引き出し、潰したものです。ずんだ餅のずんだに砂糖を入れるようになったのは、戦後あたりからなのです。

砂糖を入れることで日持ちするようになり、更に添加物も加えて、賞味期限を延ばして商品として販売されるようになりました。この時点でもう、本来の名産品である「ずんだ餅」とは別物になっています。

漬物なども、本来は野菜と自然塩だけでできるものなのに、砂糖や添加物を入れて商品化して「●●の名産品」として、何食わぬ顔をして、お土産として販売されています。
砂糖と添加物が悪いのではなく、お土産は地方の特産品・名産品の名を悪用している

砂糖と添加物は身体に悪いものです。砂糖が悪い理由はこちらでも紹介しております。⇒砂糖を断捨離して10年。得たもの、失ったもの。本当は恐ろしい砂糖の正体とは? - シンプルライフ物語

砂糖は突き詰めると、添加物の一種です。

お土産は、地方の本来の名産品を語り、本来の姿ではないものを売っているのいうのがとても残念だと思っています。

海外から材料を取り寄せ、その地方ではない場所にある工場で大量に作られ、添加物と砂糖漬けされた食べ物に、地方の雰囲気をパッケージングして少し高く売る。このやり方が私の価値観と合わないのですね。

私の価値観は、その土地できた食材のおいしさを自然塩で引き出し、人の手を加えて作られた食べ物を、美味しく頂くというものです。

賞味期限が短くとも、多少不格好でもその方が何百倍もありがたい、と思っております。

私は、地方の名産品として売られる土産ものに対して「勝手に本来の姿を壊すな」と言いたい。

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お土産というのは、人の心を利用した商慣行

ここまで来たら、言いたいことを最後まで言います。

旅行に行ったり、地方に出かけると、お世話になっている人たちや知り合いに「お土産を買っていこう」という気持ちになるものです。
または、「旅行する」と言って出てきた手前、土産のひとつも買わずに帰るのはちょっと気が引けると思うため、何かしらの手土産を買っていこうと思います。

この気持ちに応えて(利用して)、観光地やその駅周辺のお土産やさんでは、たくさんのお土産が並べられています。

ただ、その地方で収穫されたものではないもの、本来の特産品・名産品の姿ではないものを、その地方の特産品・名産品として売るというやり方はどうなのかな?と思っています。

食べ物を商品化する場合、賞味期限とか衛生面とか色んな問題があり、仕方なく現状の姿になっていると思うのですが、あまりにも本来の姿ではないものが全国的に広まっているため、何が本物なのか分からなくなっています。

この話しを突き詰めるとスーパーで売っている食品にまで話しが波及してしまうので止めておきますが...

とにかく添加物と砂糖漬けされた食べ物を特産品・名産品として土産物として売る商慣行、もういい加減やめてもらいたい。