シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

砂糖を断捨離して10年。得たもの、失ったもの。本当は恐ろしい砂糖の正体とは?

砂糖断捨離して10年になります。
白砂糖はもちろん。黒砂糖、三温糖、てんしょ糖、和三盆、はちみつなど一切摂取しておりません。
以前の私は、
「砂糖が無い人生なんて、炭酸の抜けたビールのようで味気ない」
と、考えていたほど甘いものが大好き。
どんなに辛いことがあってもスイーツに助けられた私が、砂糖を断捨離したことで得たものと失ったものとは?
そして、本当は恐ろしい砂糖の正体についてご紹介します。

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砂糖を断捨離して得たもの

鋭敏な味覚

砂糖を取っていた頃は、味覚に対して鈍感でした。
どれくらい鈍感だったかと言いますと、毎朝、自動販売機で「ネクター」という桃の甘ったるいジュースや砂糖たっぷりの缶コーヒーを飲んでも「甘い」とすら感じませんでした。

何でもかんでも甘い味付けが好みで、チョコレートと白いご飯を一緒に食べるくらい味覚オンチでした。

しかし、砂糖を断捨離してから、味覚が正常になりました。
以前は、レストランなどのお料理を食べてもどんな調味料が使われているのか分かりませんでしたが、今はクリアに分かります。

味覚に対して敏感になったので、本当に良い食材を使っているお店とそうだないお店が、宣伝などに踊らされず判断できるようになりました。

疲れにくく回復しやすい身体

砂糖をたくさん取っていたときは、疲れたら甘いものが食べたくなり、甘いお菓子をたくさん食べていました。
それでも疲れは取れず、更に甘いものを求めていました。
体調はいつもダルく、低血圧。
午後3時過ぎには、疲れ果てて、仕事に集中できない状態になっていました。それを甘ったるいコーヒーでごまかして何とか1週間切り抜けていました。
脾臓や腎臓が常に疲れ切っている感じでした。

しかし、砂糖を止めてから、疲れたら天然の塩を取るようになったら体調はすぐに回復。
朝から元気で、夕方まで元気な状態をキープできるようになりました。どんなに疲れても、睡眠を取れば翌朝には元気な身体に回復しています。
砂糖を取り過ぎていた頃の、頭がいつもボーッとしている感覚がなくなり、常にクリアな頭と意識で毎日を過ごせるようになりました。

丈夫な骨と歯

私は幼い頃から砂糖をたくさん食べていたため、虫歯が酷く、ほとんどの歯が虫歯になり、詰め物が入った状態です。
砂糖を止めるきっかけになったのが、出産後歯医者さんで歯を診てもらったときに、「歯を保護するエナメル質が全部無くなり、ぼろぼろになっている」と言われました。
そして私の食習慣に触れ、「砂糖を取り過ぎているせいだ」とはっきりと言われました。
それから砂糖を一切取らないと決心。
それ以来、虫歯になりにくい歯になりました。

ムダなことに悩まない心

砂糖を取り過ぎていた頃は、精神的に鬱っぽくなることがおおく、ムダなことをたくさん考えていました。
「砂糖は脳に良い」という、まことしやかに言われていた噂を信じて、頭を使うときに砂糖を積極的に取っていたのですが、感情の起伏が激しく、急に悲しくなってぽろぽろ涙が出てきたり、ありもしないことを考えて苦しくなったりしていました。

そして常にイライラして怒りっぽくなっていました。

砂糖を止めてから、砂糖をたくさん取っていた頃のクヨクヨ悩む癖や鬱っぽくなって落ち込むことがなくなりました。

なぜあのとき精神的におかしかったのか?客観的に考えてみると砂糖をたくさん取っていたせいだと推測されます。


シンプルだけど美味しいお料理を作れるようになった

私はお料理に砂糖は一切使いません。
天然の塩を使って、食材の持つ味を引き出しています。
そうすると、ややこしい調味料の調整をせずとも、美味しいお料理ができあがります。

やっていることはとてもシンプルなのに、味が格段に違う料理ができるのでとても楽になりました。

砂糖を断捨離して失ったもの

甘ったるい食べ物は全て食べられなくなった

甘ったるい味付けの食べ物は全て食べられなくなりました。
日本中ほとんどの食べ物は砂糖が使われていますから、砂糖を使っていないお料理を探す方が大変です。
例えば、「駅弁」などの「弁当」に使われる煮物は砂糖が入っています。甘ったるくて、口の中に入れたとたんに吐きそうになります。
なので、お金を出してわざわざ食べようなんて思いません。。

コンビニスイーツは見ても食べたくなくなった

コンビニなどに売られているコンビニスイーツはどんなに魅力的なネーミングで見た目も美味しそうにしていても、全く食べたいとも思わなくなりました。

甘い清涼飲料水や市販のアイスクリームが甘すぎて取れなくなった

コンビニスイーツと同様に、甘い清涼飲料水や市販のアイスクリームも食べられなくなりました。
身体の中に入れると、膵臓や脾臓が悲鳴を上げそうで怖いのです。

本当は恐ろしい砂糖の正体とは?

砂糖は、甘い顔をしていますから、みんなの人気者です。

しかも、調味料の「さしすせそ」の中に入っているから、お料理には必須の食品だと思い込まれています。

私のように砂糖が嫌いでコンビニスイーツやアイスクリームを食べないような人は、相当の変わり者か偏屈者でしかありません。

砂糖は良いイメージでしか伝わっていないので、普通に生活している分には、その正体は誰にも分からないようになっているのです。

調味料の「さしすせそ」の本来の順番は、「酒、塩、酢、醤油、味噌」です。
「酒」のところがいつの間にか「砂糖」に変えられてしまっていたのです。

砂糖の精製工程で知る、砂糖の本当の姿

砂糖は、サトウキビやビートから抽出されますから、自然のビタミンやミネラルがたっぷり含まれているようなイメージがあります。
しかし、砂糖にビタミンやミネラルはありません。
精製される課程で、原料のサトウキビやビートが持っていた全てのビタミンやミネラルが失われます。
その精製プロセスで、様々な薬剤(化学物質)を混入して作られ、最終的には自然界にない姿のものが製品化されているのです。
砂糖は、厳密には食品と言うよりは食品添加物と言った方が良いかも知れません。
砂糖の精製プロセスで使われる代表的な薬剤(化学物質)は、苛性ソーダ(強アルカリ性)や硫酸(強酸性)です。
苛性ソーダも硫酸も人間の身体に害がありますから、砂糖は危険な食品で、本来ならばスーパーなどで売られて良いわけはないし、食品に使われてはいけないものなのです。

しかし、国は法的に砂糖を認めていますし、砂糖が入ったコカコーラを「トクホ」として健康に良い食品として販売することを許可しています。

砂糖の身体に及ぼす害などは、様々な人が色々な角度から言っています。

例えばお医者さんの書いた本。

 

医者とおかんの「社会毒」研究

医者とおかんの「社会毒」研究

 

 


更に、映画監督が自ら人体実験として砂糖を毎日摂取した結果をドキュメンタリーとして映画化したもの。

 

あまくない砂糖の話(吹替版)

あまくない砂糖の話(吹替版)

 

 

これらの情報は、小さいお子さんを育てているお母さんやお父さん、健康に気をつけている方々全てに知ってもらいたいです。

このような情報から、砂糖とのつきあい方をもう一度見直して見るのも良いかも知れません。

私は、砂糖を断捨離したお陰で、虚弱体質、精神的弱さから脱出できました。

もし、身体の不調を少しでも感じているようであれば、砂糖の取り過ぎもあるかも知れませんよ。

砂糖を取らなかったら甘いのはもう食べられないの??
と思っている方、ご心配なく。

身体によい甘未や罪悪感なしにたくさん食べられるスイーツについて、どこかでご紹介しますね。