年賀状を出さない人が増えています。
わが家も主人は年賀状出さない派。ずいぶん前から「年賀状は今年で終わりだ」と言っており、現在は会社の上司と親戚だけに出しているようです。
私は、結婚して子どもが生まれてから、付き合う人たちがどんどん減り、どうしても出さなければいけない年賀状は無くなりました。
しかし、年賀状を断捨離しておりません。
その理由は?
スポンサーリンク
年賀状を断捨離しない3つの理由
年賀状、面倒くさいです。しかし、私がどうしても断捨離できない理由があるのです。
それは、次の3つに要約できます。
1.お礼状としての役目
2.安否確認と根比べ
3.風物詩を楽しむ
詳しくは次の通りです。
1.お礼状としての役目
年賀状のやり取りが過去のご縁をつないでくれるという意味合いをフルに活用しています。
特に、ここまで来るまでにお世話になった方々へは、私の一生をかけても感謝してもしきれないほど。
そのような恩人の方々への年賀状は、欠かしません。
恩人の方々とは、メールでもLINEでもFacebookでもつながっていません。唯一、年賀状のやり取りがご縁をつないでくれます。
年賀状のやり取りがなくなれば、恩人の方々とのご縁もぷっつりと切れてしまいます。
ご縁をつなぐという意味もありますが、毎年1度、年の改まる時に、感謝のひと言を添えてお礼を書けるという意味で、年賀状は大変ありがたい。
恩人の方々へは、1年に1度、お礼状と近況のお知らせを、させてもらっています。
2.安否確認と根比べ
小学校時代から3~40年ほど年賀状のやり取りをしている友人がおります。
他にも学生時代の友人や会社に入った頃からの同僚、子どもが生まれる前からおつきあいのあるママ友など。
10年以上会っていないのに年賀状のやり取りだけは律儀に続けています。
「もう出さなくとも良いかな?」
と思うこともありますが、お正月に年賀状が届くと「やっぱり出していて良かった」と安心します。
時々、もうそろそろ出さなくとも良いかなと、こちらの都合で出さずにいて、向こうから年賀状を頂いた時は、非常に申し訳ないと思ってしまうのです。
そういう意味で、今は、安否確認と近況報告に加えて、相手が「もう出さない」と言うまで、根比べの意味で出し続けてるつもりです。
3.風物詩を楽しむ
私の身勝手なのですが、年賀状は出すのは面倒だけど、もらうのは非常に嬉しい。
郵便受けにたくさん届いている年賀状(ほとんどか子供宛てのもの)の中に、私宛のものが混じっていると心踊ります。
お正月は、年賀状をもらい、久しくやり取りしていない友だちの近況を知る。
そして「あぁ、また1年が始まるな、頑張ろう」と思うのが、私の中のお正月の風物詩。
だから、年賀状をもらわないお正月なんてちょっと寂しいと思うのです。
年賀状を細々続けよう
そんなこんなで、今年も年賀状を16枚、書き上げました。
袖振り合うも多少の縁。
年に1度、年賀状のやり取りだけでもいいじゃない。
これからも、細々と年賀状を出し続けていくつもりです。