シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

【実家の片づけ】台所の食器棚の断捨離。ビフォーアフター公開!

実家に帰省しました。

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今回、ショックだったのが、家中ホコリだらけになっていたことです。
私が寝泊まりする座敷の壁や床など、どこもかしこもホコリが積もっており、まずは雑巾を絞って拭いてきれいにして荷物を入れました。

元々きれい好きな母は、小まめに掃除と片づけをしていましたから、実家は、いつ帰ってもこざっぱりしていたのです。

しかし、昨年の夏に帰った頃から、うっすらとしたほこりが目立つように。

その少し前、母は、悪性リンパ腫と診断され、抗がん剤の治療を受け、しばらく入院していました。

幸い快方に向かったものの、治療後はめっきり体力がなくなってしまい、思うように動けなくなってしまいました。

実家は、両親と弟の3人暮らしです。母以外に積極的に掃除をする人がほとんどおらず、家中がホコリだらけになっていました。

そんな実家の片づけに、せめて帰省した時くらいは私がやらなければと重い腰を上げたのが今年の夏。

今回は、実家の台所にある食器棚の片づけに着手しました。

途中経過とビフォーアフターを公開いたします。

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実家の片づけ、食器棚を片づける

私の実家は、両親と弟の3人家族。
なのに、部屋数は10以上あり、持ち物は来客時のことを考えて、家族の人数の5~10倍くらいを所有しています。
来客用の布団や、来客時に出すお茶やビールのコップ、湯飲み茶碗、皿やどんぶりまで。
更に、もらい物がやたら多く、2階の1室がもらい物の山になっていました。

それでも、生活に支障はなく、突然私が「ものを捨てたら良いよ」とか「汚いから掃除したら」と言ったところで、素直に聞いて行動に移すということは絶対にありません。

そこで、どうしたら実家が片づくのかをリサーチしたところ、下記の手順で行うのが平和に進められそうでした。

1.自分のものを捨てる
2.台所の片づけ
3.リビングの片づけ
4.その他の部屋の片づけ
5.親の持ち物の片づけ
6.思い出のものを片づける

まず、今年の夏は、「1.自分のものを捨てる」ことに徹しました。

1.自分のものを捨てる

始めは、実家にある自分のものから片づけました。

実家にある自分のものは、収納場所に困り、実家に送ったものや実家で暮らしていたときに所有していたもの。既に使っていないものばかりですので、ほとんどのものを処分しました。

その時の様子はこちらの記事でご紹介しています。

 実家の思い出のものを片づけ⇒実家の片づけの順番は、まずは、自分のものから。思い出のパンド ラを開けてしまったら? - シンプルライフ物語

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実家のおもちゃやガラクタを片づけ⇒実家の片づけは、思い出との葛藤の連続。ガラクタおもちゃの断捨離で気づかせてくれたものとは? - シンプルライフ物語

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実家に送った大量の古本を片づけ⇒実家にある大量の古本を処分しようとしたところ、想定外の展開に!何が起きたのか? - シンプルライフ物語

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2.台所の片づけ

今回(年末)は、台所の片づけを行うことにしました。

台所は、母が食事を作り、盛り付けるスペース。母が1番使う場所です。

実家の台所は、10畳ほどありますが、北側と南側、二面の壁に食器棚が置かれています。


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それぞれの食器棚の中身は、片方は皿やどんぶりなど、もう片方はコップなどで、どちらもぎっしり詰め込まれています。

今回は、こちらのコップなどがぎっしり詰め込まれている食器棚を片付けました。
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まず、母に「ものが少ないと仕事が楽だよ」とそれとなく言ってみました。

母は、「お正月の準備で忙しいから今じゃなくとも良い」と渋っていました。

確かに、台所の全てのものをひっくり返すのは、大変なことになります。まずは北側の食器棚の片づけから提案しました。

母に最初に言ったのは、
「この食器棚、いらないものたくさんあるんじゃないの?」

母は、「いらないものなんてない」と答えました。

失敗しました。

たとえごちゃごちゃしたものでも、実家の持ち物です。よそに出た私が「いらないもの」なんて言ったら失礼に当たります。

最初の質問はNGでした。

気持を改めてもう一度聞いてみました。

「これ全部使っていないよね?使っていないものがあると使えるものを取り出したりするのに邪魔になるからよけておいた方が良いんじゃない?」

母は納得した様子で、「これとこれ」などと言って、使っていないコップを取り出しました。

それから次々に使っていないものを抜き出したのです。

コップや湯飲み茶碗など、不用なものが30個ほどありました。


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たまたま台所を通った父が、びっくりして「何で、こんなにコップを出しているのか?」と聞いてきました。

私が「使っていないから捨てる」と答えると、

父は「まだ使えるじゃないか、お前が持って行って使え」とむちゃくちゃなことを言い出しました。

確かにまだきれいな状態です。

父にとっては、「もの=財産」ですから、使えるものを粗末に捨てることがどうしても理解できないようでした。

父は手伝う気などさらさらなく、何か頼まれるのを避けて、すぐにその場を立ち去りました。

父が去った後も母と黙々と食器棚の中にあるものから上に置いてあるものを「要るもの」「要らないもの」と選別。


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使わないもので捨てることを渋っていたものは、「私がもらっておく」と言って一旦引き取ることに。

私も使わない場合は、自宅に戻って捨てる予定です。

本日は、一時父の登場で、どうなるかと思いましたが、割とスムーズに片づけが進みました。

食器棚のアフターです。
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これでもずいぶんスッキリしました。

おわりに

うちの親にとっては、自分たちのものだけではなく、いつお客さんがきても恥ずかしくないように、来客用のものも揃えておくという考えが当たり前のようです。

冠婚葬祭や法事などがある場合、近所の人たちやいとこたちが集まります。そうなると、たくさんの量の食器が必要になるのです。

まだ「寄り合い」などの古い習慣が残っている地域です。

来客用も備えておくというのは、うちの実家だけではなく、田舎の人たちの普通の暮らしのようです。

ものが多いと管理が大変で、掃除もやりにくくなります。

母が、仕事しやすいように、できるだけものを減らそうと思いましたが、一気に減らすのはまだ難しいと感じました。

台所の食器棚ビフォーアフター

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